株式投資　口コミ情報局コミュの米国株式市場　大幅反発　８/１８（土）

ＮＹダウ、ナスダック　８/１８（土）　５：４５

　ＮＹダウ３０種平均　　　１３,０７９.０８　　＋２３３.３０

　ナスダック総合株価指数　　２,５０５.０３　　＋　５３.９６

　Ｓ＆Ｐ５００種株価指数　１,４４５.９４　　＋　３４.６７

　米株式相場は大幅に上昇して終わっている。
　ＮＹダウ３０種平均は、７営業日ぶりに大幅に反発し、ナスダック総合株価指数も大幅に上昇して終っている。Ｓ＆Ｐ５００種株価指数も大幅続伸して終わった。

　米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が、公定歩合を引き下げたことを好感し買いが優勢となった。
　ＦＲＢは臨時に米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を開き、金融機関に資金を貸し出す際の金利である公定歩合を０.５％引き下げた。ＦＯＭＣ声明文では、金融市場の悪化や信用収縮によって「景気下振れリスクがかなり高まった」と指摘し、「景気への悪影響を和らげるために必要に応じて行動する用意がある」と述べた。

　公定歩合は形骸化しているため、市場への直接的影響は小さいと見られる。ただ、ＦＲＢが信用力の低い個人向け住宅融資（サブプライムローン）を発端とした信用収縮や金融市場の混乱を抑えるために強い姿勢を示したとして、市場の心理的安心感を誘っている。９月以降のＦＯＭＣでＦＲＢが政策金利を引き下げる可能性が高まったことも好感された。
　寄り付き直後にＮＹダウ平均株価が３００ドル超上昇したのをはじめ、主な株価は軒並み上昇した。ここ６営業日の間で大きく下げていたことから、下げがきつかった金融株を中心に押し目買いも入りやすかったもようである。
　市場では「公定歩合の引き下げの直接的影響は小さい。信用問題は根深く、ＦＲＢが政策金利を引き下げたとしても、当面は株価の下落が続くだろう」との声もあり、株価は伸び悩む場面もあった。
　業種別Ｓ＆Ｐ５００種は金融やエネルギーなど全１０業種が上昇し、ダウ構成銘柄（全３０銘柄）では２５銘柄が上昇した。