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moving (movies and musicals)コミュのかぞくのくに

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映画かぞくのくに
いすヤン・ヨンヒ

安藤サクラ/リエ
井浦新/兄/ソンホ
ヤン・イクチュン/ヤン同志
京野ことみ/スニ
大森立嗣/ホンギ
村上淳/ジュノ
省吾/チョリ
諏訪太朗/叔父/テジョ
宮崎美子/母
津嘉山正種/父

メモドキュメンタリー「愛しきソナ」で知られる在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督が、自らの体験を
題材に、国家の分断によって離れ離れになった家族が傷つきながらもたくましく生きていく姿を描いた
ドラマ。(by eiga.com)

リバイバル上映にて鑑賞。

北朝鮮の「帰国事業」によって、離ればなれになった家族の
つかの間の再会を描いたもの。

15歳で親の指向で北朝鮮に渡った兄。、
向こうで脳腫瘍になって治療のために帰国。
でも、期間は3ヶ月。
…どころか、実際な1週間程度だったか。

彼らの国では、理由もなく、ただ命令が下る。
それに従うしかない。
思考停止が、生き抜くための武器。
そうでなければ狂ってしまう。

そんなところ。

兄を本国へ送り出したのは父親。
本人は今でも認めてはいないけど、
当時は皆が良かれと思ってやったことなのだろう。

なんだかんだで、理不尽なこと一杯。
でも、家族に命令を下す人も上からの
命令に従っているだけ。

『上』って、何?
どこにこの怒りをぶつければ良いの?

でも、作品のトーンとしては、北朝鮮の
理不尽さを客観的に伝えてはいるけど、
そこに政治的な意識、批判などは
含んでいない気がする。

ただ事実があり、
それに対するある家族の反応がある。

兄が帰国した。
ってか、来日した、
だから、舞台は日本なんだけど、多分、
そこは日本であって日本ではない社会。

日本人社会とは別の、閉鎖的な管理社会。
と言っても、かわいいオカマさんの存在は
許されているようだけど。
(彼女(or彼)の存在がフィクションかリアルかは
分からないけどw)

怒りを昇華させるしかない場合、人の反応はさまざま。
近くの人物、味方に、敵に、怒りを向ける。
あるいは、思考を停止する。
この家族の母親は、愛情に変換してたっけ。

何もかもすっぱり縁を切ったのが妹。
だから映画監督になれたのか?

あの『ぼっちゃん』の国、
そこは、人々を思考停止させるシステムが
整っている国なのかもしれない。

なるほど。

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