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F1大好きコミュの小林可夢偉「F1を夢で終わらせてはいけない」

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今季BMWザウバーからフル参戦デビューする小林可夢偉は、「日本の若者にF1を夢で終わらせてはいけないことを見せたい」と唯一の日本人F1ドライバーとして意気込みを語った。現地時間(以下、現地時間)5日、F1公式サイト『Formula1.com』が伝えている。

 昨シーズン、負傷したトヨタのティモ・グロックに代わり終盤の2レースに出場した小林は、F1ファンや関係者の心をつかむ印象的な走りを披露。残念ながらシーズン終了直後にトヨタがF1撤退を発表したものの、小林はBMWザウバーのシートを獲得し、今季から念願のフル参戦デビューが決まった。

 昨季終盤の2戦、ブラジルGPとアブダビGPでのパフォーマンスが、今季のシート獲得につながったかと尋ねられた小林は「あの2戦の前は…… そうでもなかったね。でも、あの2レースの後ですべてが変化した。もしチャンスをつかんで、懸命に頑張れば、F1には手が届くことがわかったんだ。僕は準備していた。チャンスが来たら、準備できていないといけないからね。でも、振り返ってみると、何が起こるか実際に予想していたとは言いにくいね。チャンスや環境が自分の将来を決めることもあるからね」と認めていた。

 F1以外の今季の選択肢については「予算がなかったから、GP2には残らなかっただろう。僕に残された唯一の道はF1にステップアップすることだったと言えるね」と、ドライバーとしてのキャリアが危機的状況にあったことを明かした。

 そして、チーム代表のペーター・ザウバー氏との交渉については「僕たちはアブダビの後で交渉を始めた。でも、問題は当時チームがエントリーを認められていなかったことなんだ。だから、ペーターは僕に辛抱強く待つようにと言った。チームのエントリーが認められると、僕たちは交渉を終了し、契約にサインした。自分は運がよかったと考えていたけど、ペーターはそういうことは言わなかった。だから、自分に期待されているものを理解したんだ。プロ意識を持って、一生懸命努力しろってね」と振り返り、気持ちを引きしめなおしていた。

 ここ数年、ホンダ、トヨタ、そしてブリジストンもF1からの撤退を発表するなど、日本でのF1を取り巻く環境は悪化している。この状況が若手日本人ドライバーに与える影響について「本当に難しい状況だ。でも、ここ最近の日本経済は厳しい。F1は果てしない夢のようなもので、レーサーのキャリアでは最後の目標なんだ。今のところ、僕はグリッド上の唯一の日本人ドライバーだし、日本の若者にF1を夢で終わらせてはいけないことを見せたいんだ。懸命に努力し、自信を持って、十分な幸運があれば現実になりうるんだよ」と語り、前向きなメッセージを送った。

 さらに「日本には何百万人のF1ファンがいる。今は支援やスポンサーを見つけるのがとても難しいけど、どうやればF1にステップアップできるか、僕がいい大使役といいお手本になれるといいね。最終的には好成績がすべてだよ。スポンサーはそれを求めているんだ」と力強く語った。

 そして、今シーズンの目標については「もちろん、チームのためにポイントを獲得しなければいけない。ほかのことは将来の夢だね」と強調した。

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