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バルトーク・べーラコミュの「青ひげ公の城」について語り合いませんか!

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バルトークが30歳の時に、最初の妻に捧げた唯一のオペラ「青ひげ公の城」について、語り合いませんか?
最初にショルティ指揮・ロンドン・フィルの唯一日本語字幕のついたDVD(指揮者も歌手もハンガリー人)を、観て内容を理解して、CDを聴くと言うのが理想的な鑑賞の仕方かと思います。ショルティのDVDは、収録年代にしては画質も音質もよく、なにより、歌手の美貌と、美声、怪しく不気味な魅力を遺憾なく映し出した、映像と音楽で、すっかり虜になります。ただ、発売当初、日本語字幕付きは安かったのですが、直ぐに売り切れいまでは、アマゾンで一万三千円の高値がついています。日本語字幕のない輸入盤ならHMVで(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2686232)3980円で買えます。
 CDではやはりハンガリー出身のケルテス指揮・ロンドン響が好きです。
 最近発売された、ゲルギエフ・ロンドン響は、コンサート形式のライブで英国公演ということで、最初のナレーションは英語で、歌はハンガリー語ですが、さすがゲルギエフ、
この作品の怪しく妖艶な魅力を遺憾なく発揮しています。
皆様も、お勧めのCD、DVDがありましたらご紹介ください。


ショルティ指揮・ロンドン・フィルDVD
  ↓
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF-%E6%AD%8C%E5%8A%87%E3%80%8C%E9%9D%92%E3%81%B2%E3%81%92%E5%85%AC%E3%81%AE%E5%9F%8E%E3%80%8D-DVD-%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%B7%E3%83%A5/dp/B00164PO0U/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=dvd&qid=1253152957&sr=1-1

ケルテス指揮・ロンドン響CD
  ↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail/901637

ゲルギエフ指揮・ロンドン響
  ↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3606926

コメント(6)

ショルティ指揮のものは最初、日本では映像のないレコードとして紹介されました。私が初めて聴いたのも初CD化時のもので(20世紀音楽シリーズ、廃盤)、映像も同時に製作されたと知ったのはしばらくしてNHKが放送したのがきっかけです。

映像の方は後にLDとして発売されてから購入しました。ただNHKが放送したときには入っていたハンガリー語によるプロローグが欠落していた気がします。現在発売されているDVDではどうでしょうか?

15年以上前にブタペスト国立歌劇場での上演を見ましたが、舞台装置が柱数本だけというとても簡素なものだったことを今でも覚えています。ただ某音楽学者による指揮はヘボヘボ。ショルティがいかにすごい指揮者だったか思い知らされました。

ハンガリー語のプローローグはなかったような気がします。

しかし、イギリスでの上演が多いですね。やはり、ミステリアスなストーリーにひかれるのでしょうか?

登場人物も少ないし、大掛かりな舞台装置は逆に必要ないように感じます。登場人物の心理は何よりもバルトークの音楽が雄弁に語っていますからね。
プロローグありませんでしたっけ。帰ったら確認してみなきゃ。

あのプロローグがこの作品にはとても重要なのですよね。ペーテル・バルトークさんの言葉を借りれば、プロローグがないと単に猟奇的な男の話ととられても仕方がないのですから。さらにペーテル・バルトークさんは新版のスコアの解説で、次のような解釈を披露しています。お気に入りの解釈なので、こちらにも書いておきますね。


ステージは我々のまぶたによって囲まれているということをよく考えるならば、その中に青ひげを認めることになるだろう。彼の城 (つまり人生) はそれぞれの "妻" によって豊にされる。ひとりは彼の青春期、もうひとりは成人期、そして黄昏と夜というように。彼女達はそれぞれの場所を占める。…(略)…

人生は独占的な縄張りではない。それは他の者によって影響され、形作られ、役立つものとなる。出会いは我々 (我々の城) を豊かにし、経験や知見や幸福をもたらし、蓄積された記憶は、大きな財産となっていく。お返しとして、同じような贈り物をこしらえたり、他の者へ喜びを与えたりもするが、ときには痛みや苦しみを負わせ、涙を流す原因になったりもする。ある意味、我々はみな青ひげであり、またある意味において、ユディットの役割も担っているのである。

この物語はみんなの人生そのものである。必然的に、全ての出逢いは終わらねばならない。我々のユディットは、人生における役割を終えたなら去らねばならず、彼女のもたらした喜びも一緒に消えねばならない。我々は、ついには永遠の闇に残されることになろう。

ペーテルさんももうご高齢。それ故にとても含蓄のある発言に思えます。

ちなみに私の好きな《青ひげ公の城》はハイティンク/ベルリン po. です。ショルティらハンガリー勢のカッチリした演奏と違い、柔和でまったりとした演奏ですが、その分濃厚でドラマの密度も凄く、最後の扉を巡る心理的な葛藤なども、凄い盛り上がりを見せます。

DVD観たのかなり前なので、プロローグがあったかもしれません。確認の結果報告お願いします。
ショルティの DVD 観てみました。残念ながらプロローグはありませんでした。雪が降っているようなイメージのアニメーションのところにあったはずだと思っていたのですが、記憶違いでした。ちなみに私がもっているのは輸入盤ですが、国内盤ならプロローグが付いているということは多分ないでしょう。

ただし、同封のブックレットにはプロローグの詩が書いてありました。まあまあ良心的かな。
NHKの放送では雪の降る映像をバックにナレーターによるプロローグが始まっていました。手元の輸入版CDではIstván Sztankayとクレジットされており、ハンガリーの有名な役者さんのようです(ネットで数件ヒットしました)。

これは想像ですが、映像版が市販される前に、権利関係でうまく行かないところがあったのではないかと思います。返す返すも残念です。

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