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F1大好きコミュの【Q&A】可夢偉&山科「準備万端、ポイント獲りたい!」

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――ティモ・グロック欠場の決断に至った経緯は?
山科「元々はウチのチームマネージャーが、ティモのマネージャーや主治医と話をしていたんですが、ティモ本人に確認してからでないと決められないということで、ティモ本人にドイツ語でしっかりと確認するためにチームマネージャーがティモのところに行って話をするということころまでは聞いていました。それが一昨日(金曜日)のことかな。私としては、ティモが調子が悪ければ、可夢偉を乗せてもいいよということは伝えてありました。その時点では確定はしていなかったんです」

――決まったのはいつですか?
山科「昨日の遅くです。今朝、新幹線でこちらへ来る間にメールをチェックしたら、新居(章年・技術コーディネーション担当ディレクター)からこういうことになったと連絡が来ていました。個人的には、金曜の時点で8割方、可夢偉で行くことになるだろうと思っていました。まぁ、良かったよね」

――搬送先の四日市の病院では、ティモの正確な状態は分からなかった?
山科「腰が痛いとは言っていましたけど、精密検査では脚のケガの方を中心にやっていましたからね。で、ティモも古傷がありますからドイツの主治医の方に診てもらいたいということで、彼は日本GPの決勝レースの途中でサーキットを後にしたんですが、僕も『ドイツに帰ったらすぐに診てもらえよ』と言っていて。きっとその検査で見つかったんだと思います。情報が錯綜していて、そのへんの詳しい話はまだ分からないんですよ」

――ティモの今後の状況については?
山科「いつ治るか、分かりません。その辺の情報が全くないんで、先のことはまだ全く分かりません。可能性もクソもなくて、情報がないんで。可夢偉だって、とにかくブラジルで良い走りをするだけですね」

可夢偉「僕はもう、毎戦、毎戦が勝負ですね」


『心の準備はできてました』
――可夢偉選手は、いつ知らされたんですか?
可夢偉「昨日の夜8時くらいに新居さんから電話で連絡を受けて。まぁ、ティモの状況がハッキリとは分からなかったんで、『前もって準備しとけよ』とは言われてたんで。ティモがドイツに帰って病院に行くとは聞いてましたけど、僕はスペイン(GP2のヘレス・テスト)に行ってたんで、全然その後の情報が入ってこなかったんですよ。で、日本に戻ってきて昨日イベントに参加してそれが終わったら、新居さんから連絡があって。それで正式にその話を聞きました」

――鈴鹿の時よりは驚きは少なかった?
可夢偉「日本GPの金曜日は、ホンマにビックリしましたからね(笑)。今回はティモがああいう状況やっていうことは分かってたんで、自分の中で準備っていうのはできてましたし、不思議じゃないっていうか、それがサードドライバーとしての自分の仕事なんで。それに関しては普通に、違和感なく、『大丈夫です!』って新居さんに言いました(笑)」

――鈴鹿で走ったことは、意味があった?
可夢偉「自分の中では、どれだけ距離を稼げるかっていうことを重視してて、自分はテストドライバーなんで、次の日ティモが走るかもしれないクルマでそんなにリスクを冒すことはできないっていうのは分かってましたからね。残念ながら20周しか走れなかったですけど、自分のペースでミス無くしっかり積み重ねていって、タイムもそんなに悪くなかったっていうのは、自分にとってすごく自信になりました」

――チーム内での評価はどうだったんですか?
山科「結構、評価は高かったですよ。私自身も可夢偉に『よく役割を果たして、良い走りをしたな。オマエの今年一番のキレのある走りだった』って褒めてやりましたから(笑)」

可夢偉「一番最後に、無線で喋ってるのが長すぎるって怒られましたけどね(笑)。何回も同じことを繰り返してたんですよ。そしたら『可夢偉、喋りすぎだよ!』って(笑)」

山科「本人はクルマのパフォーマンスのことをみんなに分かってもらいたくて、一生懸命伝えてたんですよ。でも長い、って(笑)」

――チーム代表として、可夢偉選手の起用に際しての気持ちは?
山科「今回は、まずティモが走れないから(サードドライバーの)可夢偉になる、と。じゃあ可夢偉に少し頑張ってもらおうじゃないか、という気持ちくらいしかないですね。今年のGP2では、可夢偉は体重が軽くて(ハンディキャップ用のバラストのせいで)重量配分が上手くとれなくて苦戦を強いられましたけど、それだったらF1で(走らせてみてやろう)、と。こないだ雨の鈴鹿でも良い走りをしたし」

「僕が一番嬉しかったのは、みんなが走っている時に可夢偉が第1セクターで赤ランプをつけた(最速タイムをマークした)こと。あれは飛び上がるくらい喜びましたよ。名前は言わないけど、2人もチームプリンシパルが『コバヤシは雨の中でもちゃんとしっかりした仕事をしたね』と言ってくれたのが嬉しかったですね。『そうだ、そうだ』って(笑)」

――鈴鹿での緊急起用の意味が大きかった?
山科「F1は何が起きてもおかしくない世界ですから。その中でも可夢偉はちゃんと準備をしていましたしね。サーキットに来る途中に突然知らされて、プレッシャーの高い日本GPで、難コースの鈴鹿で、それも雨の中で、(使ったことのない)ティモのステアリングでっていう、あんな悪条件の中で最速タイムを記録するなんてね、そりゃ僕も『今年一番の走りだ』って言いますよ(笑)」


『突然の鈴鹿起用より全然マシです(笑)』
――可夢偉選手は、F1デビューを前にした気持ちは?
可夢偉「鈴鹿ではティモ用のステアリングやったんで、今回は自分用のステアリングを作ってもらおうと思って、さっきからずっとどの(ボタンの)レイアウトでいくかっていうのをやってるんで、今はとりあえずその準備でいっぱいですね。なんで、間違いなく鈴鹿の時よりは走りやすくなると思います(笑)」

山科「(ファクトリーのほうでは)ちゃんとブラジルには可夢偉用に作ってくると言っていました、さっき」

――インテルラゴスは走ったことのないコースですが?
可夢偉「ぶっちゃけ、雨の鈴鹿に較べたらマシやと思います(笑)。インテルラゴスはブレーキで稼ぐよりもボトムスピードで稼ぐコースなんで、今のうちにそういうマシン作りのためにどうすればいいかっていうことを考えていくのが重要かなと思ってます」

――緊張や不安はない?
可夢偉「僕はそういうことはあまり考えないで、自分のできることに自信を持って、これをすれば自分が良いところに行けると自信を持ってサンパウロに行ってレースをしたいと思ってます。自分に自信を持っていくということが大事なんじゃないかなと思ってます」

――ブラジルへの移動の予定は?
可夢偉「明日の朝の便でブラジルに出発です。時差の準備も含めて、早く入ります」

山科「まぁ、風邪を引かないようにね。あんまりいろんな人と濃厚接触をするなって言ってますけど(笑)。可夢偉だけまだひいてないんですよね。ヤルノもティモも、私も少し風邪を引いたような気がするんだけど」

可夢偉「休める時には休んでっていうのは心がけてますし、温度管理もいつも以上にやってるんですよ。飛行機の中でも結構着込んでいって、暑くなったら脱いで、またちょっとでも寒くなったらすぐ着込んでっていうふうに。あとはしっかり食べることと、水を飲むことと。単純なことですけど、その辺は心がけてるんで。僕自身はそんなに風邪とかひかないんですよ。オフとかに大っきいのをひくタイプで、シーズン中は大丈夫なんですよ」

山科「面白いのは、レーシングスーツとアンダーウェアを余分に持って行かなきゃいけないんだよな」

可夢偉「はい、自分で持って行きます(笑)」

山科「サードドライバーは1着しかないんですよ。でもレーシングドライバーは(1レース週末に)3着必要らしくて」


『チームのためにポイントが獲りたい』
――デビュー戦、ブラジルGPの目標は?
山科「こないだも雨の中で言ったんだけど、『(ロマン・)グロージャンには絶対に勝てよ』って(笑)。GP2でいろいろ苦汁をなめてますからね。僕はそこしか見てなかったんですよ、実は」

「今回は、まぁ、Q3まで入ったら褒めてあげたいね。そこまで行ったら『よくやった!』って抱きしめてやりたい」

可夢偉「(苦笑)」

――Q2くらいじゃダメ?
山科「Q2じゃまぁ、普通だわな(笑)」

可夢偉「大丈夫です。僕はチームのために良い仕事ができるように、それだけを考えてるんで。初めてだからっていうことじゃなくて、テストドライバーをもう2年もさせてもらって、それくらいできないとダメなんじゃないかと、自分でも自信を持ってやりたいと思ってますんで」

山科「天候が雨まじりなんでその心配もありますけど、可夢偉は天気が悪い時にも強いドライバーなんで、その辺は意地でも新人たちの中で一番上に行ければ、少なくともQ2には確実に行けるはずだし、そこでトップドライバーたちに胸を借りて、Q3まで行ったら褒めてあげようと決めてますけどね。まぁ、Q2まで行ったら褒めてあげようか(笑)。Q3まで行ったら、チームを挙げて褒めてあげる(笑)」

可夢偉「本当に大きなチャンスだと思いますし、ここが自分の中で一番大事な、強くならなきゃいけない時だと思うんですよね。だから今回は準備する時間があるんで、それを最大限に使って、自分に自信を持って、自分の仕事をやるということを心がけて行きたいと思います」

「チームに貢献するという意味では、ポイント獲りたいなっていうのはもちろんなんですけど、F1を嘗めてはいけないっていうのもあるんで、僕にはそこまでは言えませんね。でも、ポイントを獲ってチームに貢献できるっていうことが一番の目標です」

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