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期間限定勝手に下北まつりコミュの嘘っこあらすじ劇場。

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別項目で書いておいたものですが。折角なのでつけたし。。


漱石にあこがれる男。猫を抱いてつぶやく。

我輩は猫であるを山形弁(ってくくっていいのか?)で聴くのは面白い。
まーた抱いてる猫が、ゴクネコのときの猫なので、目つき悪いっていうか。。。白目むいちゃってるんですけどっ。

漱石の一般的なイメージが、三人の漱石のような姿の男達に語られはじめる。
我輩は。。。
どこそこに、生まれ、教職であり物書きであり、家に帰れば書斎に篭り、読書人として過ごす。しょっちゅう居眠りをし、大喰らいをして薬をのむ。

猫は。。山形弁の猫は。古今東西の書物に通じ、哲学的思想にふけり、人の心を見抜き、(・・・猫のほうがよっぽど、漱石だべな。)そして、飲めぬ麦酒を舐めて井戸で溺れ死んでしまった。死んで太平の世を得た。
漱石を慕う男は続ける。
わしらはその人を先生と呼んだと。
世間一般をはばかってそうしたのではなく、慕わしい人であったのだという。(このあたり既に記憶が無い。)

田舎の青年は、都会で文士となって、世界に血の流れない革命を起こす。そう志、家を捨て、父と母を残し断腸の思いで、平和工業社製 森の機関車(W-040) (暴れん坊でビッグサイズのお子様にお勧め!)に乗って旅立ったのであった。

いけどもいけども。不安な気持ちを映す車窓。。。
と、隣に紳士が腰をかける。
微妙に会話が盛り上がらない。
紳士の友人は果物が好きで、干し柿を喰ったとか。
時に、何をしに東京へ?
紳士にたずねられ、青年は応える。
文士になるんだっすっ。

紳士は言う。あなたの田舎より、東京は広い。東京より日本は広い。そして日本よりわたし達の頭は広い。
でも、日本が諸外国に誇れるものは富士の山だけ。
しかもそれは、天然自然にあったもので、自分らがこしらえたものではない。

日本だって、段々と発展していくはずだ。素晴らしいものが作れるようになるはずだ。青年は朗らかに応える。

いや、滅びるね。紳士は冷静に言い放つ。
えーと、なんだっけかなー。もう、思い出せないっす。
で、まあ上野駅で、青年と紳士は別れる。

そして、青年は。。トコロは東京に出るのである。
そもーそーもーその時ーの服装は。。。などと、鼻歌も歌えないほど、都会の喧騒は青年を置き去りにして騒がしさを増していく。
やっとの思いで、東京の友人とめぐり合った。
友人が経った一年で田舎の青年から七ーボーイ、へと変貌を遂げていたことに驚きを隠せず、自分もこうなれるのかしら。と、不安がいいやますばかり。
青年は、早速友人が所属している?えらーい文豪先生のサロンへいく。

しかし、そこは、厳しい文学の道を目指す激しい場所であった。
ってー。。
わけで、ある一日のサロンの様子。。。

弟子筆頭 本日は俳句を学ぶ。
弟子一同 おっす。
弟子筆頭 静けさや岩にしみいる蝉の声。
弟子一同 繰り返す。
弟子筆頭 この俳句の作者は誰だ?
弟子の一人が間違える。。。。腕立て10ッ回っっっ、を命じられている。。

そんなスパルタな?え?
な様子を物陰から伺う青年は、弟子筆頭に見つけられ、問い詰められる。
貴様何しに来た?
おらば国での一番のものかきになる(わからん。山形弁はわからん。かけねーっ。)
えとー、ようするに、日本で一番のもの書きになりたい。と、サロンで言い放った青年はその場の者達に一笑に付される。
それほど、このサロンいはいりたければ、ためしてやる。
弟子筆頭の言い草に
「山形ではすんどうと呼ばれたわしをためそうとは、かかってけらっしゃい」だっけかね?受けて立つ青年。

問い。どんより、を使った例文をつくれ。
答え。わたしはうーどんより、そうめんが好きだ。

問い。I live in Tokyo.を過去形にしなさい。
答え。I live in 江戸。

問い。明治の文豪は?
答え。森鴎外。

はい、サロン立ち入り禁止ー。
か、勘違いしてましたー。
泣き叫ぶ青年。

見かねた紳士が歩み寄る。入れてあげれば?
その人は、いつか、汽車でであった妙な人であった。

憧れの(のわりに、顔とか知らないのは、今ほど情報が無かったからなんですかね。やっぱり。)人の口ぞえもあり、無事青年はサロンに迎えられ、、、、厳しい夏目ブートキャンプの日々が始まるのであった。
(腰を落として、腕を右に左に、アッパーカットを繰り出すごとくに振り回す、、運動をほんとーにする。。)

コメント(5)

先生のある日。
夏目某であることを望み、文学博士の称号を辞退する旨宣言しひと悶着。
名誉や栄誉や、人の作った欲望の塊を位にしたものをあがめるのは具の骨頂だ。
人であること。ソレが自分の第一義です。
言い切って結局辞退してしまう。
ここに、人のうらやむ栄誉、名誉、地位を、手に文学界に威容をほこる鴎外との戦いの火蓋が気って落とされる。

夏目ブートキャンプな毎日を過ごす青年は、先生に来た依頼の原稿を任されている。自分の文章が書きたいのに。書きたいものをかけず、書きたいわけでもないものを書く。

サロンの一員になって喜んだ青年は誓った、書くぞ。書いて書いて、書くぞーっっ。
迎えてくれた先生はいいました。信用。社会において、信用は大事です。いい文章を書いても信用がなければ読んでもらうちゃんすは少ない。勉学にいそしみ、信用を得ることです。

なんて退屈で窮屈な日々であろう?おらが目指してきたのはこんな汲々とした日々ではねのっす。
そう、鬱々とした日々にあるひ光明がさす。
火の元新人文学賞(これ、日の本だよねえ。きっと。)受賞したものが、このサロンから出た、というニュースが飛び込んできた。

短編「おかゆ」を書いた青年はめでたく新人賞を受賞する。
面白くて、ふざけていなくて、題材が自然で新しい(だっけ?)こんな作品を、2、30も並べて御覧なさい。文学界に名を成しましょう。。ま。一本きりでは駄目ですが。
てなわけで、サロン一同で万歳三唱ののち、サロン御用達キゃバクラへれっつごー。
(万歳三唱の仕草は、明治の法令?だっけね?で定めがあるのだそうです。それにのっとってやってます。と。おーにょさんが言った。たぶんそう言った。)

キャバクラに向かう先生と、青年。
青年は思う。
先生は近づきがたい人でいつも寂しそうで。でも、近づかなければならない人なのだ。そばに、近くに居たいと思う人なのだ。

さて、キャバクラ。
そこで、青年はミヤコという女にであう。
青年三四郎が美弥子とであうように。
女は言う。スト霊シープってご存知?
わたしってそんなに生意気ですか?
(。。。霊って、ストレイシープだ、ストレイシープ)
あるいは、もう一人のキャバクラ嬢が先生の体を思って?お店のカーペットが大事だから?
先生の大酒飲みを辞めさせろという。
先生は、お酒が弱いのに飲む。
なーんて、ことを話してたら、ほーら先生カーペットにげろげろげろー。

。。。。
青年は酔った幻想をみた。
その世界には、並び立つ文豪。ひとりの女。
多くの人の多くの夢を。。なんだっけ?
縫い取りしよう、絵にしよう。
糸は何色、金の糸銀の糸。恋の色恨みの色とりどり。
時鳥がなく。
一声でしかとしれ、ふた声でいい声だと、待ちこがる。
一目ぼれと似ましょうか?
時鳥の声はまるで、胸がすくようだ。
でも惚れたら胸がつかえよう。
惚れぬこと。惚れぬこと。

幻想に並び立つ文豪と、女を見て青年は思う。世界に二人その人は同じ世界に、二人して並び立っている、二人居てこその世界だ。

そして青年は、こんな夢をみた。

己が火の元文学賞大賞を受賞した夢。
新進女優松井フスマ子とのスキャンダル。
時の権力者との癒着。

惰眠をむさぼる暇はない。
今日も夏目ぶーとキャンプは続く。

先生は問う。
文学とはなんぞやと。

文字によるうんちゃらかんちゃら。
という、、いっとき文学論が戦わされ。
(忘れちゃったもーん。)
先生は、袋小路においこまれ、突き破る針もなく、途方にくれていたこともあった。
諸外国のまねた文藝なんて、文藝ではない。
それは、まるで、日本をわすれ諸外国のまねっこに走る日本と同じじゃないか。
。。。他人によって、他人の模倣から自己を確立する。。それを他人本意という。(そうなのか。違うぞ、なんかニュアンスが。)
しかし、先生はあるひ、気がつきました。
自分の中にあるもの、自分自身が知っているもの、を描く。
それを自己本位と、名づけました。
(違う。絶対ここ違う。なんかが違う。)
(とりあえず、自己本位という考え方に漱石が思い至ったという話をしているのだと。思ってね。ブートキャンプしながら。。。)

そして、先生は言う。
いまこそ、文字に命をかける、維新の志士たちのように、文学に命がけで挑む。
んだっけかなー。
ここの場面はかっこよかった。
すごーく、かっこよかったのになー。。。
漱石の文学に対する情熱と姿勢。
誠意をつくし、己を飾らず、嘘はつかず。文学に対して真摯に向き合う。こと。
だったよーな。ちがうよーな。
えーとー。漱石得意な人ーっっっ。

サロンの弟子達に伝える。
文学に対する姿勢。
かっこいい漱石なんでした。まる。

ってここで終わらない。

場面変わって、ある一部屋。
女がやってくる。
女はかつて男の兄の婚約者だった。
兄が死に。女は。去った。
男の心には、いまだ女への気持ちがいき続けている。
なら、何故。何故もっと早く言っては下さらなかった?
女は苦渋に満ちた思いにうつむく。
あの人を愛しているの?
あの人はあなたを愛しているの?
男が詰め寄る。

男は決意する、女はあの人にはわたさない。
あなたにそんなことできて?自嘲気味に笑う女。
そこへ乱入してくる男。

女は一葉。男は、漱石、乱入者は鴎外。
いつぞ夜の世界に並びたつ男と、女。
乱入者鴎外は言う。一葉、わたしの派閥に入りたまえ。
鴎外の気持ちに愛はあるんでしょーか。
単に、一葉が派閥に加われば鴎外の名が挙がる、それだけのことじゃあないか。
漱石はなにかとちゃちゃを入れまくり、止める。。。
挙句の果てに。。
鴎外の若かりし頃のスキャンダルを弾劾する。

舞姫エリス。丸川さん。
若かりし鴎外。 秋葉さん。

二人の恋はやがて横浜で引き裂かれる。
あなたは女を捨てました、自分の地位や名誉の為に。そしてそれを破廉恥にも小説として発表した。

わたしは。愛していた人を書き残しただけだ。愛していたからこそ小説にしたんだ。
あなたにそんな恋があるというのか?
鴎外に逆に詰め寄られ、声に出せない恋い絶句する漱石。

大体。漱石がどれだけ人に嫌われてるかっ、思い知らせてやる。
鴎外は、漱石を嫌う人を集めて、漱石を攻め立てる。
ゼッケン一番、漱石の妻。
ゼッケン二番、漱石のせいで帝大英語教師の職を追われた小泉八雲
ゼッケン三番漱石大ッ嫌いの会会長森鴎外。

けっちょん、けっちょんに攻め立てられ、挙句の果てに一葉まで面白がって漱石を攻め立てる。
孤独に打ちのめされる漱石。
一人うずくまる。
蔵王に登る若者二人、青雲の志し篤くもてり。(この場面が何の比喩か判りませんでしたさ。若かりし頃の漱石と子規?)

もう、行きます。
一葉は漱石にあるいは女は男に別れを告げる。
こんなに美しくても死ぬのか。
男は嘆く。
わたしが死んだらアコヤ貝でお墓をほっておほしの欠片を目印に(だったけ?)

お日様が登って沈んでまた登って。

太陽が東から西へ沈んで、また沈んで。

きっとあなたにまた逢います。
いつ?男は問う。
100年のちには必ず。女消えゆく。
男ひとりが、世界に取り残される。

暗転

文机でうたた寝こいてる漱石の元に子規がけらっとやってくる。
ひとしきり、漱石の作品に話を咲かせ、ふと花がさいたな、と言う子規。

絶命。

ロンドン留学中の漱石からの手紙はまるで己がその場にいるような誠に楽しい手紙であった、出来ることなればもう一度お前の手紙が読みたいが、、、。
と子規は嘆く。

しかし、お前はひとりでは無い、ひとりでは無いさ。
死して尚漱石の理解者である子規は漱石の身の内にある。

子規の死。

暗転。

死の床に伏している漱石。

弟子たちが不安に集まる。
子規が逝き一葉が逝き、先生まで逝ったら明治は終わるな。
弟子の誰かが言った。誰も不安におののいている。

そこへ悪党笑いも高らかに森鴎外とーじょー。

漱石が亡きのちはわたしが君達のめんどーをみよう。
漱石あってこその仕事を得ていた君達に、この先も仕事は勿論、文章の添削指導をしようじゃないか。
児童文学に力を入れているなら後押しもしよう。
どうだね?
心は動く。
先生を慕うココロ。
明日のかてを不安に、己の文学への志しがついえるかも知れない不安。


でも、それでも。
先生とみんなで文学談義に花咲かせた夜。先生は鴨鍋を用意してくれた。半生でたべた美味しかった鴨肉っ。
海水浴に行って、溺れかけた弟子を見事な背泳ぎで助けに来てくれた。

みんなで仲良く通ったキャバクラ。
ショートへあの女と、ロングへあの女。先生はどっちもお気に入り。でも先週、店は潰れました。

勿論先生からは多くのことを学びました。
原稿用紙の使い方。
句読点はちゃんと使おう。謙譲語と尊敬語の使い方。
先生の教えは山よりも高く海よりも深い。
その教えを胸に。。

先生を忘れ、新たな師を乞うことなんて出来ない。泣き崩れる弟子たち。

漱石が弟子たちの前に佇む。
自分を信じなさい。
困ったら友を頼りなさい。皆さんはひとりではありません。

漱石、鴎外に向き直り改めて弟子の行く末を願う。

鴎外は言う。
人間としても、作家としても、わたしがあなたにかなう器ではないとさとる。そんな自分には文豪の資格なし。

かつて漱石にあこがれ田舎から出て来た青年が言う。
あなたがかつて未来の子供たちの為に詠みやすく改めた文章は80年の歳月を超え詠み継がれているではないか。
鴎外、漱石二人の文章にあこがれ、真似をして幾度もなぞったではないか。
明治の文豪は誰か特定個人その人なのではなく、漱石鴎外がならびたってこそ、世界を牽引したのではなかったか?

と。

個人森倫太郎の文字以外の一切の文字を墓標に刻むコトをせず、と誓う鴎外。

漱石の臨終に際し、弟子たちの後見を引き受け、立ち去る。

弟子それぞれも旅立つ。

漱石にあこがれる男は最後に漱石と対峙する。

牛となれ。
牛となって押すのです。


先生っ。言葉に詰まる青年。


文机に向かい、手紙を認める漱石。
恐らくは読み手はすでにこの世に生なく。だがしかし。
友との繋りが死で途切れるものではなく。
手紙をしたためる姿は、楽しげである。

暗転。

青年は猫を抱いて、懐かしく先生を思い出す。
そして、先生を小説にしようと思うコトを告白する、すでに題も決めある。
いいですよね、せんせい。


幕。
最後まで気力続かねんでやんの。うう。

ほんとはコネタやらなんやらを書くはずで、書き始めたんだがなぁ。
書き落しまくりで、漱石作品が折角織込まれてるのに、無視してるし。

いいやもう。
取りあえずアウトプットしとかないと次の芝居が入らない。

いやーしかし睡眠学習って存外効果あるんだね、授業ではまったく駄目だったが。

で。だらだら書いてて思ったのは、なんだか随筆みたいな芝居だったなぁと、今更ね。

なんか四コマ漫画並べたみたいなとこあるよね。てゆー感想の人がいて、ナルホドなとおもったんだが。

極端な話しの転回がないのだ。
展開じゃないぞう。

一葉との恋も、舞姫もそれは確かにドラマなんだけど。
なんて言うか、漱石の年譜を丁寧に読みといたとゆーか。
あのーNHK特集みたいなの。
なんか褒めてんだかけなしてんだか判んないな。

観終わって、すごーぅく柔らかい気持ちがあった。
観ていて痛いくらい切ない気持ちがあった。押し殺し捨て切れない切ない気持ちなんて凄いドラマだよっ。

でも。なんだか。
その、芝居ってゆうかドラマってゆうか。
なんか違う。

ドキュメンタリーじゃなくて。
でもちゃんと気持ちは(あまりに文字がたらず、自分が感じたコトは語りきれていないが。)


うーっ。
遁走。

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