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moving (movies and musicals)コミュのエレジー

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映画ELEGY
いすイザベル・コイシェ
本 フィリップ・ロス

ペネロペ・クルス /コンスエラ・カスティーリョ
ベン・キングズレー /デヴィッド・ケペシュ
ピーター・サースガード /ドクター・ケニー・ケペシュ
デニス・ホッパー /ジョージ・オハーン
デボラ・ハリー /エイミー・オハーン
パトリシア・クラークソン /キャロライン

メモ 若い頃から自由で気ままな恋愛を信条としてきた初老の大学教授が、
30も年下の教え子相手に思いがけず愛に溺れて葛藤するさまと、そんなふたりの
切ないすれ違いの愛の行方を実力派俳優陣による官能的かつ繊細な演技で描き出してゆく。
(by allcinema ONLINE)

電球I loved you.

「エレジー」というバンドは知っているけど、
意味は何だったっけ〜、と調べてみたら『哀歌』でした。

Heavy Metal bandの名前だと思ってたのに、
いきなり演歌の世界に放り出された気分たらーっ(汗)

だけど、外国(撮影はバンクーバーだっけ?)で、
美しくエチゾチックな女性と、渋い初老の男性が
登場人物を演じてくれたから、
小説のような美しい映画になっていました。
文章を読んで思い浮かぶ映像が、そのまま作品になっているような感じ。

ヒロインはキューバ人上流階級のお嬢様。
彼女と恋に落ちるのが煩悩のままに生きる初老の有名大学教授。
そして、教授の息子や親友や愛人なども登場。

「立場の逆転」が面白かったな。
プライベートでの親子の関係を見ていると、
人間としてダメダメな感じの息子が、
患者の知り合いの立場となった父に、堂々と医者らしい態度を
見せたところに、人間関係の面白さを感じました。

あと、教授と親友の煩悩炸裂の幼稚な会話も楽しかったなぁ。
見た目が素敵な2人だけに違和感も相当なものです^^;
年老いたら誰でも自動的に賢人になるという認識は
どうも間違いのようで。

煩悩・・・。

ま、いろいろあるけど、この作品で語られているのは
「所有する」ということなのかな。

作品中、絵を所有するということは、絵の人生と人間の人生を
比較すると到底無理、人間は絵の長い人生の一部を管理する者に
選ばれているに過ぎないという考えを述べている人がいて、
そっか、絵が人間に選ばれるという考えは面白いなぁ、と。

そして、絵に限らず「所有する」ということは、
実はとてもムツカシイこと。
そういう考え方が人を縛り付けるのかな、と。

好きな人を自分のものにしたいと思うこと。
相手の過去を探る男。
相手の未来を望む女。
所有するという考え自体が幻想なのに、
それでも、手に入れようともがいてしまう。

ペネロペ・クロスが美しかったなぁ。
演技もさすがですぴかぴか(新しい)
芸術的な雰囲気の作品が似合う人なんだなぁ。

ベンが弾くピアノの曲、昔弾いた覚えがあったので、
何だったっけー、と思いながら指を動かしてましたが、
バッハのフーガの1つっぽいですね。
(↑結局、良く分かっていない^^;)

知ってる曲がかかると、結構楽しいものだなぁ。

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