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moving (movies and musicals)コミュのベニスに死す(1971)

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映画MORTE A VENEZIA
いすメモルキノ・ヴィスコンティふくろ
本トーマス・マン
ムードグスタフ・マーラー

ダーク・ボガード/グスタフ・アシェンバッハ
ビョルン・アンドレセン/タジオ
シルヴァーナ・マンガーノ/タジオの母
ロモロ・ヴァリ/ホテルのマネージャー
マーク・バーンズ/アルフレッド
ノラ・リッチ/家庭教師
マリサ・ベレンソン/アシェンバッハ夫人
キャロル・アンドレ/エスメラルダ
フランコ・ファブリッツィ/床屋

メモ美と旅情の大ロマンが 壮麗な水の都にきらめく!
大作曲家の心をとらえた ギリシャ彫刻のような美少年…
その愛と死を華麗に描く一大交響詩!(by allcinema ONLINE)

舞台がイタリアだし、監督がヴィスコンティだから、
当然イタリア語の映画かと思ったら、
主人公が英語を話す人でした。
そして、主人公がイタリア語を話せないので、
イタリア語の会話に字幕はつかないという親切設計。

えーと。

観ようと思った理由は、ポスターの美少年が
動いているところを観てみたいと思ったこと。
そーいう意味では大満足。

ポスターでは美しくても本編では印象が違う場合も
たまにあるけど、彼は、動いている姿も美しかったです。

で、その美少年に心を奪われる音楽家が主人公。
犯罪領域には達していないとしても、ほぼストーカー。
そんなおじさんと同じ目線で青年をじっくり鑑賞。
危ないよ、自分(反省)。

えーと。

これは犯罪映画ではなく芸術映画なので、
芸術について考察してみると、

自然の作り出す美しさは完璧だけれども、
その美しさは瞬間、あるいは限られた時間だけに存在するもの。
その美しさを永遠に留めようとするのが芸術作品なのかなと。

音楽にしても。
絵画にしても。

心に残ったのは、砂時計の話。
まだまだたくさんの砂が上部に残っていると思ってたのに、
気づくとなくなってしまっている、みたいな。

確かに時間という砂の流れの中で
いろいろなものをいつの間にか失っていくのが人生だよなぁ。
その間に様々なものを受け取るとしても、
結局は、全てが時間の流れとともに失われていく・・・。

主人公のストーカーおじさんの奇行を眺めつつ、
泣きたいような、笑いたいような複雑な気持ちになりました。

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