津上研太/BOZOコミュのライヴ観てきました

「無銭優雅」発売になりました

まだCDそのものをお手に取っていない方も多いと思うので
さらっと雰囲気だけお伝えできればと思います

5月30日・国立NO TRUNKS

A Reason For Tears
いやおい
I Hear a Rhapsody
My One And Only Love
Boys & Water Guns
Ballad For 916

Cosmic Valley
無銭優雅
Alone Together
Body&Soul
12月の月
発作の1時間前

スタンダードを挟みながら
アルバム収録曲を全て演奏なさいました
ライヴ前には苦しそうに咳き込んでいた研太さんでしたが
演奏が始まると咳払いひとつなさらない
きっと演奏に使う神経は風邪など寄付けないのでしょう

お隣の席に座った女性3人組の会話をちらりと聞くと
「こんなにセクシーな演奏を聴かせて頂いたらCD買わずにいられない！」

・・・隣でわたしは頷いてしまいました
わたしは演奏が始まったかなり早い段階で
もう研太さんのことも渋谷さんのことも
直視できずにいましたから

明るい店内のはずなのに、ほの暗い空間で
そっと囁かれるかのような錯覚に陥っていたわたしは
目を閉じてその空気を味わってしまう事にしました

重みのある涙ひと粒をこぼした経験があるなら
きっとあなたもきゅんとさせられる作品だと
わたしは思います

理由は山田詠美さんのライナーが
代弁してくれているかのような気がします
ゆっくり読んでみてください

外には傘をさすのをためらうような
霧雨が降っていました
ステキな音楽は天気まで巻き込んで
わたしたちを魅了するのかもしれないな
･･･なんて思いながら帰りました