moving （movies and musicals）コミュのブロークンシティ

BROKEN CITY

アレン・ヒューズ

マーク・ウォールバーグ/ ビリー・タガート
ラッセル・クロウ/ ニコラス・ホステラー市長
キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ/ キャサリン・ホステラー
ジェフリー・ライト/ コリン・フェアバンクス
バリー・ペッパー/ ジャック・ヴァリアント
アロナ・タル /ケイティ
ナタリー・マルティネス/ ナタリー・バレア
カイル・チャンドラー/ ポール・アンドリュース

マーク・ウォールバーグ、ラッセル・クロウ、キャサリン・ゼタ＝ジョーンズの豪華共演で贈る
政治サスペンス。市長と因縁浅からぬ元刑事の私立探偵が、市長夫人の浮気調査を依頼されたこと
から市長選を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていく。（by allcinema）

超ネタバレです。

試写会にて鑑賞。

マークさんだからアクション主体かなと思ったら、
予想外に頭を使って観てね作品だった。

めっちゃ台詞が多い。
登場人物もごちゃごちゃ多い。
裏で汚いことをするエリアにいる人がたくさんいて、
だれが実行犯なんだか名前を聞いても顔が浮かばないパターン。

誰だいマードックって。

一応、大筋は予想通りなので、追いていかれる心配はない。
そして、真っ黒なのは現市長だけで、残りはグレーかな。
ある意味、グレーゾーンにいる人が多すぎて大混乱、みたいな。

だって、マークさんだって無抵抗な犯人を射殺した警官だし、
それをネタに最後は揺すられるし。
警察官ボスは、市長にたかってホテル住まいだし、
市長妻は、市長の汚職を暴いて離婚を有利に進めようだし、
市長候補はゲイでヘタレだし。
ま。市長候補の片腕が実は恋人だったってことは、
公然の秘密なのかもしれないが。

マークさんの恋人で同居していた女優さんが、彼と別れたら
画面からあっさり姿を消したのには驚いた。
そして、探偵事務所の美人有能助手が新しい恋人候補な終わり方。

ここでテレフォンカードが。
テレフォンカードって、米国ではまだ現役で使えるものなのかな。
日本とどう違うんだろ。

必要悪というものがどこまで許されるのかって考えだすと
結構哲学的な作品かも。

あ、萌えシーンは、バリーさんの泣き顔っすよ♪
みどころは、ラッセル・クロウの演説場面かなー。