吉田拓郎が与えた偉大なる影響コミュの明日に向かって走れ

1976年5月25日Release

フォーライフ設立後初のオリジナルアルバム
アレンジャーとして松任谷正隆を起用
会社設立　つま恋　佳子夫人との離婚を経て
大きな人生の転機を迎えた姿を感じる
「人間なんて」に収録され
その後　松山省二もカヴァーした名曲
「どうしてこんなに悲しいんだろう」をセルフカバー収録
そう感じさせるのは背景に離婚があるからでしょうか
「明日に向かって走れ」「明日の前に」は　それを暗示し
「一つの出来事」は離婚そのものを歌ってます

1.明日に向って走れ
2.一つの出来事
3.水無し川
4.僕の車
5.我が身可愛いく
6.どうしてこんなに悲しいんだろ
7.我が家
8.風の街
9.午前0時の街
10.ひとり想えば
11.明日の前に
12.悲しいのは

一つの出来事

悲しくて　辛い出来事を淡々と歌いこんでいる

水無し川

松本隆と初めて組んだ曲かな？
かまやつひろしへの提供曲

我が身可愛いく

「冷たい雨を降らせてくれる」
拓郎の怒りが伝わってくる
詞が好きです
「TOUR1979 Vol.2」にも収録

風の街

郷ひろみが出演したTVドラマ「あこがれ共同体」の主題歌
ドラマの方は山田パンダが歌っていた
作詞は喜多条忠　
彼との初コンビ曲はこの曲になるのかな？
これ拓郎がシングル出してドラマ主題歌だったら
もっと売れたのでは？

明日の前に

堺正章への提供曲
凹の時は聴くのが辛い歌

悲しいのは

最初「私」というタイトルで
1974年の愛奴とのツアーのアンコール曲だったそうです
「今はまだ人生を語らず」のセッションで既にレコーディングされてたが
当初2枚組で出す予定がスケジュールが取れず1枚に絞ったため
オミットされたそのうちの1曲で
ここで「悲しいのは」に曲名を変え
松任谷正隆が新たにアレンジしなおし
再レコーディングされた
'85年つま恋　オープニング曲

明日に向かって走れ↓

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どうしてこんなに悲しいんだろ↓

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「人生を語らず」の次に買った記憶がある
メチャ格好良かった前作と同じノリを期待して
買ったが　初め聴いた時は「ありゃ？」って思った
今までのようなみなぎるパワーを感じなかった
内面の世界なのか
何度か聴いているうち味が出て来た記憶がある
ニューミュージックのハシリみたいなアルバム

Vol-36へ続く↓

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