moving （movies and musicals）コミュのエンド・オブ・ザ・ワールド

SEEKING A FRIEND FOR THE END OF THE WORLD

ローリーン・スカファリア

スティーヴ・カレル/ ドッジ
キーラ・ナイトレイ/ ペニー
メラニー・リンスキー
アダム・ブロディ
ジリアン・ジェイコブス
パットン・オズワルト
Ｔ・Ｊ・ミラー
コニー・ブリットン
デレク・ルーク
ロブ・コードリー
マーク・モーゼス
ウィリアム・ピーターセン

地球滅亡が目前に迫る世界を舞台に、ひょんなことから２人旅に繰り出す男女の
道行きを綴る異色のロマンティック・ロード・ムービー。（by allcinema）

原題が長いなぁ…。
タイトルがエンドロール前に出るパターンだったな。

地球の滅亡まで２１日間という設定。
何かを始めるには短すぎて、
何もしないにしては長すぎる。

ニュースキャスターの最後の挨拶に
タイタニック号で弦楽器を演奏してた奏者がだぶったな。
あ、いつも通りに仕事にきた掃除のおばさんも同じかも。

通常の生活を送るために、必要なのは人の手。
その人の手は、生活を続けるためにあるのだから、
生活が終われば終わり。
って、意味不明か？

英国への最後の飛行機とか、
ありがちな近所の暴動とか、
週末っぽいイベントもありつつも、
なんだか穏やかな世紀末。
そんな、地球の終わり。

でも、終わりがあるからこそ、
物事の本質が見えてくることもあったりして。

そして、こんな連れ合いは捨てようとか、
例えば、よく知らない隣人と旅にでようとか。

２１日間は、何かを終わらせるには十分な時間とも言える。
長年のわかだまり。
言えなかった言葉。
届けるべき気持ち、などなど
心の澱をすぅっと流すには十分な時間。

海辺で繰り広げられていた天国のような穏やかな風景は
何かの宗教の集まり？　ま、何でもいいけど。

ふつうのキーラがかわいかったなぁ。
ふつうのスティーブが地味だったなぁ。
ま、彼がハンサムという意見には同意するがｗ

衛星電話を使えてるアフリカ系集団は生き延びたかなぁ？
あれはすごいなと。
貸してくれた車はソーラーカーかな？

よく考えるとボロボロな設定なのに
心地良い作品だったなぁ。

温かい涙をくれる作品、かも。