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映画THE CITY OF YOUR FINAL DESTINATION
いすジェームズ・アイヴォリー

アンソニー・ホプキンス/ アダム(作家の兄)
ローラ・リニー/ キャロライン(作家の妻)
シャルロット・ゲンズブール/ アーデン(作家の愛人)
ノルマ・アレアンドロ
アレクサンドラ・マリア・ララ
オマー・メトワリー/ オマー・ラザギ(若き伝記作家)
真田広之/ ピート(アダムのパートナー)

メモ日本でも評判を呼んだピーター・キャメロンの同名小説を名匠ジェームズ・アイヴォリー監督が
映画化した文芸ドラマ。自殺した作家が残したウルグアイの古い邸宅で、時が止まったかのような
静かな生活を送る遺族たちが、作家の伝記執筆の許可を求めて現われたアメリカ人青年の登場に
よって様々な変化を引き起こしていくさまを、退廃的にしてエキゾチックな雰囲気の中、繊細かつ
格調高い筆致で描き出していく。(by allcinema)

昼間の回でなんとか鑑賞。
年齢層が高い!
隣で試写会マニアのおばあさまが話している!

で。

色々な登場人物のキャラがクリアで
枠がきっちりしていて、鮮やかで、面白かったです。
特に三者三様の強い女達の対比がおかしいかった。

一人は主人公の恋人。
目的のためには手段を選ばないタイプ。
預かっている犬がいるのに旅行に行ってしまう。
犬の預け先は、捨て犬収容所。
(30日以内なら殺されないってことらしい。)

主人公とは正反対のキャラだったなぁ。
例えば、主人公は作家の知り合いにすんなり受け入れられれたのに、
彼女に対しては、会った途端警戒態勢を取られてましたから。

次は、作家の奥様。
いつもフォーマルな服装で、心の敷居の高い人。

最後は、現地在住のおしゃべり金持ちおばさん。
若い男を両側にはべらして、知人と出会うと弾丸トーク。
作家とも旧知の仲だったらしい。

それぞれが、たくましい・・・。

ま、それは置いといて〜。

主要人物は亡き作家と同居していた人達。
彼らの中心にいた作家が自殺したことで、
それぞれが作家という籠に閉じこめられて動けなくなってた人達。
(だからこそ、アダムはピートだけでも、この場所から解き放そうとしていたのかも。)

彼らがそれぞれの自由を手に入れていくというのが、この作品のストーリー。
籠から出されて行きたいところに、そしてやりたいことをやれるように
なったってことだよね。

その、籠の鍵を持っていたのが主人公。
主人公が、彼らの中心になるべき人物となったことで、
それぞれが自爆霊(亡き作家)から解き放たれていくという。

そうだよな、ある意味、誰の恋人になってもおかしくない人物だもの。
2人はゲイだし。・・・ま、主人公にその気はないだろうけど。

魅力的だったよなぁ、主人公。
人当たりが柔らかくて、でも草食系じゃないよ、みたいな。

真田さん演じるピートの存在も良かったなぁ。
彼がいなければ、あの「家族」は閉じ込められる以前に崩壊してただろうな。

うん、観れて良かったな。

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