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moving (movies and musicals)コミュの善き人

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映画GOOD
いすヴィセンテ・アモリン

ヴィゴ・モーテンセン/ ジョン・ハルダー
ジェイソン・アイザックス/ モーリス
ジョディ・ウィッテカー/ アン
スティーヴン・マッキントッシュ/ フレディ
マーク・ストロング/ ボウラー
ジェマ・ジョーンズ/ ハルダーの妻
アナスタシア・ヒル/ ヘレン

メモヴィゴ・モーテンセンが、自身の著書をヒトラーに気に入られたばかりに、
ユダヤ人との友情や善き人であろうとする己の信念との狭間で苦悩を深めていく
大学教授を好演したヒューマン・ドラマ。
英国の劇作家、C・P・テイラーの舞台劇を映画化。(by allcinema ONLINE)

危険・警告ネタバレを含みます。

善人であろうとする人物が周囲の人々をどんどん不幸に陥れていく不条理ドラマ。
不条理のトリガーはナチスのユダヤ人迫害だから、不幸の程度がハンパないんだけど、
これが大企業の、あるいは政治家の権力抗争だとしても、
彼はやっぱり周りの人を不幸にするんだろうなという気がした。

何だろう、善行、あるいは善って。
彼は、自分の信念を強く持ってというタイプではないし、
それはそれで周りを不幸にするタイプだろうし。

背負うものが多すぎる人は必然的に周りを不幸にする?
いや、そんなことはないよね。

で、気になるのは、生活を結果的に壊した張本人の主人公に対し、
母親も元妻も「あなたは善い人」と言うこと。
「子供達も父親を自慢に思っている」とまで言われちゃうこと。

確かにそうだけどそうなのかーとも思う。

時々主人公が耳にする音楽は幻聴なんだよね?
最初は本当に鳴っているのかと、とまどったけど、
ラストの場面で音楽を演奏しているとは思えないので
やっぱり主人公のみに聞こえた音楽なんだと。

音楽が流れたのは、最初は愛人といる時。
次に映画がクランクアップした時。
最後に収容所を見回った時。

作品中とことん不幸に見舞われる主人公だけど、
ずっと普通の人の神経を保っていられるのがある意味超人的。
私だったら、確実に狂ってる、耐えられない。

現実を直視してないから、耐えられたのか?
だからラストに「これは現実?」と初めて涙を流したのか?

ユダヤ人の友人はとっくに処刑されたんだね。
ゲシュタポの記録に妻の通報により友人が連行された
のが明らかになったんだね。

そんなことしそうな女性だったけど、見方によっては、
彼女にとっての正しい行動だったんだろう。

まぁ、そんな重い内容は別に小動物モードのヴィゴは
最高のご馳走でございました。

あと、チーズケーキがおいしそうだったなぁ。
エプスタイン? 今でもあるのかな?

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