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奇跡を望むならコミュの感動のプロモをそのまま…(間違ってたらゴメンナサイ)”奇跡を望むなら”を聞きながらどうぞ

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一人暮らしの男の部屋。水槽には小さな亀が、首だけをひょっこりと覗かせている。

力なく床に直に座りこんでいる男。
ふと自分の左手薬指にはめられた指輪を見つめている…



女>『私のぶんまで、あなたに奇跡が起きますように…』



病室
窓の外を見つめる長い黒髪の女性。
彼女がふと入り口の方を見ると…

男>『やぁ。』

仕事の途中なのか、小さな花束を持った彼が、そこに立っていた。

彼は彼女に優しくほほえみかける。

ベッドの上には彼女。
そして窓越しに彼が立ち、楽しそうに話しが弾む。



男>『オレと、結婚してくれなぃか』

思いっきり笑う彼女…。


女>『絶対、イヤ』

苦悩の表情を浮かべる彼…。

男>ナンデダヨ…。

男>『どぅして?!』

そのまま病室を出て行ってしまった彼。
そして布団に顔半分を埋めてじっと堪える彼女の姿。



女>『そんなことされると、死ねなくなっちゃうじゃなぃ…』




激しく肩を落として病院の廊下を放心状態で歩く彼の背中。
そしてすれ違った担当医を追いかけ、なにやら激しく言い寄る。










男>『信じる人にだけ、奇跡は起こせるから』

うつむぃた彼女の横顔。大粒の涙がこぼれ落ちてくる。
そしてそっと目を閉じて…。


男>『ありがとう』
病院の外を走り始める彼。

男>『出逢えたことが奇跡なら、もぅ一度出会ぅことくらぃできるょな 』


回想
公園を楽しそうに走る彼女の姿。
その回想と交錯するよぅに、今の現実のまっただ中に苦しむ彼が鉄橋沿いを全力で走る。

彼はボロボロと泣きなが
ら走ってぃる。
彼女の屈託のない笑顔と元気に走る姿を思い浮かべながら…。

男>『わぁぁぁぁああアア!!!!!」
叫び声は病室の彼女に届くのか…

走る……



男>『神様もぅ少しだけ時間をくださぃ。生きてる人を愛せるまで!』




彼の部屋
明かりも点けずにパソコンと携帯でなにやら調べてぃる彼。
満月が優しく部屋を照らしてぃる。








男>『一生あなたを愛しているって、ね、本当だったでしょ!!。』

ベッドの上で小説を読んでいる彼女が、ふと窓の外の喧騒に気づく。
近づきそこから窓を見下ろすと、そこにはシルバーグレーのタキシードに身を包み、微笑みながら見上げる彼と大勢の仲間たちが立ってぃた。

楽しそうに笑いながら手を振る女友達。
そして、照れくさそうな笑みを投げる彼。

レッドカーペットが伸び、医師、看護士たち、友達が次々に病室に入ってきた。

そして手にはブーケを持たされ、髪にはティアラと純白のベールが…。

そこに最っ高ぉの笑顔の彼がゆっくりと入ってきた。



男>『本当はさ、でっかいホテルとかでもできたんだけどさっ(笑)』




思いがけない結婚式という現実が今、彼女を優しく優しく包み込む。


>男.女『誓います…。』

聖書を持った医師。
真剣な表情で、その話に聞き入る二人。


…ジッと彼を見つめる彼女。


「滝沢雄一・福田朋美」

しっかりとした筆跡でふたりで記しあげた婚姻届。最初の共同作業だ。

そして見つめ合いながら笑う雄一と朋美。



朋美>『一生ぶんの奇跡を、君に出会ったことでつかっちゃった』
そっとやさしく彼女の左
手を導き、ゆっくりと指輪を滑らせてゆく彼。…しかし…

指、こんなに細くなってぃたなんて…
それでも自分の左手をしっかりと見つめながら、今ここにある現実を確かに噛みしめてぃる彼女。とても幸せそうな笑顔が雄一に向けられる。

泣く友人たち。
そして、彼女に見えなぃよぅに隠れて泣く両親。

雄一は彼女の真っ白なベールを両手で優しくそっと持ち上げると…
ゆっくりゆっくりと…唇を…彼女の唇に……合わせた。
…緩やかな逆光の中で。


一同>『ぉめでとぅ!』
祝福の拍手が二人をどっぷりと包み込む。


雄一>『一生あなたを愛しているって、ね、本当だったでしょ(笑)』





だれもいなくなった病室。日差しだけが優しく降り注ぃでくる…。


朋美>『ごめんなさい。信じれば奇跡は起こるってあなたには言ったけど』

雄一>『あやまるなよ』

写真に収まる幸せそうな二人。
彼女の手は、そっと彼の左肘を握りしめている。

朋美>『愛してる…』











雄一の部屋

指輪をジッと見つめる彼。
それをそっと自分の左手の指にはめてみる… 

大きな大きな涙が一粒。そしてまた一粒…
彼の右目からあふれ落ちてくる。


指輪を握ったまま、音のする玄関の方に顔を向ける雄一。
出てみるとそこには宅配業者が小さな荷物を届けに来ていた。

受け取り、差出人の名前を見た瞬間、はっとする。慌てて封を開ける彼。

中から小さなビデオテープが一本出てくる。
それをセットし…。

映し出されたものは、カメラを自分に向けセッティングしてぃるベッドの上の屈託のなぃ彼女の姿だった。



朋美>『ゆぅくん… さよなら…』

もぅ涙が止まらなぃ雄一。

朋美>『ごめんね…』











コメント(18)

今ミュージックラバーズでやってますね。

奇跡を望むならの
DVDをコピーしてくれる人
いませんか?

マジ欲しい揺れるハート
高いから買えない涙
これプロフィールに貼らせてもらいました。
素敵な二人ですよね。涙無しでは見れません。

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