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バルトーク・べーラコミュのバルトークについて書かれた書籍

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はじめてこちらのコミュでトピックス作らせていただきます。

みなさまと同じく、バルトーク最高!!と思ってますが、その作品分析、評伝なども
読んで行きたいと思っています。
そこで、みなさまのおすすめのバルトーク関連書籍をご紹介いただけませんでしょうか。
和書、洋書は問いません。

とりあえず、トップバッターとして、読んですっごくよかった本は、
A.ファセット「バルトーク晩年の悲劇」(みすず書房)
E.レンドヴァイ「バルトークの作曲技法」(全音楽譜出版社)
です。
前者は、あちこちで引用されていますが、バルトークが森の中に迷っているネコを聴覚で
見つけ出すくだりは、何度読んでもすばらしい!
後者は、フィボナッチ数列、黄金比によってバルトークの作品を分析した書籍として
やはり昔に読んで感動した本です。

どうぞ、いろいろご紹介いただければ読みたいと思いますのでよろしくお願いします。

コメント(14)

専門ではないので、初発のコメントとしては的を射ていないかもしれませんが、こんなのはいかがでしょう。


バルトーク - 民謡を「発見」した辺境の作曲家/伊東信宏/中公新書
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d.html?ie=UTF8&tid=1214412599&a=4121013700


ピアノ演奏家、作曲家としてだけではなく、民族音楽収集・研究家としても素晴らしい業績をなしたバルトークの一面が垣間見られる本だと思います。
「バルトーク音楽論集」岩城 肇訳、御茶の水書房刊
生い立ち、ハンガリーやルーマニアやトルコでの民謡収集活動、当時の音楽の諸問題、アメリカでのインタビュー、同時代のドビュッシーやラヴェルやシェーンベルクについてなどを著した本です。
「バルトーク最高!!」とおっしゃるのであれば、マストですよ指でOK

「ハンガリー民謡」間宮 芳生訳、全音刊
バルトーク自身による民謡についての論文と300曲を超える民謡の譜例が掲載されています。
ただヤマハなどでも見なくなったので、入手は困難かも…あせあせ(飛び散る汗)
>ぼんさん
ありがとうございます。この本は本屋で立ち読みしたことはありますが、ちゃんと読んだ
ことはありません。一度ちゃんと読んでみようかと思います。

>Yumさん
ありがとうございます&あげていただいたのにごめんなさい・・・これは持ってます&
読んでいます。
たしかにおっしゃるようにMustだと思います。(高いけど)
ご紹介いただいたことはほんとありがとうございます。

あと洋書で気になっているのですが、
H.Stevens ”The Life and Music of Bela Bartok" (OUP)
E.Halaszti "Bela Bartok, His Life and Works" (Lyrebird)
の2冊について、内容などご存知の方いらっしゃいますか??
私にとってもタイムリーな話題です。
まずお薦めするのは次男ペーテル・バルトーク氏による回想録 "My Father" です。タイトルが示すとおり、父親としてのバルトーク像を掘り下げて書いてありますが、ある意味「バルトーク晩年の悲劇」と対を成す本だと思います。ファセットの著作は小説風で感傷的とも思える内容ですが、ペーテルの本は明確で、父がどういう人物だったかを、自分の経験や残された手紙をもとに、淡々と、時にはユーモアも交えて紹介してくれています。面白いエピソードが満載です。
一般の書店では恐らく買えません。Bartok Records のサイトから注文します。
詳細はこちらを読んで頂けると有り難いです。
http://www.musicking.co.jp/mt/trb_cla/archives/04_sheetmusic/my_father.php

バルトーク記念館所長のラーズロー・ショムファイ氏の本も凄いです。
Bela Bartok: Composition, Concepts, and Autograph Sources (Ernest Bloch Lectures in Music)
今読み中なのですが、バルトークの作曲過程を、数多くの自筆譜のファクシミリと譜例で解読しております。"My Father" でも触れられているのですが、バルトークは自身の作曲法について語ろうとはしませんでした。バルトーク曰く「ムカデに、どうしたら100本もの脚を縺れさせないで歩けるのかと質問したら、そのムカデは意識するあまりしばらく歩けなくなるだろう」というのです。しかしその几帳面な性格のためか、スケッチを含む膨大な資料が残されているようで、その資料を詳細に検討することで、謎に包まれた作品の成立史の一端を垣間見ようという、凝りに凝った著作です。

ヤーノシュ・カールパーティ著、『バルトークの室内楽曲』(法政大学出版局) は、バルトーキアンなら食い入るように読みふけるであろう、骨太の作品分析書です。単純に作品のみを分析している頭でっかちな本ではなく、ベートーヴェンの影響、新ウィーン楽派からの影響、民俗音楽からの影響などとそこから生まれたバルトークの語法、倍音列音階や "変調" などなどを概説し、その上で 6 曲の弦楽四重奏曲を中心に、1 曲ずつどういう技巧を凝らし、どう主題を統一して作り上げられているかを解題していく、とても勉強になる一冊です。

単純に読んで面白い本は、とにかく "My Father" でしょう。
といさんが挙げてらっしゃる洋書 2 冊は、残念ながら読んでいません。
手持ちの本の紹介;
バルトーク −−生涯と作品−−
 ポール・グリフィス著、和田旦訳
生涯と主な作品について紹介、民謡採取の活動を含め全体的な概説で読みやすいです。

バルトーク  -− 民謡を「発見」した辺境の作曲家−−
 伊東信宏著
主に民謡採取活動に焦点をあてた力作、ただし「辺境の」に少々引っかかりが〜。

その他;
ショルティ自伝
 ゲオルグ・ショルティ著、木村博江訳
サー・ゲオルグ・ショルティの自伝、若き日のバルトーク本人との出会いについての記述あり、ベラ・ファン必読?
たしか生誕100年の1982年くらいに写真で綴るバルトークの生涯みたいなタイトルの大判の本が出ていて、なかなか良い感じでした。

正確なタイトル等、ちょっと思い出せないのですが...
>みなさん
ありがとうございます。
各人へのコメントはいたしませんが、和書はやはり量的に限られているかなぁ
という感覚があります。
洋書系の情報は大変ありがたいですし、ぜひ"My father"は手に入れたいと
思いました。

他にも情報ありましたらよろしくお願いいたします。
まだ挙がっていないようなので

ピエール・シトロン『バルトーク』[永遠の音楽家8](白水社・北沢方邦他訳)

音楽学的には特殊な本かもしれないけど、名著です。
もう一冊紹介させて下さい。

ハルセー・スティーブンス (Halsey Stevens) 著『バルトークの音楽と生涯』(The life and music of Bela Bartok) 紀伊国屋書店 (1961)

"My Father" を翻訳する際に、事項確認でもっとも役に立った本です。伝記部分と作品分析に別れていて、双方とも肝心な部分をきっちりと押さえている良書です。邦訳は絶版なので、古書を探すしかありません。

余談ですが、ニューヨークに発つ際、スイスに取り残した手稿譜などが入った手荷物がいつニューヨークに届いたかという記述に問題があって、スティーブンスとモルーの本が12月24日、グリフィス本が2月と矛盾しており、さらに "My Father" には 1月12日に「荷物を送って欲しい」とバルトークが電報を打ったという記述がありました。この矛盾点をペーテル氏に問い合わせてみたところ、「荷物の在処が判った日がクリスマスの頃だったはずだ」との回答を得られました。伝記も鵜呑みに出来ません。その点でも "My Father" は一次資料に匹敵する価値を持っていると思います。
帰国する直前に買った,バルトークの劇場用作品に関する本です。

Bartok a Szinpadon / Burda Zita & Domokos Daniel, Osiris Kiado 2006

ハンガリー語なのでほとんど中身は読めないのですが,
豊富な写真・図版,上演記録をつらつらとながめている
だけで楽しいです。
やっぱりいろんな本があるんですねぇ、みなさんの情報は貴重で、ありがとう
ございます。
AKIさんの紹介してくださった本は、むかーーし学校の図書館で借りて読んだ
記憶はありますが、内容は忘れました・・・・・
プチ君さんのおっしゃる本が、わたしのあげた2冊のうちの1冊ですね。
そうか、その本と"My Father"両方読めば、ますます楽しめそうです。
ありがとうございます。
ミクローシュさんの本は、楽しそうですが、たしかにハンガリー語では、わたしも
眺めるだけ・・・ですね。
写真と資料でみるバルトークの生涯 国際文化出版社

生誕100年の時に出版されていたものでバルトーク本人の写真、自筆の楽譜やメモ、初演時のプログラム写真等が440点収録されています。
百聞は一見にしかずと言いますが、写真ででも目に出来ることで感じられることも多いかと思います。
バルトーク好きには何よりの内容かと。

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