上智大学ロシア語学科コミュのＪＣＢ、ロシア大手商業銀行ＩＣＢと加盟店業務を開始

ＪＣＢ、ロシア大手商業銀行ＩＣＢと加盟店業務を開始（日経ネット）

ＪＣＢ、ロシア大手商業銀行ＩＣＢと加盟店業務開始
～ロシア第二の都市、サンクトペテルブルクで加盟店網強化～

　クレジットカード業界最大手でアジア発唯一の国際クレジットカードブランド運営主体である株式会社ジェーシービー（略称：ＪＣＢ、本社：東京都港区、取締役社長：信原　啓也）の海外業務を行う子会社、株式会社ジェーシービー・インターナショナル（略称：ＪＣＢＩ、本社：東京都港区、取締役社長：吉澤　邦夫）は、ロシア　サンクトペテルブルク地域の最大手商業銀行であるＩｎｄｕｓｔｒｙ　＆　Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ　Ｂａｎｋ，Ｐｌｃ．（以下：ＩＣＢ、本社：サンクトペテルブルク市）と、サンクトペテルブルク市および近隣地域におけるＪＣＢカード取扱い加盟店獲得や売上処理を含む加盟店業務についてライセンス契約を締結、ＩＣＢは２００５年８月中旬より順次加盟店業務を開始いたします。

　ロシアは「世界遺産」を数多く有し、世界中から多くの観光客が訪れる国のひとつです。統計によると、日本からのロシアへの渡航者数は２００１年、２００２年がそれぞれ約７万人、その後２００３年には８万６千人と前年比１７．７％増を記録しており（国際観光復興機構（ＪＮＴＯ）「訪日外客数・出国日本人数」より）、今後、ロシアに渡航する日本人が更に増加することも想定されます。
　ロシア第二の都市サンクトペテルブルク市は４５０万人超の人口を擁し、行政、経済、学術文化の中心地となっています。同地域には、１９９０年に「世界遺産」登録された「サンクトペテルブルク歴史地区と関連する建造物群」や、世界３大美術館の１つである「エルミタージュ国立美術館」、「ペトロパブロスカヤ要塞」などの建築記念物や学術文化施設などがあることから、国際的な観光地として国際　　クレジットカードの利便性向上が特に強く期待されている地域です。

　ＩＣＢは、１９９０年に商業銀行として設立されたサンクトペテルブルク地域最大手の商業銀行で、観光客がよく利用するホテルや飲食店、一般商店などの加盟店を有し、同地域で最大の加盟店シェアを誇ります。
　このたびの加盟店業務提携は、近年のロシアへの日本人渡航者数の増加や、同国に進出する日系企業が増加しつつある傾向から、加盟店網強化で更なるサービスの拡充を目指したいＪＣＢおよびＪＣＢＩと、多くの日本人観光客を同地域に呼び込み、マーケットにおけるプレゼンスを確保したいＩＣＢ、両社の思惑が一致し、実現したものです。
　ＪＣＢＩは１９９５年より、大手カード会社であるＵｎｉｔｅｄ　Ｃａｒｄ　Ｓｅｒｖｉｃｅ（以下：ＵＣＳ、本社：モスクワ市）と加盟店業務においてライセンス契約を締結しており、このたびのＩＣＢとの提携はロシアにおける２番目の加盟店業務提携となります。多くの観光客が訪れるサンクトペテルブルク地域の加盟店網を一層拡大することで、ＪＣＢおよびＪＣＢＩは、ロシアにおけるＪＣＢカードの更なる利便性向上とブランド強化を図ってまいります。

　ＪＣＢおよびＪＣＢＩは、今後も国際クレジットカードブランド運営主体として、海外加盟店網の拡充に積極的に取り組んでまいります。