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『毎日が明るく楽しくなる言葉』コミュのすげぇー本、見ーつけた♪『すごい弁当力!』・・・本のソムリエ・清水克衛さんのお話

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      最近、主婦の方で、子育てに悩んでる方って
      結構いるんですよね・・・

      どうやって育てていいのかわからない
      そういう方におすすめの本なんですけど・・・






   ≪すげぇー本、見ーつけた♪ 『すごい弁当力!』≫

           〜 本のソムリエ清水克衛さんのお話 〜




「弁当の日」ってのがあるのをご存知でしょうか?

あっしもある本を読んで知ったんですが恐ろしくすごいことなんです。

ある小学校で「弁当の日」という日をつくって
この日だけは、親が一切口出しせず子供だけでお弁当を
つくって学校の昼ごはんにみんなで食べるという日なのです。

この弁当の日は、子供たちに家事の力と、人のために食べ物を
作る喜びと、誇りと、自信と、最高の笑顔をもたらすのだそうです。

そんなことを実践していた子供達の卒業式に校長先生が
子供たちに贈った詩がとっても素敵なのでご紹介させてください。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


(『すごい弁当力!』本文「弁当の日」より)


あなたたちは、「弁当の日」を二年間経験した最初の卒業生です。

「親はけっして手伝わないでください」で始めた「弁当の日」でしたが、どうでしたか。

食事を作ることの大変さが分かり、家族を有難く思った人は優しい人です。

手順良く出来た人は、給料を貰える仕事についたときにも、仕事の段取りのいい人です。

食材が揃わなかったり、調理を失敗したりしたときに献立の変更が出来た人は、工夫が出来る人です。

友達や家族の調理のようすを見て、技を一つでも盗めた人は、自ら学ぶ人です。

こまやかな味の違いに調味料や隠し味を見抜いた人は、自分の感性を磨ける人です。

旬の野菜や魚の、色彩・香り・触感・味わいを楽しめた人は、心豊かな人です。

一粒の米・一個の白菜・一本の大根の中にも「命」を感じた人は、思いやりのある人です。

スーパーの棚に並んだ食材の値段や賞味期限や原材料や産地を確認できた人は、賢い人です。

食材が弁当箱に納まるまでの道のりに、たくさんの働く人を思い描けた人は、想像力のある人です。

自分の弁当を「おいしい」と感じ「うれしい」と思った人は、幸せな人生が送れる人です。

シャケの切り身に、生きていた姿を想像して「ごめん」が言えた人は、情け深い人です。

登下校の道すがら、稲や野菜が育っていくのを嬉しく感じた人は、慈しむ心のある人です。

「あるもので作る」「できたものを食べる」ことが出来た人は、たくましい人です。

「弁当の日」で仲間が増えた人、友達を見直した人は、人と共に生きていける人です。

調理をしながら、トレイやパックのゴミの多さに驚いた人は、社会を良くしていける人です。

中国野菜の値段の安さを不思議に思った人は、世界を良くしていける人です。

自分が作った料理を喜んで食べる家族を見るのが好きな人は、人に好かれる人です。

家族が手伝ってくれそうになるのを断れた人は、独り立ちしていく力のある人です。

「いただきます」「ごちそうさま」が言えた人は、感謝の気持ちを忘れない人です。

家族が揃って食事をすることを楽しいと感じた人は、家族の愛に包まれた人です。

先生たちは、こんな人たちに成長してほしくって二年間取り組んできました。

おめでとう。

これであなたたちは、「弁当の日」をりっぱに卒業できました。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



どうですか?

人間力向上に必要なことが
この「弁当の日」にはすべてが含まれているような気がします。

これが書かれていた本は『すごい弁当力!』です。

他にも私読んでいて三回涙しちまいました。。。

ぜし、ご一読をおススメしますぜ!!!





      こういう弁当の日っていう、
      自分でやらせるってことをやったときに

      一番大きいのは
      達成感だと思うんですよ、子供達の・・・

      今のお母さんって、何でも手伝ってあげるとか
      「あなたのために」とか言いながらね

      自分の子供の達成感とか才能のね
      芽を摘んでることに気づかないんですよ

      (子供達を)もう少し放っときましょうよ・・・



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


(『すごい弁当力!』コラム「弁当箱に詰められたもう一つの命」より)


食卓に並ぶ食べ物には、食材だけでなく、
もう一つの命が込められている。

作ってくれた人の命だ。

お母さんの寿命が八十歳だとする。

そうすればお母さんの命は八十年間という時間である。

朝ご飯を作るのに一時間。

その朝ご飯には一時間分のお母さんの命がある。

朝ご飯に一時間、昼ご飯に一時間、夕ご飯に一時間。

一日の食卓には三時間分のお母さんの命。

子どもを喜ばせようと、
料理が食卓に並ぶまでに費やした時間分の

お母さんの命がそこにはある。

子どもを体内に宿してから、
それが一年、十年、何十年と積み重ねられる。

私たちはお母さんの命、
食事を作ってくれた人の命を頂いて生きている。

コメント(1)

本のソムリエをしている方、実はあまり好きではなかったのですが、このお話はとても良いですね。
ぜひ本屋で探してみたいと思います。
紹介してくださって、ありがとうございましたぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

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