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moving (movies and musicals)コミュのラビット・ホール

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映画RABBIT HOLE
いすジョン・キャメロン・ミッチェル

ニコール・キッドマン/ ベッカ・コーベット
アーロン・エッカート/ ハウイー・コーベット
ダイアン・ウィースト/ ナット
タミー・ブランチャード/ イジー
マイルズ・テラー/ ジェイソン
ジャンカルロ・エスポジート/ オーギー
ジョン・テニー/ リック
パトリシア・カレンバー/ ペグ
ジュリー・ローレン/ デビー
サンドラ・オー/ ギャビー
アリ・マーシュ

メモ「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のジョン・キャメロン・ミッチェル監督が、
「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマンを主演に迎え、愛するわが子を失った
母親の悲痛な再生への道のりを繊細に描いたヒューマン・ドラマ。(by allcinema ONLINE)

タイトルは、不思議な国のアリスに出てくる穴のことらしい。
なるほど、ワンダーランドに続く道の入り口のことなのか。

予告編は記憶するほど観たせいか、本編を観たからと言って
特に情報が増えた訳でもなく、哀しみの癒し方について
何か明確な解答が明示されてる訳でもなく、
でも、気付いたら兎目になってました。

追体験というより、登場人物の気持ちに自然と同調するような
作りになっているので、何回観ても感動するんじゃないかな?

哀しみの大きさは同じでも、
背負い方や癒し方や時間の流れによる軽減度合いは人それぞれ。
だからこそ、同じ哀しみを背負っているのに共有できなかったりする。
共有者が哀しみの部分的構成要素でもあるのだから、
場合によっては避けたくなる心理も分かる。

『神』と『科学』に関する主人公の分析が面白かったな。
神のことは信じられないどころか反感を持っているけれど、
科学の理論は信じられる。

パラレルワールドというファンタジックな科学的理論。
自分の分身は別の世界で、結構幸せにやってるかもしれない、
と思うことが出来るのなら、神より頼りになる存在なのかもしれない。

哀しみが深過ぎる故に、苦しみを共有できない夫婦。
もう壊れてしまった関係なのかもしれないと思ったところで、
まだ気持ちは微かに繋がってると思えた瞬間が良かったな。

当事者が哀しみを共有するのが難しいのに、
他人が共有するなんてとても無理。
母親の友人の気持ち、一緒にいて哀しみを軽くしてあげる、
が単なる迷惑だったり、話を避けようとして会話がぎこちなくなったり、
不自然になったり、途絶えたり、打ち切ったり、攻撃的になったり。

ちょっとずつ平気になっていくのを受け入れること。
平気になっていくことを認めるのが苦しみになるとしても。

ニコール・キッドマンの演技も、
アーロン・エッカートの演技も、
ニコールの母親役の演技も絶品。

一瞬映る子供は、まさに天使。

音楽は少な目。
映像は柔らかめ。

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