moving （movies and musicals）コミュのシルク・ドゥ・ソレイユ３Ｄ彼方からの物語

CIRQUE DU SOLEIL: WORLDS AWAY

アンドリュー・アダムソン

シルク・ドゥ・ソレイユ
エリカ・リンツ
イゴール・ザリポフ

　アクロバティックなパフォーマンスと華麗で幻想的な演出を組み合わせたステージで世界中の
人々を魅了するエンタテインメント集団“シルク・ドゥ・ソレイユ”。本作はそんなシルクの魅惑のステージを
モチーフに、「アバター」のジェームズ・キャメロンの製作総指揮で贈る３Ｄファンタジー・ラブストーリー。
（by allcinema）

舞台を実際に見ているかのような効果をねらった３Ｄ。
まぁ、それなりに、効果的。

気に入ったのは、歌舞伎風メイクで黒髪を結っている、
顔の長い悪役手下、NO.１．。
三銃士（帝劇でやってた版）のロシュフォールみたいな印象。
親分は黄色い派手な衣装を着ているし。

途中まで道案内をしていたジョーカーもヒース・レジャーっぽくて、
（ま、怖くないし、汚くはないけど）、ちょっと素敵だったな。

あと、重低音音楽で、赤い衣装で、でっかい回し車のセットを
ぐるぐる回しながら、芸をする演目も迫力があってよかったなぁ。

ストーリーはあってないようなもの。
シルクの代表的な演目を、主人公が人捜しで迷い込む展開で
紹介していく感じ。

誰も乗っていない三輪車の道案内は、不思議な感じで気に入ったけど、
出会ってからの２人のデュエットは、ちょいと退屈だったかな。

あと、使われていたビートルズの代表的な名作が
『お湯に入れろ、ヅラ』に聞こえてしまったのも、ちょっと残念でした。
この作品のせいではないのですけどねぇ^^;