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Hakuei Kimコミュのハクエイ・キム トライソニーク ライブ・アット・ナル・2011 5 11

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朝から雨が降っていて、普段であれば車で会社まで行くけれど、今日は真っ直ぐ帰らない、いやそれどころが酔うこと必至のライブです。
ハクエイ・キムのトライソニークは4月11日にビルボードにいきましたが、2部の入れ替え制で舞台も上品、観客との交歓という意味ではおとなしいライブでした。
トライソニークとしてのグループサウンドも完成度が上がって、逆にそろそろ破壊にはいるのではという予感がしだしました。
ということで一ヵ月後の今日は御茶ノ水のナル、大好きになったスポットで観客と刺激しあって素晴らしいライブにしたいものです。

4月からほとんど社内で仕事をしているので、調整をして(サボッて)時間をつくれず大変です。
終業と同時に会社を出たけれどまだ雨降りです。

御茶ノ水に着いて、前にもいったことのあるお店に入って時間を見ながら夕食、時間のめどはたったけど、ライブ前はいつも落ち着きません。味とお値段と追加のグラスワイン(量がしっかりあって大好きです)でやっと落ち着きました。


今日はこれからハクエイ・キムのトライソニークです。

お店に入って案内された席は一番前、鍵盤の見えるところまで移動するとドラムスが被ってしまうので、今日はハクエイの顔を眺めながらいくことにしましょうか。
開演前のお店の端っこにハクエイ君がいて、ちょっと会話です。

「香港の準備できた?」「だいぶかたまってきましたから」「そろそろ壊しにかからないとね」みたいなことでした。
7:55ハクエイが腕をまわしはじめたのでそろそろスタートです。

1st

1 スパイラル・ダンス
テーマの出だしを探るように単音のリズムからハーモニーが増えていきスパイラルのテーマ、ほっとする一瞬から杉本さんのベースソロ、この人いつも最初から全開です。
ピアノ、ベース、ドラムスの絡み合う展開はハクエイのピアノの没頭するような感じで、これは良くなりそうです。

2 ホワイト・フォレスト
いつもよりかジャジーなというよりディープな感じで、インプロでは1曲目の感じを引き継いで突入するようで、もはや白い森はSF世界の森になった感じです。

3 クワラルンプール
ピアノとベースの駆け引きからアルコのテーマはクワラルンプール、ピアノのインプロはフレーズが溢れていて、香港の人々はこんなピアノ聴いた事ないだろうと思うのでした。

4 ディレイド・レゾリューション
ゆったり始めて杉本さんのベースソロ、これは低い音がはじけてポップな感じが加わります。エンディング近くのハクエイのソロがドラマチックに凄くなり、カルタさんのドラムスがこれに乗っかりました。

5 テイク・ファイブ
ハクエイのピアノ・ソロはこれまでにない高速であり、フリーな雰囲気をみせながらも、ラグのハーモニーが潜んでいるようなこれも凄いソロになりました。
目の前の杉本さんのアルコとその横でカルタさんがステックでスネアを引っかく音、これほど近くにいるので細かい音まで聴けるのです。凄い、無事カルタさんのソロもあって1st終了です。

間で近くの一人でいらっしゃっている方がずっとお一人で話されないのですが、凄い真剣にご覧になってらっしゃるので、お話しました。ハクエイとの面識ないというので紹介をしましたらお父さんと間違われてしまいました。
ただただ態度が大きかったのでしょうね(冷汗)、でもハクエイのことは息子3と思っていますのでまんざらでもありません。

2nd

1 トライソニーク
テーマからのアドリブ、スパイラルのように廻るとピアノのメロディにリズムが見事に絡んで固まりになると、なおその上にカルタさんソロ、これが華やかなトライソニークなのです。

2 イスラエル
この曲ビルボードでも演奏していた、ハーモニーにリズムがじょじょに入って、カオスの表現というか、整合と離反を表現したようなプロヴィゼーションが始まっているのです。

3 ワット・イズ・ディス・コール・ラブ
ソロプレーは緊密に連携して、拍手や掛け声が入れられないほど、イェーなんていえないのはちょっと残念です。カルタさんのリズムが細かく分化します。

4 ニアネス・オブ・ユー
カントリー調のこの曲は始めて聴くなとおもっていると、なんとニアネス・オブ・ユー、これにはビックリなのです。
皆さんにはわからないでしょうが、5日前に息子にあげるコンピに選んだ1曲、それも私はめったには選ばない曲、またハクエイとの意味ある偶然が発生したようです。(なお私がえらんだニアネスはM・ブレッカーの演奏です。)
2ndすんでハクエイにどうして選んだのと聞いたら、答えはなんとなくでした。
これは心に沁みて、「ありがあとう」曲が良く解ったよ。

5 バード・フード
出だしの杉本さんのソロは、オーネットの世界とは関係なく、JAZZベースの面白さを見せてくれる演奏で、そうすると音楽の楽しさを示すようにピアノとドラムスが入ります。これってオーネットがやっていたことかも知れません。それがこのトリオで良くわかるのです。
アンコール
2ndの4曲目でガーンときて、急激にアルコールがまわりました。
ハクエイがちょっと考えてから1人で弾き始めた曲はこれもコンピにえらんだマイ・プリンス・ウィル・カムだったような、とにかく今日はしっかりたっぷりと、そしてミュージシャンとこちら側が一体となるライブで、家にかえりついたのは日がかわってしまいましたが、とても充実のライブでした。
ぜい香港でも観客を唸らせてくださいね

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