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『毎日が明るく楽しくなる言葉』コミュの『人が自然と集まってくる人(会社)になる3つの秘訣』・・・その2

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 『古来の叡智を、仕事に活かす秘訣』


天命(天職)を与えてくれる神様がいるとして

もし、その神様があなたの目の前に現れたとしたら

どんなことを期待(要望)されると思いますか?


小田真嘉です。


昨日、お届けしました

新時代の潮流に乗り

「人が自然と集まってくる人(会社)」になるための3つの秘訣

1つ目は

『仕事の本質の追求して、幸せが広がる働き方を目指す』でした。

さて前回の続きです。


2つ目の秘訣は

『天から与えれた天職だと捉えて、自分の役割を果たす』ことです。


ここ数年、経営者やリーダーのみなさんとのクローズの勉強会では

日本人のDNAに染み込んでいる「古神道(こしんとう)」ついて、よくお話をしています。


その理由のひとつに

近年、仕事の基本とされている

ビジネススキルやノウハウの多くが

欧米(特に一神教)の価値感や仕事観がベースになっています。


それらが経済至上主義や成果主義につながっているわけですが

そもそも

八百万の神々がいらっしゃる日本には合いません。


なにしろ日本人は、貧乏神すら、神様として信仰していました。


仏教では、貧乏神を「黒闇天(こくあんてん)」と呼び

重要なお役目を担っています。


古神道での貧乏神の神話と、本当のお功徳(導き)については

また、いずれどこかでお伝えしたいと思います。


話を戻します。


私自身、日々たくさんの経営相談に乗る中で

リーダーが良かれと思って

成果抜群のノウハウや仕組みを取り入れるほど

なぜか、想定していなかった問題が次々に勃発していく…

そんな光景をたくさん見てきました。


例えば

特に中小企業の経営者からのご要望によくあるのが

「社員が『PDCAサイクル』を回せるようになってほしい」

と、いうものです。


『PDCAサイクル』とは

Plan(計画)→ Do(実施・実行)→ Check(点検・評価)→ Act(処置・改善)


1.状況(スタート)と目標(ゴール)をもとに計画を立る

2.その計画に沿って行動する

3.計画通りに進んでいるか確認する

4.不都合があれば対処し、必要ならば1に戻り、計画を修正する

ということです。


確かに

『PDCAサイクル』がちゃんと回っていれば

成果や結果につながっていくでしょう。


しかし、

『PDCAサイクル』を重視するほど

社内にある問題が起きます。


それは

計画の実現を最優先することで

社員と顧客の幸福が軽視され

さらに

足を引っ張ってしまう人や

調子が悪い人は非難や排除され

お互いに不満や不安や不信感などの

「心のゴミ」が溜まっていってしまうのです。


それによって

人間関係の問題が噴出し

ますます心にゴミが溜まります。


それを繰り返すことで

割り切った信頼関係の薄い集団になり

社員の幸福度は、ますます下がり

顧客の幸せに貢献できなくなっていきます。


仮に、そのような状態で

ムリやり目標を達成したとしても

それは一時的な成功であり

中長期的に見れば

いずれ、人(社員も顧客)は離れていってしまうのです。


これは近年の成功哲学や目標達成のノウハウに関しても

同じことが言えます。


頑張って「物質的な成功」はしたとしても

残念ながら「永続的な幸福」からは遠ざかってしまうの人が多いのです。


これは1つ目の

『仕事の本質を追求して、幸せが広がる働き方をする』

でお伝えしたことにもつながります。


まず自分(自社)が幸せな状態で働き

周りに幸せが広がるような働き方をすること

また、そうなるような自分に成長していくことが

仕事の本質です。


もともと

『PDCAサイクル』が通用している国々は

そもそも労働者人口が多く

何か問題があったり

即戦力にならなければ

まるで機械の部品を交換するように、すぐ解雇し

代わりに新しい労働者を雇うわけです。


しかし

日本人は、そんなにドライになれません。


お勤めの方々は、働いている会社を「うちの会社」と言い

経営者は、働いてくれているスタッフを「うちの社員」と言います。


「うち」とは

「内輪(身内)」や「家(ファミリー)」のことです。


もちろん

「うちの会社は…」と不平不満を言う人もいますが

彼(女)らは、それでもやっぱり

どこかに帰属意識や愛社精神があって

期待を込めて愚痴っていることが多いのです。


そもそも日本人は、関係性を重視してきた民族です。


そんな日本人が

目標に向かって一丸となって進むために

「古神道」では『PDCAサイクル』ではなく

「見直し → 開き直し → 宣(のり)直し → 水に流す」

というサイクルを行なってきました。


1.見直し:現状に問題があるか見直す

2.開き直し:関わるすべての人を集めて、現状を直接聞いて確認する

3.宣(のり)直し:解決策を立てて、皆に宣言し直す

4.水に流す:問題の関係者のことは水に流して忘れ、まっさらな気持ちで取り組む


普段なら

これだけでも2〜3時間お話している内容なのですが

ここでは、ポイントだけお伝えします。


重要なのは

4番目の「水に流す」というところです。


・根に持たない

・おとがめ無し

・仕切りなおす


これは、日本人が得意とするところの感覚です。


そもそも

仕事で起きる問題は、突き詰めると

人間関係の問題にぶつかります。


ゆえに

働いていれば問題が起きるのは当然のことであり

何かしらのストレスがあるものです。


だからこそ日本人は

「おかげさま」と「お互いさま」という感覚で

心にゴミが溜まったら

その都度、水に流し

周りとチカラを合わせることを大事にしてきました。


この感覚と姿勢が日本人のDNAの中にあるからこそ

日本は2600年以上も続いている世界最長の国家であり

創業100年以上の老舗企業が約2万社以上ある世界最多の国なのだと思います。


そのように繁栄し続けてきた根源的な秘密が

「古神道」にあるわけです。


古来より日本人には

「存在するものすべてに命(魂)が宿っている」という思想が根づき

すべての存在や起きる現象には意味があると捉えてきました。


「もったいない」

というのも、古神道的な感覚のひとつです。


そんな古神道には欠かせない『古事記』の冒頭に

『修理固成(しゅうりこせい)』

という、とても重要な言葉が出てきます。


これは神々たちが

生まれたばかりのイザナギとイザナミに

「このただよへる国を、修理固成(つくりかためな)せ」

との仕事を命じたのです。


つまりこれが

日本の最初の仕事なのです。


『修理固成』とは

修…ネガティブな感情や考え方や記憶を払い、心と思考と行動を正す

理…大自然の理(ことわ)りにそった、本来の姿に戻す

固…目指すべき理想の状態(ゴール)のイメージを固める

成…現状を革新や改善をして、理想の状態に近づけていく

という意味です。


ちなみに一番最初の「修」が

先ほどの「水に流す」ということです。


もっと『修理固成』をカンタンに言えば

「起きることには、すべて意味があり

心のゴミを捨てて、前向きにとらえ

より良く幸せに生きられるように、現状を工夫改善していきなさい」

ということです。


これはイザナギとイザナミの神々の時代から

現代の私たちへと連綿と引き継がれている仕事の原点であり

どんな仕事も、天から与えられた修理固成の業なのです。


ギリシャ神話など

多くの国の神話では

神様は仕事をしていません。


欧米(特に一神教)の価値感や仕事観では

そもそも

仕事は、神様から与えられた罰(苦役)であり


働くことは

辛くて、苦しくて、イヤなものなのです。


だから、多くの人たちは

仕事のゴールとして

リタイヤすること(仕事をしない生活)を目指すのです。


しかし

日本の神様は、稲作もするし、機織りもするし、狩りもします。


つまり、神界でも働いているのです。


ただよへる世の中に幸せが広がるように

仕事を通じて、持ち場を幸せで固め

修理固成の業をしているのです。


天職とは、職業のことではなく

幸せを広げようと決意した人の働き方そのものなのです。


「天職」を英語で「コーリング(呼ばれるもの)」と言いますが

与えられた持ち場を、幸せで固めようとしてる人に

必要ならば

必要なタイミングで

必要な場所に

何かしらの形でお呼びがかかり

時には強制的に、運ばれていくのです。


だから、修理固成の業は一生を通じて行うものであり

神様もずっと、その仕事をされているのです。


これが日本人のDNAに刻み込まれた記憶であり

潜在意識の奥深に眠っている意識なのです。


また

古神道において

修理固成に必須なのが

「自問自答」だと言われています。


それも

単なる自分との対話ではなく

「内なる神様(良心、仏性、良知、真我、アートマン、ご主人公、潜在意識…)」

に問いながら

「神様ならば、どうお考えになるだろう?」と

そのお心を惟(おも)いをめぐらすことです。


1)神様は、自分を通じて、この世をどんな世界にしたいと望んでいるか?

2)神様から、与えられた天命(天職、役割、お役目)は、何だろうか?

3)神様は、具体的に今から何をしていくことを望んでいるか?

ということを問いかけ続けることです。


すぐにハッキリとした100%の答えは出なくてもいいのです。


自らの内なる神様との対話をしながら

その瞬間に心にパッと浮かんだ答えを

「神様に成り代わって、させて頂く」

という気持ちで

与えられた自分の役割を果たすことです。


今回は、あえて「神様」という言葉をたくさん使っていますが

良心、仏性、良知、真我

アートマン、ご主人公、潜在意識…

自分にしっくりくる言葉やイメージなら

何でもいいのです。


「内なる神様」と自問自答することで

修理固成の業をスムーズに行うことができます。


タネをまいていなくても

雑草は勝手に生えてくるように

人は誰でも日常生活をしていたら

無意識に、心にゴミが溜まり

気づかないうちに

ネガティブな感情や考え方や記憶に引きずられていきます。


だからこそ

毎日「修理固成」の最初の2つ

「修理(自己メンテナンス)」が重要なのです。


心のゴミやネガティブな感情や思考を水に流し

本来の自分に戻った上で

ようやく与えられた役割を果たすための

スタートラインに立つことができます。


今は、メンタルケアーの方法がたくさんありますが

日本人は古来より

神社に参拝したり

「内なる神様」と対話することで

「修理」を行なっていたのです。


そうすることで

何ごとも前向きに捉えることができ

出来事の意味付けも深くすることができ

進むべき方向性や取り組むべきことが見えてきます。


さて

神様ならば、今の自分が置かれている状況を

どうお考えになっているのでしょうか?


そのお心を惟(おも)いをめぐらしてみましょう。


すると

誰かの何気ない会話が、神様からのメッセージだったり

偶然見た本やテレビが、役割を果たすヒントになったりするでしょう。


「人が自然と集まってくる人(会社)」になるための2つ目の秘訣が

『天から与えれた天職だと捉えて、自分の役割を果たす』でした。


今回も、かなり長くなりましたので

続きは、明日お届けします。



《愛の折箱や》おざりんさんの光に触れる全ての人たちが
幸せと豊かさに包まれ
その光の波が世界の果てまで広がることを
心から祈っています。

小田真嘉

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