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moving (movies and musicals)コミュのフェア・ゲーム

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映画FAIR GAME
いすダグ・リーマン
本ジョセフ・ウィルソン

ナオミ・ワッツ/ヴァレリー・プレイム
ショーン・ペン/ジョー・ウィルソン
サム・シェパード/サム・プレイム
デヴィッド・アンドリュース/ルイス・“スクーター”・リビー
ブルック・スミス/ダイアナ
ノア・エメリッヒ/ビル

メモ夫がイラク戦争開戦を巡るブッシュ政権の欺瞞を告発したばかりに、
政権内部からCIAエージェントであることを暴露され命の危険にさらされる事態に
直面した女性とその家族の孤高の戦いを描く実録ポリティカル・サスペンス。
危険な任務に当たるスパイの情報が、自国の政府によって意図的に漏洩されるという
アメリカ中を騒然とさせた前代未聞のスキャンダルの真相を、
当事者であるヴァレリー・プレイムとジョセフ・ウィルソンの回顧録を基に忠実かつ
スリリングに再現していく。(by allcinema)

・・・これはいつ観たんだっけ?

ナオミ・ワッツ、カサカサな感じがいいんじゃない?
ショーン・ペン、皺々な感じがいいんじゃない?

2人の演技が素晴らしいので、作品のリアル感が凄かったです。
(実話がベースになっている品だし)

だけど、他国の詳しくは知らない事実だからこそ、面白かったのかも。
日本の話で、ニュースで知っている事実だったら、
何でもネタにする姿勢に嫌になってたかも。

そんな微妙なバランスでまっすぐに向き合えた作品。

この作品で語られているような政府の情報操作は前からあったんだろうな。
イラクに開戦する理由がでっちあげで、「平和を守るため」と大義名分を
言ってのけて、おかしいと思った人はたくさんいたのに、
戦争を防ぐことはできなかった。

真実は、それ自体が他人を説得させる力を持っているとは限らない。
いくら誠実に生きようとしても、それを許さない圧力が存在した時、
結果的に裏切り者になる可能性はある。

政府が戦争をしたかったから、理由を作り出せば良いのだ。
戦争をすべきかどうかという議論など最初からなかったのだろう。

怖かったのは、自分の得た情報を真実だと信じて行動する人々。
それが真実ではなかった場合、その存在は扇動者になる。
何が事実であるかは、各人の情報収集力によって変わってくる。

これまでも、真実を明らかにしようとして消えていった人々は
たくさんいたんだろうな。

「友達としてアドバイスするけど」
「この件についてはオフレコ」

味方のフリをして圧力をかけてくる者。
親切なフリをして罠にはめる者。

裏はいくらでもある。
権力者には事実を捻じ曲げ、都合の良い真実を
作り上げる力があるのだから。

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