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仏像彫刻コミュの善光寺仁王像6

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・仁王像の足
 
善光寺仁王像の足(左写真)    東大寺南門の仁王像(写真右) 

この2つの足を比べると善光寺の仁王像の方が筋肉と骨格をより強調している事がわかります。

爪に至っては指にくい込む程強く表現しています。

他の仁王像と比べても光雲の独自の表現方法である事が感じられる部分です。

コメント(3)

・鑿跡

彫刻を彫るうえで、面の構成で物をとらえる事は基本であり、西洋の彫刻も同じ考え方で制作されています。
その表現を残して仕上げてあるのが、この仁王像の特徴です。

すべて1寸程の鑿跡を並べて表現しています。

わざと鑿跡を残すことにより粗々しさを表現しています。

推測ではこの鑿跡を並べて仕上げる工程は弟子が行なった可能性があります。
・寄せ木造り

二枚以上の材料をあわせて作る仏像のことを寄せ木造りと言います。

この大きさの場合、原型を見てパーツごとに制作し、ある程度出来上がったら合体させて1つの状態にしてから追い込みにはいります。
理屈では聴いていますが、南大門の仁王様の工程を改めて聴くと凄いですね…。

奈良公園に行くと、いつも観に行きますが、部材の大きさや数の多さに驚かされます。

中国の仁王様は、総てでは無いと思いますが、全体に堅い雰囲気を感じる事が多いです。

今回は、力強い足首のアップ画像に感動しました。普段は影になっていて、目にし辛い部位ですから、有り難いです。
ギリシャ、ローマの彫刻の要素や力感は、大陸や半島でスポイルされていたのが日本で改めて、復活させられたように思えます…。

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