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素晴らしきクラシック映画の世界コミュの失われた映画、鑑賞困難な映画

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毎年のように、世界各地で”幻の”希少な映画の発掘が相次いでいます。

一例として、フリッツ・ラング監督のSF超大作『メトロポリス』(1927年)は、完成直後にフィルムが散逸したものの、現在ではブルーレイディスクにて150分もの復元版を見ることができます。

しかし日本では、映画保存が古くから熱心に行われている欧米とは異なり、戦前までの膨大な映画フィルムの大半は失われたとされています。

戦前の映画フィルムは痛みやすく、今この瞬間も、劣化・発火・ビネガーシンドローム等による損傷が進行しています。

そこで、今では鑑賞することが困難になっている映画、失われたとされる映画についてのトピックを立てたいと思います。洋画邦画問わず、どこかで見かけたという情報や、この映画が見たい!という皆様の意見を書き込める場になればと考えました。

コメント(5)

●『江戸に現れたキングコング』(1938)

昨年(2014年)は『ゴジラ』の生誕50周年ということで、デジタル・リマスター版の公開や、2作目となるハリウッドの公開で大いに盛り上がりました。

そのため、東宝特撮映画や本多猪四郎監督、円谷英二などにも注目が集まった年でもありました。

戦前の日本製SF映画についての面白い研究書(「戦前日本SF映画創世記」高槻真樹・著)も刊行され、ラピュタ阿佐ヶ谷では特集上映が組まれるなど、注目が集まりました。


同著の中でも紹介され、映画ファンに語り継がれている珍品映画に、『江戸に現れたキングコング』(昭和13(1938)年)という作品があります。ご存知の方もおられると思います。

ウィリス・オブライエンが特撮を手掛けたハリウッド映画の名作『キング・コング』(1933年)の大ヒットを受け、大量に亜流が製作された”大猿映画”のひとつ。製作は全勝プロダクションというB級製作会社で、フィルムは断片すら残っておらず、わずかなチラシと広告が現存するのみという珍作です。

そのキャッチコピーがすごい。引用しますと、

「怪獣キングコング江戸に現はる!正に是怪奇!正に是戦慄!その咆哮に陽春映画界は震撼する」

…とあります。


公開当時のキネマ旬報に載った広告のビジュアルもかなりのインパクト。
ぜひとも見たいのですが、今後のフィルム発見に期待するしかなさそうです。

※何か情報をお持ちの方は、ぜひお教え下さいm(__)m
>>[002]

僕もこの本を読んで興味を持った一人です手(パー)

是非観てみたいものです映画

ちなみに僕は同著にも出てくる京都文化博物館フィルムシアターの会員でもありまして明日も行く予定です映画
>>[3]。

それは良いですね。
自分には「見るまで死ねない映画」リストというものがあり、『江戸に現れたキングコング』もその1本です。どこかでフィルムが見つかることを祈るのみです。
自分が観たいのは、トッド・ブラウニング監督の『ロンドン・アフター・ミッドナイト』です。
一応youtubeに写真で再現(?)した物が上ってはいるようですが……。
他にも、ハロルド・ロイドのロンサム・リューク物はいつか観てみたい。ほんの一部ですがロイドのドキュメンタリー『命知らずの喜劇王』で観られますが物足りないです。

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