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moving (movies and musicals)コミュのリアル〜完全なる首長竜の日〜

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映画リアル〜完全なる首長竜の日〜
いす黒沢清

佐藤健/ 藤田浩市
綾瀬はるか/ 和淳美
中谷美紀/ 相原栄子
オダギリジョー/ 沢野
染谷将太/ 高木真吾
堀部圭亮/ 米村
松重豊/ 晴彦
小泉今日子/ 真紀子

メモ第9回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した乾緑郎の小説を黒沢清監督が映画化した
ミステリー・ラブロマンス。昏睡状態となった恋人を目覚めさせようと“センシング”という最新医療技術で
彼女の意識の中へ入っていく青年を主人公に、次第に彼の周りで仮想と現実の境界が曖昧となっていく
さまを、ホラー・テイストの演出を織り交ぜ、ミステリアスに綴る。(by allcinema)

完全なる首長竜の日という副題の[完全なる]は、【竜】と【日】のどちらにかかるのかを、
(完全なる竜 or  完全なる日のどちらかということ)
突き止めたかったのですが、うーん、竜、なのかなぁ。
スケッチブックの走り書きが3次元に実体化したのですから。

これをネタバレせずに語るのは難しいねぇ。
最初は男が昏睡状態の女をセンシングで呼び戻そうとしていたのが、
実は昏睡状態なのは男の方だったという展開で、
彼が書いていたホラーマンガのルーミィはモリオのモノグラムで、
それは、水難事故で亡くなった少年モリオのこと。
で、脳死した男が女の必死のセンシング内の活動で生き返る。
そして、最後には目を開ける。

とまぁ、こんな感じ。

中谷美紀の前半の妙に棒読みな感じが素晴らしい。
そして、フィロソフィカルゾンビという存在もナイス。
前半の病院の空気のような、どっか人工的で、清潔だけど
よそよそしい空気感が最高。

そして、後半になったら、明らかに空気感が変わるのも上手い。
ここのリアルな空気感は好きではなかったけど。

ゾンビが目の前にどーんと存在してくる映像が楽しかった。
ゾンビというよりゾンビ風オブジェという感じでしたが。

キャストは見事に無駄遣いだわ。
ゾンビ風の編集長とかアシスタントとかは楽しかったけど。

で、一応、ハッピーエンドな終わり方になってたけど、
最後の場面も、空気感が病院っぽかったから、あれは実は誰かの夢
ってことにしましょうよ。

そうだとしたら、ちょっと楽しさ倍増なんだけどな。

首長竜は、オモチャのような、タツノオトシゴが入った小さなガラス瓶が
ペンダントヘッドの紐製ネックレスでおとなしく海に戻っていったけど、
そんだけ?感がふつふつ。

もっと、いじめたれー。
って、思っちゃダメですか?

主役2人はよく頑張ってたし、佐藤健は、ホラー風味も会っててナイス。
綾瀬はるかも前半の違和感が面白かったかな。

ま。映画館で観れて正解だったかも。

でも、もやもや残ったものが気になって原作を買って読み始めたら、
・・・全然設定が違うんですね。

これから映画に近づいてくるのか、それとも全然違う話のまま進むのか
気になります。

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