F1大好きコミュのクルサード　コロンビアのボゴタでデモ走行

コロンビアの首都ボゴタの住民は、土曜日の朝は早起きをすることになるだろう。というのもデビッド・クルサードが朝６時半に街中でレッドブルレーシングのデモ走行を行うことになっているからである。

今年ドイツツーリングカー選手権（ＤＴＭ）に参戦することを決め、レースに復帰する準備をしているクルサードは、先月北アイルランドの首府ベルファストでもレッドブルのデモ走行を行っている。

今月のデモ走行は、目がくらむほど標高の高いボゴタで行われることになっている。ボゴタは元Ｆ１ドライバーのファン・パブロ・モントーヤの故郷であり、標高２６４０ｍに位置する世界で３番目に高い都市である。

「コロンビアに行くのは初めてだけど、南アメリカには何回か行ったことがある。だから他の場所と同じように温かい歓迎を受けて、人々はフレンドリーだと思うよ」とクルサードは語った。「でもコロンビア人は独自の文化や生活様式を持っていると思うから、それを体験してみたいよ」

ブラジルＧＰが開催されるインテルラゴスサーキットは、標高が７６０ｍ近くあるためエンジンパワーに影響が出るとされているが、コロンビアの首都ほど標高の高い都市でレースが開催されたことはない。「ボゴタのような標高のところでＦ１マシンをドライブしたことはないよ。大気中の酸素が少ないからエンジンパワーは減るだろうけど、皆に素晴らしいショーを見せられると思うよ」とクルサードは付け加えた。