ESCO事業コミュのESCOの可能性について

温暖化防止へ繋がる、消費電力削減という点において、ESCOの長点は、「無駄を省く」…という、この一語につきると思います。

即ち、今の生活水準を落とし、何らかの苦痛を強いられることによって削減するロジックではない…ということ。

更に言えば、「技術革新」によって問題解決を図るということで発展的な経済活動を妨げません。（もちろん、循環型経済を目指す…という根本部分を忘れてしまっては本末転倒ですが…）

下記はNEDO（独立行政法人・日本エネルギー開発機構）からのレポート内容です。

アジア初の「ゼロ・エネルギービル」
http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/1002/1002-04.pdf

EU唯一の大量CO2排出国スペインでも、太陽エネルギー利用の義務付けが…。
http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/1003/1003-11.pdf

まだまだエネルギーサービス事業はこれからの産業です。
ESCOは、この事例に到達するための最短ルートであると言えます。
これから更に技術発展が進み、地球上の全ての建物が↑にあげたような事例にまで到達することができれば…、それこそ温暖化解決も夢ではありません。

身近なところではLED照明や高効率エアコンなどの省エネ機器への買い替え、これらに対して税金を投入しての補助を推進しようとする政治家などが現れたら皆で応援してやってください！

そういった圧力が、更なるESCOの可能性を引き出し、ESCOの普及を促進させます。