'70年1stシングル「As The Years Go By」がヒットしたんですねぇ〜、特に日本でバカ売れしたんですよ。 つづく「Gladwyn」もヒットです。 同年1stアルバムもリリースされたんです。 '71年には2ndアルバムをリリース、この中にはNFB映画『Epilogue』のための曲も含まれたのです。 '72年、'73年それぞれ1枚づつシングルを発表するものの、解散してしまうのですよ。 ジェリー・マーサーは同じカナダのグループ「April Wine」に加入しました。
結成から解散までのあゆみ
「青い影」で一躍有名になった彼らの初期のサウンドを特徴付けるのは、ゲイリーのピアノとマシューのオルガンからなるツイン・キーボードの編成である。
このスタイルについてはザ・バンドとの影響関係も指摘されている。
また、R&B的要素とクラシック的要素を融合させた独特の音作りは、70年代のプログレッシブ・ロックの先駆をなしたとも評される。
特に5部構成のロック組曲「In Held Twas in I」が収録されたセカンド・アルバム『月の光』(1968年)と、ポップな作風を指向したサード・アルバム『ソルティ・ドッグ』(1969年)は初期の佳作とされている。
その後、1969年にマシューがバンドを脱退すると、ジミ・ヘンドリックスに深く傾倒していたギタリストのロビン・トロワーの存在感が圧倒的となり、彼の奏でるギター・リフを前面に押し出したハードな楽曲が増加してくる。