moving （movies and musicals）コミュのトランス

TRANCE

ダニー・ボイル

ジェームズ・マカヴォイ/ サイモン
ヴァンサン・カッセル/ フランク
ロザリオ・ドーソン/ エリザベス
ダニー・スパーニ
タペンス・ミドルトン
サイモン・クンツ
マット・クロス

　「スラムドッグ＄ミリオネア」のダニー・ボイル監督がのジェームズ・マカヴォイを主演に迎えて
贈るスタイリッシュ・クライム・サスペンス。名画盗難と催眠療法をキーワードに、潜在意識を巡って主人公
３人の関係性が二転三転していくさまを、過激なバイオレンス描写を織り交ぜつつ、スリリングかつ
スピーディに描き出していく。（by allcinema）

超ネタバレです

面白かった！
めっちゃ、疾走感ありで。
途中、エリザベスがネタばらしするところから、更に事件が加速。
これって、部下２人は現実でも殺されたってことだよね。

で、フランクはエリザベスが気に入ったから、生かしてもらって、
絵はエリザベスが有難く自分のものにしていて、
記憶消去ボタンも添付したタブレットをフランクに送るんだ。

で、押すかどうか迷っているフランクが可愛すぎて、
なんだか爽やかなエンディング♪

って、間違ってるーっ！

だって、主人公が殺されちゃったんだよ。
その前に、主人公が恐ろしいストーカーだったんだよ！
なんでだー。
えーん、マカヴォイくん。
あんたは、そんな人だったのか。
（

役柄と俳優を混同しないようにしましょう）

でも、エリザベスのやったことは、間違ってはいないんだよね。
自分が殺されるかもという危惧は、そのまま実現してしまったし。
犠牲になったのは自分でなく赤い車に乗ってた女性だけど。

でも、彼女の企みも色々な偶然が重なって実現したもの。
どこまで催眠術をかけられたかなんて分からないしー。

盗品一覧の中に、モディリアーニの「扇を持つ女」が登場。
これって、007最新作でも登場してたよね。
現在手元に持っている人物（←現実に盗品状態）は、
ドキっと責められる気分になるのかな。
それとも、自分の手元にあるんだぞーと優越感に浸れるのかな。

でさ。

ボイル監督作品は、音楽がたいてい良いんだけど、
今回は、画面とストーリー展開に気をとられて、
耳に音楽が全然残っていないという始末。

そのうちギンレイでやってくれないかな。
最近、行ってないけどさ・・・。

あ、マカヴォイくん、なんだか顏が変わったよね。
老けたっていう感じでもないんだけど、なんだろ、丸くなったのかな？
いや、彼は最初から丸顔だよね。…ううむ。