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=w=)ゲームプレイ日記♪コミュの【SFC】F-1 Grand Prix Part3

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15年ほど前のゲームですが、改めてプレイする事にしたのでプレイ日記を掲載させてもらいます。
レースの内容は実際に遊んだ内容の通りですが、インターバル部分などはオリジナルストーリーを書き加え、プレイ日記の中身に厚みを出しています。
また、このプレイ日記はF1漫画『HAYATE』とのコラボレーションでお送りします。

もし、読んでの感想なども頂けたら幸いです


・レース周回数は最低周回数の4周です。(予選は2日間で20分もあるのに…)
・難易度はチャンピオンを獲得すると自動的に上がる為に『Easy』
・監督は『レーサー型』開始します。
・チームパッケージやドライバー体制は変更しておりますので予めご了承ください。
 (・ミハエルとモレノを同じマシンで戦わせたい!
  ・幻のマクラーレン・クライスラーがここに実現!
  ・2008年の息子より先に父親が名門Williamsから参戦してみたら…
  ・ジョーダンはやっぱりガショー&チェザリスだ!
  ・マイケルとクリスチャンの元ニューマン・ハースコンビ復活!
  など)

 ・テストコースは日本にある事になっていますが、日記上はフランスにあるものとします。
 ・開発パーツに限りはありますが、細かい改良は頻繁に行われている事にします。
 ・ゲームで開発できない架空のパーツを搭載する事もありえます。
 ・『合同テスト』でもストーリー上 『プライベートテスト』 にする場合があります。



Canon Williams  Mugen-Honda V10
 0 中嶋 悟
 2 S.Modena

Tyrrell  Ford HB V8 Series8
 3 鈴木 利男
 4 J.Alesi

CAMEL Benetton  Cosworth DFR V8
 5 M.Schumacher
 6 R.Moreno

Marlboro McLaren  Lamborghini V12
 7 鈴木 亜久里
 8 片山 右京

Footwork  Yamaha OX10A V10
 9 R.Patrese
 10 D.Hill

Castrol Lotus  Honda RA122E/B V12
 11 M.Hakkinen
 12 J.Herbert

SASOL Jordan  Ford HB V8 Series7
 14 B.Gachot
 15 A.de.Cesaris

Larrousse  Ford HB V8 Series5
 19 M.Andretti
 20 C.Fittipaldi

Scuderia-Italia  Renault RS5 V10
 21 A.Prost
 22 N.Mansell

Minardi  Ferrari E2 A93 V12
 23 P-L.Martini
 24 F.Barbazza

GITANES Ligier  Renault RS5 V10(Works)
 25 M.Brundle
 26 M.Blundell

Scuderia Ferrari  Ferrari M8 V12
 27 M.Alboreto
 28 G.Berger

Sauber  Ilmor V10
 29 M.Gugelmin
 30 I.Capelli


Rera-KAMUI  (Cosworth DFR V8)
 31 神 麗香
 32 葉中 園生

コメント(16)

開幕前 チーム参戦体制発表

私の名前は『神 麗香』(Reika Jin)。
世界に誇るジン・コーポレーションの一人娘ですわ。
以前からF1ドライバーを夢見ていた私はいよいよ本当にF1に参戦する夢が叶いました。
マシンは私が自らデザインしたシャシーにコスワースのDFRエンジンを搭載します。
私の財力と親会社のコネをもってすればルノーやホンダのエンジン獲得も可能でしたが、
 『お金でF1に来たお嬢様』
なんて事を思われるのは不本意ですので自重したのですわ。
幸いなことに開幕前のテストには間に合いませんが、開幕戦からはDFRエンジンを
オーストラリアのゲディ・ライフソン率いる『Splendor』がチューニングしてくれますので
多少型落ちのエンジンだろうが彼らの腕と私の運転技術でねじ伏せて走って見せますわよ。
昨年(1992年)に僅か3レースでシートを失った女性とは違うというところを周囲に認めさせる。
これがまず必要最低限必要な事でしょうね。
 『自分のチームだからシートは安泰だろう』
とも思われたくはありませんから。

今季の目標はコンストラクターズランキング5位以内の確保。
もちろん強力なエンジンパートナーと手を結ぶ事も必要ですが、先述の目標が達成できれば
自ずとエンジンサプライヤーからのオファーもあるのではないかと思っていますわ。

さて、私がオーナードライバーとなるとレースを指揮する人材は別途必要になりますので
日本に拠点を置くレラチームとの共同参戦という形でチーム名は『レラ・カムイ』として
1993年度のエントリー申請を提出しました。
拠点は日本ですが、ファクトリーはヨーロッパラウンドのことを考えて私が留学していた
フランスになります。かつてAGSチームが使用していたプレハブ小屋のような建物は壊し
その周囲の土地も買収して新ファクトリーを建築中です。
完成時期は開幕戦直前という事ですので、現在はレラが使用していた御殿場のレース村に
暫定拠点を置いての参戦準備をしています。
スタッフは日本人が中心ですが、昨シーズン中に撤退したフォンドメタルやブラバム、
マーチに居た外国人スタッフも多く雇用しました。
彼らの経験に基づく意見も新規参戦チームには重要な戦力となりますから。
また、御殿場のレース村に所属するほかの全日本チームのスタッフもシーズンオフという事と
F1マシンのパーツを自らの手で触り、組み立てられるという事もあり、自ら志願して協力を
してくださってるメカニックも少なくありません。
チームメイトには全日本選手権でレラから出走していた葉中という男性ドライバーだそうです。
私個人としては実績とフィードバック能力に定評のあるマウリシオ(グージェルミン)か
ロベルト(モレノ)、ニコラ(ラリーニ)辺りと組みたかったのですが、スポンサーの意向もあり
日本人ドライバーの起用になったそうです。
レラで走っていた方ですから無碍にする訳にも行きませんしね。
結果を残せる方ならいいのですけど、全日本選手権の結果を見る限りは……どうでしょうね。
開幕前の合同テストに出る前に改めて今季のスケジュールを確認しました。
今年のスケジュールは以下の通りとなっています。

3月
 合同テスト(強制)
 Rd.1 南アフリカGP
 Rd.2 ブラジルGP

4月
 合同テスト(任意)
 Rd.3 ヨーロッパGP
 Rd.4 サンマリノGP

5月
 Rd.5 スペインGP
 Rd.6 モナコGP

6月
 合同テスト(任意)
 Rd.7 カナダGP

7月
 Rd.8 フランスGP
 合同テスト(任意)
 Rd.9 イギリスGP
 Rd.10 ドイツGP

8月
 合同テスト(任意)
 Rd.11 ハンガリーGP
 Rd.12 ベルギーGP

9月
 合同テスト(任意)
 Rd.13 イタリアGP
 Rd.14 ポルトガルGP

10月
 合同テスト(任意)
 Rd.15 日本GP

11月
 Rd.16 オーストラリアGP

12月
 完全オフ

1月
 合同テスト(任意)

2月
 合同テスト(任意)
開幕前 合同テスト

今回の合同テストには既に参加費用を支払済みと言うこともありポルトガルのエストリルへと向かう準備をした私は、スタッフに声をかけるためにファクトリーに立ち寄ったのです。
1レースずつ参加費用として$10万を支払わねばならないという規則のため、年間$160万は最低でも必要ですが活躍さえすればスポンサーは自ずとついてくれるようになりますし、タイヤや燃料も無償供給を受けられます。
そして、そのような活躍をするには開発も必要不可欠なので予算を惜しまず投資します。
この投資限度額を見誤ったり優先パーツの間違いがシーズンを通して見ると大きな後退に繋がるのですから、そういった小さなミスをもなくす為にも少しでも士気が上がればと私はファクトリーで働く人たち一人一人に声をかけていきました。

そしてファクトリーを訪れたついでに最後のシート調整をしていると、今季用の新車が見えたので、シート調整の後にその新車を見る事にしました。
そしてそのマシンを見た私は思わず唖然としてしまいましたわ。
なんとミッションは4速式のものだったのです。
私はマシン設計時にオーソドックスな6速ミッションを使用する前提でリヤの絞込みなどを設計していったのです。しかし4速となると……全日本選手権は4速ミッションでも良いのでしょうけど、世界最高峰のレースでは厳しいですしリヤに2速分のギヤ収納スペースが無駄に空く事になってしまいます。
私はすぐに監督に対して開発するパーツを次々と指示することにしました。
そうしないとマシンの能力を最大限に発揮する以前に、下手をすれば今季はろくに戦えない、そんなレベルになりかねないからです。

・ 5速ミッション  $ 60万 : 4ヶ月
・ トラクションコントロール  $ 400万 : 7ヶ月
・ 整流板  $ 20万 : 2ヶ月
・ リヤウイング・タンデム  $ 40万 : 3ヶ月
・ セミ・アクティブサス  $ 200万 : 5ヶ月

コレだけ一気に開発の指示を開幕前から出すことになるとは思ってもいませんでしたわ。
しかも気付いたら資金残高が$80万にまで減っていました。


……
………
…………

え〜……シーズンの折り返しまでに結果を残してスポンサーを獲得しましょう!
そうしないと資金が足りませんからね!
迂闊でしたわ。ついチームの株を買うより安い品物ばかりでしたのでチームの現在の財政の額が一瞬頭から消え去ってしまいました。
『ジン・コーポレーションのチーム』ではなく『神麗香のチーム』として活動したいのですからできる限りお父様やお爺様の資本援助を受けるという事態だけは回避したいですからね。

今からお金の事を心配してても仕方がありません。まずは合同テストでこのマシンの現在の戦闘力と限界を見極め、開幕に備えて出来る事をする。それしか今、私やチームに出来る事は無いのですから!それでは皆さん、エストリルに向かいますわよ。
幸いエストリルは好天に恵まれていて、いいデータが取れそうですわ。
初体験のコース、マシンも決して良い環境とはいえない現状でもやれるだけやりましょう!
そう言ってコースインした私はアウトラップを終え1周目からマシンの限界を探りつつアタックをすることにしました。 最初から限界に挑戦してみる。私の憧れるジル・ヴィルニューヴのドライビングスタイルが私の理想のドライビングスタイルでもあるのです。
しかし、コーナーの立ち上がりはギヤ比の問題もありそれでも普通にミナルディやラルースにすらあっさりと抜いて行かれる屈辱を味わされてしまいました。
ですが、それも本番で彼らの前でレースが出来ればいいだけの事。今はおとなしく引き下がってマシンを見極める事に専念いたしますわ。
1周目:1分4秒137  2周目:1分2秒285  3周目はミスもあり1分4秒553
4周目はストレートでティレルを抜くなど、中団チームとは遜色なく走れているようですわ。
1分3秒469、リジェとやりあいながら抑え切ったのを考えると悪くないですわね。
5周目、1コーナーの進入も決まり1分0秒167を記録。
まずはこのマシンで1分を切るというのが目も前の目標になりましたわ。
そしてピットインをし、タイヤ交換すると共にリヤウイングを1ノッチ下げてみる事に。

結果としてこのセッティングが良かったのか1分を切るタイムも出せました。トータルベストは58秒532というところまでタイムを詰められましたので悪くはありません。
ただ、リヤウイングを寝かしただけコーナリング中にアンダーステアになりがちになったのでコーナーリングの難度が格段に上がったのは色々な面で厳しかったですわ。
コーナーリングのGに耐えられるよう、もう少し首も鍛えなければなりませんし、高速コーナーでの カウンターステアなどのステアリング操作技術も磨かなければなりません。
タンデムウイングが完成すれば少しはコーナリング性能が安定するでしょうけれども、それまではこのマシンで戦う必要があるのですから、己を知る意味でもいいテストになりましたわ。

言い訳はしたくありませんけれども、4速しか使えないとギヤ比の割り当てが非常に難しいクセの強いマシンになってしまっていますわね。
とはいえ、キャラミやイモラ辺りではそれなりに好走出来そうなマシン特性のようですからその辺でスポンサーを射止める為にも結果は残したいところですわ。
前半戦さえ凌げれば…そうですね、5速ミッションが準備できた辺りから本格的に性能を発揮できるようになっていくとは思っています。4速しか使えない間は低速系のコースなどでは苦戦を強いられる、そんな予感さえしています。
本来ならばエンジンパワーが非力な分、トップチームとの差が縮まる低速コースでカバーしたいところなのですが、如何せんミッションの関係で加速トルクに合わせたギヤ比に設定できないと言えますから。
開幕戦 南アフリカGP

南アフリカ共和国、キャラミサーキット。
1980年代には超高速コースだったこのサーキットですが、近代化コースへの改修で
中速サーキットへと変貌したこのコース、昔のレイアウトのほうがこのマシンには
合っている感じなのですが、今それを言っても仕方がありません。
まずはエストリルテストでのセッティングを試して見ることにしましょう。



予選初日

まずはピットを出るとタイヤを温めつつコースを確認し、エスケープの広いところでは
限界を試してみたりもしました。
なかなか1分を切れず、上位勢からは7秒ほど遅れてしまっているタイムしか出せませんでした。
高速コーナーでのアンダーステアがエストリルテストの時より酷いのです。
私は止むを得ずピットへと戻ると
 「リヤウイングを1ノッチ立てなさい!」
とマーシーに指示を出しました。
また、井上にはタイヤのデータを忘れずに取る事を指示すると、ウイングの調整が終わったので
すぐさまピットアウトしてタイムアタックに向かいました。
セッティング変更がいい方向に働き、トップスピードダウンは避けられませんでしたがコーナーでの安定具合が
明らかな違いを発揮、コレでコーナーを攻めていけますわ!
セッティングを変えて最初のアタックでいきなりミス無く走れ、52秒627というタイムを叩き出せました。
ピットからは井上が無線で
 「お嬢様、暫定トップのタイムです!」
と興奮していましたが、まだトップチームの数台はアタックしていません。
何台かには抜かれるに決まっていますわ。
とはいえ予選中盤でのこのタイムを出したのが新規参戦チームとデビュー戦のドライバーという事で
各チームはどよめいていたらしいです、ちょっと愉快な感じでしたわ。
しかし、そこで気を緩めずに更にタイムを縮める為、先程のアタックで攻め切れなかったと感じた
コーナーを更に攻めた走りで通過できるよう、連続してアタックを続けました。

しかし、今度はトラフィックに引っ掛かってしまったり私がミスをしたりでタイムを刻めず、結局は
52秒627が今日の私のベストタイムとなりました。暫定4番手のタイムです。
暫定ポールからは僅かコンマ2秒差。慢心は禁物ですが、それでも
 『F1の世界でやっていける確かな手応え』
を初めて感じる事が出来ました。

P.P. S.Modena Williams Mugen 52.453
2位 中嶋 悟 Williams Mugen 52.540
3位 M.Blundell Ligier Renault 52.594
4位 神 麗香 Rera-KAMUI Cosworth 52.627




予選2日目

ケビンから貰った初日のデータを見ながら、今日の予選へのセッティングを研究をした結果、
基本的なセッティングは初日後半と同じで、タイヤを左D、右Cのコンビネーションを
試してみるという事に決めました。
しかし、このセッティングも前日より路面温度が低くなっては有効な策とは言えずに終わりました。
結果的に53秒を1度も切ることが出来なかったのですから。
予選結果は初日から1つ順位を落としての5位、それでもポイントを狙える位置からのスタートですわ。
昨日と今日の結果を見てFIAが抜き打ち車検をしたり、他チームからの偵察部隊が来たりしましたが
彼らは皆、我がチームが全14チームの中で最もローテクなマシンである事を知って愕然としていました。
皆さんのあの表情を見て、私は思わず笑い声を出さないようにするのが大変でしたわ。
それから、メディアからのインタビューが殺到するなど、チーム広報は大慌てだったようですわね。
明日の決勝ぜひとも入賞圏内を勝ち取り、出来れば公式インタビューに出席してみたいものですわ。

P.P. 中嶋 悟 Williams Mugen 52.313
2位 M.Schumacher Benetton Cosworth 52.452
3位 S.Modena Williams Mugen 52.453
4位 M.Blundell Ligier Renault 52.594
5位 神 麗香 Rera-KAMUI Cosworth 52.627
6位 片山 右京 McLaren Lamborghini 52.643
DNQ 葉中 園生 Rera-KAMUI Cosworth ?
決勝

チームメイトの葉中さんは予選落ちした為、ますます私の予選結果をマスコミを賑わせたのは
嬉しい限りですわね。南アフリカの新聞だけでなくヨーロッパ各地のスポーツ新聞の1面を飾り
モータースポーツをあまり大きく扱わない日本のメディアでさえ大きく取り上げたというのですから
それはとても光栄な事だと思います。
ですが、『女性ドライバー』ではなく『一人のレーサー』として大きく取り上げていただけるように
決勝レース、そして今後のシーズンを戦い、結果を残さねばなりません。
決勝ではスタートで右京さんに前に出られてしまったのですが、すぐさま次のコーナーで抜き返せました。
そして次のコーナーではミハエルを、そしてストレートではスリップを使ってウイリアムズの2台を抜き
と、コースの半周を終えた段階で私はマークまでをも抜き去り首位に立っていました。
ところが油断したわけではないのですが、最終コーナー手前のヘアピンでミラーに映ったリジェに気をとられ
ブレーキングをミスしてしまったのです。
その隙にマークとステファノに先行されてしまい、オープニングラップは3位で終えました。
トップとはまだ1秒以内、マークとステファノがやりあっていますし十分射程圏内ですわ。
私の目論見通りコースの反対側に向かう頃には2台に追い付き、ヘアピンのブレーキングで逆転。
今度は、その隙を突いてミハエルが仕掛けてきましたがコレを何とか抑えきり首位をキープしラインを通過。
この瞬間、F1史に『女性初のラップリーダー』『日本人初のラップリーダー』として私の名前が永遠に刻まれる
という光栄な瞬間になりました。
そうなると次なる目標は『日本人初の優勝者』という栄誉に名前を刻む事です。
残り2周、何が何でも逃げ切って見せますわ!
私が1周目でミスしたコーナーを慎重に立ち上がると、慎重すぎたのかアウトからミケーレが仕掛けてきました。
この位置取りでは最終コーナーのイン側は彼に取られてしまいます。
ですが、彼よりも若干ブレーキを遅らせる事で抑えきる事に成功。
後続が一団になっているためワンミスが全く許されない状況の中でファイナルラップに突入です。
ミハエルやゲルハルトなどの強豪からのプッシュを抑えきり、私は見事にデビュー戦で優勝を飾りました!
思わず涙が出てしまいましたが、この時くらいは許していただきましょう。
私の名前は1950年F1開幕戦を制したアルベルト・アスカリ、1961年のフランスGPでデビューウィンを飾った
ジャンカルロ・バゲッティと共に『デビュー戦ウィナー』としても名前が残る事になりました。
また、チームにとっても『ウォルターウルフ』以来、史上2チーム目のデビューウィンを飾った
チームとして名前を残す事になりました、これもとても名誉な事です。
昨年『F1界からの永久追放』という不名誉な事で名前を残したチームがあったからこそ余計に
名誉な事柄で私のチームが、そして私の名前がF1史に残されるのがとても光栄なのです。
Win 神 麗香 Rera-KAMUI Cosworth
2位 G.Berger Ferrari
3位 J.Alesi Tyrrell Ford
4位 B.Gachot Jordan Ford
5位 M.Gugelmin Sauber Ilmor
6位 I.Capelli Sauber Ilmor
第2戦 ブラジルGP

開幕戦でいきなり『レラ・カムイ旋風』『神 麗香旋風』とマスコミが騒ぎ立てる結果を残した
私たちは第2戦の舞台であるブラジルへと向かう前に一度日本へと戻り多くのスポンサーとの交渉に成功。
海外からもスポンサー希望な会社からの連絡が殺到して一時電話回線がパンクするほどでした。
日本に帰国した私は各メディアに囲まれ、スポーツニュースなどにも出演するなど多忙な日々を過ごしました。
もちろん、チームとしてやるべき事もやっています。
新規スポンサーとして業種のブッキングを避けた結果、中規模スポンサーが1件、小規模スポンサーを6件
獲得する事が出来ました。
そのスポンサーからの入金で増えたチーム資金を様々なパーツや機器の開発に充てる事が優先です。
前回の優勝賞金は皆の努力もあっての事と全て皆への臨時ボーナスとして支給しましたからね。
本当ならば開発予算に充てたいところでしたがスタッフの努力に応えるのもチームオーナーとしての勤め。
ですから優勝賞金を皆へのボーナスとして分配する事に私は迷いませんでしたわ。
さて、資金面の充実から改善していく点ですけれども…
特にモノコックは私の体型を基準に設計してた為、葉中さんには狭くドライビングがしづらい環境なのを
改善するために新たなモノコックを作るのは必要ですわね。
新モノコックが完成するまでもう暫くは辛抱していただかなければなりませんけど…仕方が無いですわね。

・  シャシー  $ 80万 : 2ヶ月
・  ディフューザー  $ 50万 : 2ヶ月
・  カーボンブレーキ  $ 30万 : 2ヶ月
・  フロントウイング  $ 30万 : 2ヶ月
・  ガソリン  $ 50万 : 2ヶ月
・  タイヤ  $ 40万 : 3ヶ月
・  フライ・バイ・ワイヤー  $ 100万 : 6ヶ月


これで残高は$130万……あら?またシーズンを乗り切るには足りない残高になってしまってますわ(汗)
ま、まぁ…不本意ではありますが今後の入賞賞金を場合によってはチームの財源にさせていただくと
そういうことにしましょう。ただし…
 『表彰台に上がった際の賞金はスタッフへのボーナスにする』
という事だけはチームオーナーとして、エースドライバーとしてお約束致しますわ。

そういえば何故か他のチームからは早くも移籍のオファーが来ていましたが
 私が自分のチームを離れるわけがない事も理解できないのでしょうか?
当然ながら全てお断りしましたわ。
何の為にチームを立ち上げて参戦したと思っておられるのかしら。
エンジンサプライヤーからはコスワースから無償供給のオファーを頂きましたが、正直言って
開幕戦に優勝こそ飾りましたが、エンジンのレスポンスにはかなりの不満を抱いておりますの。
『エンジン・マエストロ』の異名を持つゲディ率いるスプレンダーがチューニングしているからこそ
あれ程のパフォーマンスを発揮できたのですから。
開幕前テストでノーマルのDFRを使って走行していたからこそ、エンジンレスポンスの大きな違いは
実感せざるを得ませんもの。他にはジャッドやイルモア、ランボルギーニ、そして名門フェラーリからは
カスタマー仕様のエンジンの供給打診がありました。
しかし、まだ開幕戦を終えたばかりですし、これからマシンも改良していって更なる結果を残す事も可能だと
今の私には自信を持って言えます。ですからエンジンサプライヤー選びは焦らずに決めたいと思います。
ただ、シャシー設計に必要だからとエンジンのサイズとバンク角のデータだけはオファーの際に添付する事と
各メーカーにお願いしました。
メーカー側はこんな依頼はされた事がないと驚いていたようですけれども、ドライバーである私がマシンの
チーフデザイナーでもあるということを伝えると、何とか納得していただけたようです。
予選初日

天候は良く気温も27℃とまずまずのコンディション。
エストリルテストの際のセッティングを基本セットとしてシーズン序盤を戦う方針を決めた私は
まずはそのセッティングを試してみました。
このコースはメインストレートもバックストレートも長いのでキャラミのようにウイングを立てて
最高速よりもダウンフォースを重視するのはラップタイムダウンに繋がると感じたからです。
ところが、いざ走って見ると確かに直線は良く伸びるのですが…ストレートエンドはいずれも
中低速コーナーの為にブレーキ、更にタイヤへの負担が大きいのです。
タイヤのグリップダウンを感じた私はタイヤ交換と共にキャラミ同様リヤウイングを1ノッチ立てる
方向へとセッティングを変更してみることにしました。
ここまでのラップタイムは58秒〜1分2秒というばらつきでしたが、この変更が吉と出るか凶と出るか…
ピットアウトしてタイムアタックに向かいました。

私の予想とは裏腹にセッティング変更がいい方向に働き、苦しんでいたエス・ド・セナをリズム良く抜けられ
結果としてバックストレートでの最高速はウイングを立てる前と遜色ない速度を記録していました。
確かに最終セクターからメインストレートの部分では最高速の低下を余儀なくされましたが、マシンバランス
という部分に限ればこちらの方が正解のセッティングのようですわね。
次のレースからはこちらのセッティングを基本セットにする事にしましょう。
セッティング変更後は58秒を切るラップを連続してたたき出せ、ベストタイムは57秒797。
暫定12番手のタイムですが、暫定ポールから1秒以内のタイムですからこのセッティングでもう少し攻められれば
予選上位グリッドの獲得も難しいことではありませんわね。

P.P. S.Modena Williams Mugen 56.846
2位 M.Schumacher Benetton Cosworth 56.960
3位 中嶋 悟 Williams Mugen 56.963
12位 神 麗香 Rera-KAMUI Cosworth 57.797




予選2日目

今日も昨日とほぼ同じ気温、路面温度という環境で予選を戦います。
初日の後半に走ったセッティングで今日の予選をスタートします。
ただ、雲行きは若干怪しい感じがしますので早めにタイムを出したいところではありますわ。
結果から言いますとこのセッティングは大成功でしたわね。
前日の予選でラバーが乗った路面で更にマシンのグリップ力は上がり、コーナーリングの限界値が
昨日よりもほんの500回転分程度でしょうけど踏めるのです。
一方、ウイリアムズ勢は予選序盤からトラブルに見舞われていたようでした。
結果的に56秒台中盤までタイムを縮めた私が逆転でポールポジションを獲得となりました。
初の公式記者会見でも賞賛の言葉をたくさん頂きました。
ですが予選結果は予選結果、決勝結果はまた別です。
明日も公式インタビューに出席してみたいものですわ。

P.P. 神 麗香 Rera-KAMUI Cosworth 56.547
2位 S.Modena Williams Mugen 56.727
3位 M.Schumacher Benetton Cosworth 56.845
4位 中嶋 悟 Williams Mugen 56.846
5位 M.Brundle Ligier Renault 56.960
6位 G.Berger Ferrari 57.020
DNQ 葉中 園生 Rera-KAMUI Cosworth ?
決勝

チームメイトの葉中さんは今回も予選落ちした為、レラとしては1台体制で決勝に出走します。
葉中さんには申し訳ないですけど、現状のモノコックでの限界の走りをされているにも関わらず、
結果にしか興味を示さない心無いマスコミが批判の記事を書いているのを見ると心が痛みますわ。

ポールシッターということもあり、ダミーグリッド前には多くのカメラマンが私へとレンズを
向けて撮影されていましたが…
サイドポンツーンに座りながらカメラの方に目線を向けると、どうも一部のカメラマンのレンズの
アングルに違和感がありました。
その事を横で傘をさして下さっているローザさんにお聞きしたら
 「麗香さんのスタイルいいし、熱いからってレーシングスーツの胸元を緩めてたら…ねぇ………?」
私は思わず赤面し、レーシングスーツを着込むとすぐにコックピットへと身体を納めましたわ。
もちろん、そういうアングルを狙っていたカメラマンのレンズを睨むことは忘れませんでしたわよ。
それにしても……スタイルという意味ではローザさんの方が身長もスリーサイズも上ですのに
どうして私ばかり写すのですかしらね。
 「それはスタイルのいい女性レーサーっていうのと、東洋の黒髪美人って魅力もあるんじゃ?」
…まったく、私はグラビアアイドルとかではないのですわよ!

そんな話はさて置き…
決勝ではスタートでステファノがグリップの低いイン側スタートを苦にもせず、むしろイン側の利点を生かし
1コーナーで仕掛けてきましたが、私はコレを牽制しつつも阻止。すると続いてミハエルがエス・ド・セナで
中嶋さんがバックストレートでと次々と仕掛けてきます。
さすがの私もマシン性能では劣っているこのマシンで彼らを抑えきるのは厳しいかもしれません。
なんとかオープニングラップを無事トップで終えられましたが、この内容の濃い1周に精神面は早くも疲れを
見せ始めているのを実感してしまいました。
気温のせいだけでなくグローブの中の掌の汗がそれを物語っていました。
2周、3周とトップをキープし続けていられましたけれど、細かいミスは周回毎に増えている状態です。
特にブレーキングからコーナーへのターンインが一瞬早くてイン側のグリーンをカットしそうになったり
ターンインが一瞬遅れてアウト側にはみ出しそうになり慌ててスロットルを戻したり、時にはブレーキを
軽く踏んだりと順位を落としていないのが不思議なほどの苦戦をしつつファイナルラップに突入しました。
そしてそのままなんとか後続を抑えきり開幕2連勝を達成しました!
コーナーではミラーで後続の動きを見ていたので後ろが団子状態というのは存じていましたが、最後まで
後続同士がやりあってくれたことが私の勝ちに繋がったとも言えるでしょう。
ただ、精神的な疲れと数少ない反時計回りのコースなので首への負担は大きく、レース後の表彰式と
記者会見を欠場し、メディカルセンターのお世話になる事になったのは残念でしたわ。

Win 神 麗香 Rera-KAMUI Cosworth
2位 P-L.Martini Minardi Ferrari
3位 A.Prost Scuderia-Italia Renault
4位 中嶋 悟 Williams Mugen
5位 A.de.Cesaris Jordan Ford
6位 R.Patrese Footwork Yamaha
プライベートテスト

開幕2連勝と私たち自身も驚きを隠せない内容でフライ・ア・ウェイの2戦を終えられました。
そんな私たちはファクトリーがあるフランスへと戻りました。
次からヨーロッパラウンドという事もありますが、ファクトリーのすぐ隣にレラ・カムイ所有の
テストコースが完成したので、その完成記念式典とスポンサーに向けてのデモ走行の為です。
更にその翌日には次戦以降へ向けての新パーツのテストとしてこのコースでテストをします。

他のサーキットですと、テスト走行をするのにサーキット使用料が掛かってしまいますが、
このコースですと所有コースですのでコースの使用料金は必要ないのです。
 『自前のサーキットを作る余裕があるならばチームの方に予算を…』
と思われる方も少なからず居られるとは思うのですが、このサーキットはお爺様が資金を投資し
作られたものですから維持費などはお爺様の負担となります。
ですから『私のチーム資金』とは全くの別で管轄外なのすわ。
お爺様の私への愛情は私自身が言うのもお恥ずかしいのですけれども、盲目的ですからね。
私がお爺様に
 「来年からF1に参戦することにしました」
と報告したら
 「そうか……FIATの株を買い占めようか?、それともウイリアムズやマクラーレンがいいか?」
と仰ったほどですから…
私が自分でチームを立ち上げて、そこでやっていくと言うと
 「援助資金として1兆円ほどあれば良いか?」
とまで仰る状態……そして話し合った結果、妥協点として落ち着いたのがこの
 『専用サーキットの建設』
なのですわ。
記念式典を終え、葉中さんのマシンと2台でデモ走行を行ったのが昨日。
今日はテスト走行の日ですわ。
まずはコースをゆっくりと走行し、徐々にタイムを縮めていくという走りをします。
全くデータのないコースでもいきなり攻めて走るのが私のスタイルではありますが、さすがに
今日はコース創設者であるお爺様が昨日に続いて来ておられますので、いきなり攻めて
コースアウトといった事態は私自身も避けたいですからね。
仮にクラッシュでもしたら怪我がなくとも人騒がせな事になるのは決まってますから。
なお、チームメイトの葉中さんはまだモノコック製作が間に合っていませんので、現状のモノコックを
削って、強引ですが多少なりとも彼が運転しやすい環境へと近づける工夫をしましたのでその確認です。
私は次のヨーロッパGPや市街地コースのモナコGPで使用する小さな空力パーツのテストを
重点的に行います。そういう意味でも限界まで攻める走りは今日は自粛ですわ。
まずは従来型のマシンで1分3秒686というゆっくりとしたタイムからタイムアタックを開始。
1分1秒834までタイムを縮めたところでピットへと戻りTカーへと乗り換えました。
こちらには斬新な空力パーツを付けています。
そして、私がこのマシンで走ってる間に従来型のマシンには別のパーツを取り付けてテストする。
それを時間内にどれだけ試せるか、低速コーナー・中速コーナー・高速コーナー・複合コーナーなど
それぞれのタイプのコーナーでの挙動を全身で感じ取るように走ります。
ですからタイムはある程度の参考にしますが、ドライバーのフィーリングが最重要になります。

斬新なパーツを付けたマシンはドラッグの多さからストレートの伸びを欠き、1分3秒206から
1分2秒702までタイムを縮めるのが精一杯でした。
ですが、このコースは中高速コースですからドラッグの多い状態だとタイムが伸びないのは当然です。
高速コーナーでは不安定な挙動を起こしたりしましたが低速コーナーへのハードブレーキや
シケイン・ヘアピンでの安定性はかなり高かったですわね。
ただ、途中でパーツが損傷するなど耐久面の問題が残りましたので、これ以上ドラッグが増えずに
強度をアップ、出来ればダウンフォースもアップできるように改良すれば十分実践投入できますわね。
あまり外観としては好きにはなれないのですけど、シミュレーションデータで良い数値を出し、
実走テストでも結果を残したのですから投入する価値はありますわ。

再びピットに戻った私は最初は従来型だったレースカーに乗り換えました。
このレースカーにはインテークダクト部分に小さなフィンを装着しています。
リヤウイングのセンター部分に当たる空気の整流が目的のパーツです。

中高速コーナーでの挙動は従来型より若干安定し、トップスピードは遜色ないスピードを記録。
これと言って文句をつけるべきところも無く、いきなり1分1秒868というタイムが出たのには
私自身驚きました。続くラップでは1分0秒450までタイムアップ。
このパーツは次のレース以降の全レースで使えそうですわね。
そしてテスト時間が無くなってしまいましたので、今回のテストは終了ですわ。

葉中さんも時折ですが好タイムを出し、ベストタイムを見ると前戦までの私との予選タイム差よりも
1秒以上縮まっていました。
突貫工事のようなモノコックでもかなり彼にとっては操作性が上がったようですわね。
チームの更なる上昇を目指してヨーロッパラウンドに突入ですわ。

そういえば新しく試したドリンクはイマイチでしたわね、こちらも要改良ですわ。

Web上ではもう少し先までプレイ日記が進んでいるのですが、ひとまずココまで転載しました。
最大文字数制限とかあって、転載作業も意外に手間が掛かったりしますので^^;

基本的にはHTMLからそのまま転載してますので、改行位置がおかしく読みづらい部分が多くあるかと思いますが、その辺はご容赦下さい。


もし宜しければ、感想など頂けたら嬉しいです。

続きはまた近日中に転載及び新規執筆予定です。
諸事情でプレイを最初からやり直す事にしました。
ですのでこの続きは掲載せず、新規プレイの内容を連載という形になります。


ところで、本来はこちらから伺う事は感想の強要みたいに感じられるのでマナーとして問題な部分もありますが…
私のプレイ日記が皆さんの目にはどのように映っているのかお聞かせいただいても構いませんでしょうか?
=w=)んとですね、なんというか、難しくて良く分かりませんでした。
……難しい…ですか…

貴重なご感想ありがとうございます。
管理人さんだけでも反応してくださり助かりました。


やっぱり専門用語とかの説明がないからですかねぇ…

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