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メキシコ現代美術シーンコミュのレオノーラ・カリントンの死

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 先週の水曜の夜半、レオノーラ・カリントンが肺炎にて亡くなる。
 一週間ほどまえ、風邪をこじらせてイングレス私立病院に入院。
 享年94歳。

 ヨーロッパの大戦を避けて少なからぬ知識人、アーティストがメキシコに流れてきて、そのひとりがレオノーラであるが、俗にさいごのシュールレアリストとよばれる(本人は否定)。
 フリーダやらレメディォス・バロらと親交を結ぶ。
 恋多きおんなでもあったが、あまり時分から話すことはなかった模様。
 三度目の婚姻でもうけた息子がふたり。

 ニホンでいうところの文化勲章も授与されているので、国立芸術宮殿にて亡骸とともにお別れのセレモニーを催される権利はあったが、ごく内輪にという遺言で本人不在のまま、セレモニーが執り行われる。

 埋葬は死去の翌日、わずかに30人ほどのひとのなかでおこなわれる。
 文部省文化局の長も訪れたが、プライベートなものなのでということで、帰る。
 そんな、徹底した個人主義者、というか、政治にそっぽを向いた姿勢はりっぱ。

 

コメント(1)

 いま、メキシコシティにてLee Millerという米国人の写真家(シュールリアリストにして戦争写真家)の作品が展示されている。
 そのなかでレオノラ・カリントンとマックス・エルンストとのペアの写真、とくにもっとも早い1937年の写真も加わっていて、そのポーズもじつに大胆さにおいて際立っている。
 この女性写真家が持った愛人は、ピカソやエルンストらと仲がよく、この写真を撮ることができたが、カリントンの生存中はこの写真を公開しないように決められていたという。

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