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moving (movies and musicals)コミュのAKURO〜悪路〜【3】 in 2008

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るんるんAKURO〜悪路〜(3)musical 東京芸術劇場中ホール 12/8 18:30-

『若者』が、舞台から飛び降りてすぐ横を走り去って行ったよーっ、
の下手通路側席にて鑑賞。
来るって分かっていても、あっという間の出来事でした。
ふわぁっと風が通り抜けていた感じ・・・。

さてさて。
初めての1階席。初めての前方席。
・・・見難かったです^^;

当たり前ながら盆の向こう側が低くなっていると、見えない。
床に座り込まれると、前の人の頭で見えない。

それに、お気に入りの2つの場面が、
(エミシに何が起こったのか〜の腕上げポーズと盆の駆け下り)
2階から観た方が断然良かった。

でも、立ち姿と歌だったら断然前方席だなとも思いました。

鉄の谷の場面で、アテルイとして舞台の後ろの方に立っている姿が
本当に美しいぴかぴか(新しい)
美しいという言葉以外に形容する言葉が見付からない^^;

あと、一遍にいろいろな人物の表情を観れるのも前方席の良さ。
(オペラグラスだと、瞬時移動は至難の業ですからw)
若者のニヤリとした不敵な表情がエミシっぽいな〜と思いつつ
観ていたら、高麿を都へ行かせる為に戦っているエミシ達の表情が
若者の不敵な表情と同じで、うわ〜っと感動。

アテルイが白い鹿から刀を受け取る場面。
初演でも再演でもあったけど、意味合いが違っているような気が。

初演では過去の場面の印象。
戦うべきか悩むアテルイの前に現れた鹿という印象で、
アテルイが刀を受け取った時の表情は「とまどい」という感じだったけど、

今回は、現在の場面のような気がする。
アテルイに指示を出したのではなく、これからどうなるか伝えている感じ。
なので、表情も「受容」あるいは「決心」という印象。

本当にそんな意図で演出しているかどうかは分からないけれど^^;

今回、田村麻呂の『鬼』としての哀しさがすごく見えてきて、
本来あるべき姿ではない自分のことが分かって行動している彼が切なくて。

で、そう思ってしまうと、アテルイの田村麻呂に対する反感が
(1幕ラストの高麿との場面で、高麿が田村麻呂の言う通り、
 ヒタカミの風景は素晴らしいと言う時の「あぁっ?」という言い方とか、
 2幕「阿修羅のように」の前の「とうとう牙をむいたぞ」の憎憎しげな
 言い方とかが)
人間っぽくかわいくて、イイ感じに思えてきてw

田村麻呂の変化によって、再演では、
「裏切られても信じることが出来るか」というメッセージを
強く感じるようになったな。

裏切られることにより、人間は鬼となる、阿修羅となる。
だけど、裏切られても信じ続けることが出来れば、
復讐という負のスパイラルが断ち切られる。何かが変わる。

でも、それは簡単なことじゃない・・・。
他人に自分の命を預けるのと同じことなのだから。

大和が大嫌いなオタケの高麿に対する態度の変化は、
この作品の大きな流れの1つだと思うけど、
オタケは最後まで高麿のことを名前では呼ばないのですね。
最期、「都へー」だけでなく、名前も呼んでくれた方が良かったなぁ。
一応、「大和」から「おまえ」に昇格はしているけど。

寝ている高麿が目覚めたら枕元には・・・という場面が2回あるけど、
その度に盆をつつつつつ・・・と滑り落ちていく刀が楽しくて仕方ないw
その後、ずるずると盆をずり落ちてって刀を拾う高麿の姿も
かわいくて仕方ないw

最後に、「スペシャルカーテンコール」の話。
予想外に充実したイベントでした。

この日が初回、司会者がTSの『永遠の若手』、川本さん。
プリンシパルを1人ひとり紹介して呼び出したところで、
(吉野さんはスキップして登場してましたよw)
平野さん引き連れるアンサンブル集団が乱入、
結果、いつも目立たないアンサンブルに日の目をということで、
司会者と目の合った人が特技を披露するということになりました。

で、アクロバットの得意な斉藤健二さんが鮮やかに空中一回転とか、
バスケボールをひとさし指の上に乗っけて永遠にぐるぐるとか、
それが他の人(平野さんと誰か)も簡単にできてしまったので、
「壁」のパントマイムとか(松本誠さん)、
盆回しの極意だとか(多根周作さん)、
何故か韓国語とか(山田英真さん)、
全部で30分くらいぐだぐだと。

その間、プリンシパルの皆さんは盆の上に座って観客となって一緒に見学。
吉野さんは盆の右上を定位置と決めたようで、2回目で盆を使用したので
座れなかった時以外はそこにいました。

時々、前に座っている駒田さんに話しかけたり、
盆回しの極意を説明する時は上に乗ってると重いだろうと思って下りたり、
でも、乗ったままでと言われてまた乗って、中途半端な位置で止まった盆を
正面に戻すのに、真っ先に下りて手伝って・・・などなど。
で、リラックスモードで若者達を楽しそうに温かく見守っていました。
そんな姿を見ていたら、とてもほっこりした気分になりました^^

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