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ダイナミックコリアコミュの「世宗大王艦」進水式…世界5番目のイージス駆逐艦保有国に

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盧大統領「名実ともに大洋海軍への足掛かり」
最大1000キロ離れた地点から1000余りの標的を同時に探知

世界最高水準の対艦、対空、対潜能力を備えた「夢の駆逐艦」であるイージス級の韓国型駆逐艦「世宗大王(セジョン・デワン)艦」(KDX-III)が25日、その姿を見せた。

海軍は同日午後、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領を始め、金章洙(キム・チャンス)国防部長官、宋永武(ソン・ヨンム)海軍参謀総長らが出席するなか、蔚山(ウルサン)の現代重工業で7600トン級のイージス駆逐艦「世宗大王艦」の進水式を行った。これにより韓国海軍は、米国や日本などに続き、世界で5番目のイージス駆逐艦保有国となった。

盧大統領「名実ともに大洋海軍への足掛かり」

盧大統領は祝辞で「韓国の国防科学技術と造船技術が作り出した貴重な成果だ。最先端の防御システムと攻撃能力を備えた世界最高の戦艦として、韓国の海軍力を一段階高めることになる」と述べ、世宗大王艦の進水を祝った。

また「政府は『国防改革2020』に従って先端海軍戦力を計画通り増強していく。今後は第2、3号のイージス艦のほか、次期護衛艦や3000トン級の潜水艦などが配備されれば、韓国海軍は名実ともに大洋海軍となる」と語った。

世宗大王艦は「SPY-1D(V)」レーダーを装備したイージス(Aegis)戦闘システムを搭載、1000余りの標的を同時に探知・追跡でき、そのうち20余りの標的を同時に攻撃できる優れた防御・対応能力を備えた最新鋭の戦闘艦である。

米ロッキード・マーチン社が開発した世宗大王艦のイージス戦闘システムは、最先端の多機能レーダーシステムで、日本が保有している同級のイージス艦に比べ、その性能がずば抜けていると評価されている。世宗大王艦は最大100キロの距離にある目標物を追跡できる最先端の「SPY-1D(V)」レーダーによって、敵の航空機やミサイルを数百キロメートル以上離れた地点で発見し、迎撃することができる。

さらに世宗大王艦は、韓国型垂直発射システム(Korean Vertical Launching System: KVLS)や対艦ミサイル、魚雷などの武器システムと電子戦装備、航海レーダーなどの主要装備・設備を国産化し、艦艇ステルス機能を適用して生存性を大幅に強化した。

特に、国内で開発した48基の韓国型垂直発射機には強力な国産艦対地クルーズミサイル「天龍(チョンリョン)」が搭載され、潜水艦を攻撃する対潜ミサイル「紅裳語(ホンサンオ)」も搭載されている。この他にも、5インチ艦砲で120キロから地上軍を直接支援できる強力な地上戦支援能力を備えており、沿岸から離れたところから敵の核心施設を攻撃できる。

2012年までに2、3番目のイージス艦も実践配備

航続距離1万キロの世宗大王艦の最大速度は30ノット(時速55.5キロ)で、約120基の艦対艦、艦対空ミサイルと長距離対潜魚雷などを搭載しており、乗組員は約300人。

世宗大王艦は広域対空防御、地上作戦支援、航空機・誘導弾・弾道弾の自動追跡と対応能力を有しており、韓国海軍の作戦遂行能力を大幅に向上させ、今後は海軍が運用する機動艦隊の主力艦として大きな役割が期待されている。

進水式を終えた世宗大王艦は今後、試験運行などの過程を経て、2008年に実戦配備される予定であり、2010年と2012年には第2、第3のイージス艦もそれぞれ配備される。

世宗大王艦は、韓国型駆逐艦の3段階目の事業(KDX-?)の1番艦であるが、海軍はこれまでKDX-?で広開土大王艦級(3100トン)の「広開土大王(クァンゲト・デワン)艦」「乙支文徳(ウルチムントク)艦」「楊万春(ヤンマンチュン)艦」の3隻、またKDX-?では忠武公李舜臣艦級(4300トン)の「忠武公李舜臣(チュンムゴン・イスンシン)艦」「文武大王(ムンム・デワン)艦」「大祚栄(テジョヨン)艦」「王建(ワンゴン)艦」「姜邯贊(カンガムチャン)艦」の5隻を保有するに至っている。


ダイナミックコリアHP→http://www.korea.or.jp

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