moving （movies and musicals）コミュの再会の食卓

再会の食卓/APART TOGETHER

ワン・チュアンアン

リサ・ルー/ ユィアー（玉娥）
リン・フォン/ リゥ・イェンション（劉燕生）
シュー・ツァイゲン/ ルー・シャンミン（陸善民）
モニカ・モー/ ナナ（娜娜）

　「トゥヤーの結婚」のワン・チュアンアン監督が、中台分断で離れ離れとなった
元夫婦の40年ぶりの再会を綴った感動ドラマ。歴史に翻弄された元夫と元妻、
さらには２人の再会を複雑な思いで受け止める妻側の現在の夫と子どもたち、
それぞれの心情を繊細かつ優しい眼差しで描き出していく。（by allcinema ONLINE）

現在、気まぐれで中国語の通信教育をやっているから
気まぐれに中国語の作品を観てみたんだが、
「謝謝」と「乾杯」しか分からなかったです^^;

そして、教材に書いてあったことで、
「中国人は食事中によく乾杯する」
「直箸で周りの人に食べ物を配る」
というのはその通りだけど、
「乾杯と言ったら必ず杯を空にする」
というのは家族間ではないのかな、と。

客人にはとっておきのごちそうを出すのが礼儀なんだね。
テーブルに並んだ中華料理ははおいしそうだった～。

作品自体は３人の優しい中国人のやりとりを主軸に、
現在の中国の姿も並行して描いていくいう感じ。

お役所仕事は、どの国でも融通がきかないようで、
離婚しようとしたら、結婚証明書がないので、
まず離婚するために結婚するという面白いことを
やってました。

で、結果的に離婚できず。
不動産の分配に不備があるので･･･って、
思い切り本末転倒だよね。

でもって、ヒロインおばさんは、40年離れ離れになった
元夫の方を愛してはいるんだけど、
現夫との数十年の重みは捨てられないから悩むんだよね。

で、出した結論は、自分のことだけでなく子供達のことを
考えたものだと思うけど、新居となった新しいアバートに
子供たちが寄りつかないのは何故？
ここが、中国の現代らしさなのかな。

リニアモーターカーが走ってるんだね、中国って。
高い建物があるんだね、中国って。
そして、平屋は強制立ち退きで取り壊され、
新しく高層マンションが建てられていく。

新しいものは便利だけど、失われていくものもある。
それは、どの国でも同じことなのかな･･･。