吉田拓郎が与えた偉大なる影響コミュの元気です

1972年7月21日Release

1．春だったね
2．せんこう花火
3．加川良の手紙
4．親切
5．夏休み
6．馬
7．たどり着いたらいつも雨降り
8．高円寺
9．こっちを向いてくれ
10．まにあうかもしれない
11．リンゴ
12．また会おう
13．旅の宿
14．祭りのあと
15．ガラスの言葉

「結婚しようよ」「旅の宿」とヒットを放ち
フォーク界のみならず日本の音楽界に確固たる地位を築いた
CBSソニー移籍第１弾アルバム
CBSソニーとプロデューサー契約を結び
ワンマンレーベル「オデッセイ」を立ち上げる
大レーベル内の個人レーベルは当時　画期的な事だったらしい
（もともと「オデッセイ」のレーベル商標は
コロムビア・レコードのアメリカ国内での
クラシック音楽のレーベルのものであった
日本では　この商標の使用権をCBSソニーが
拓郎サイドに貸与していたものと思われる）
フォークというジャンル分けされる事を嫌い
自分はただの歌手だという事を
このアルバムでライナーに表明している
実際にサウンドは限りなくポップだった
発売後ヒットチャートをかけあがり
アルバム・チャート13週連続１位と
拓郎のアルバムで最も売れた
参加ミュージシャンも石川鷹彦が初参加
松任谷正隆　林立男　後藤次利　小原礼
「猫」の内山修　田口清　常富喜男
井口よしのり　田辺和博と新旧のメンバーが参加

春だったね

Bob Dylanの「Like a Rolling Stone」での Al Kooperばりの
松任谷正隆のハモンド・オルガン音色ではじまる
当時聴いた時　もうこれはフォークではないっう感じだった
「LIVE'73」には「春だったね'73」として
高中の絶妙なアレンジでファンクな曲に仕上がって収録されている
'06年のつま恋でも拓郎が「みんなが大好きな曲やるからね」と言って歌った曲
今でもこの曲がコンサートで歌われると昔と変わらずワクワクした気分になる

加川良の手紙

加川良がアルバム制作に追われてた
拓郎からの依頼で作詞したそうです
「手紙形式の歌は日本では初めてではないか」とも言ってたそうです
この曲のコード進行は「イメージの詩」とまったく同じ
拓郎によくあるパターン

たどり着いたらいつも雨降り

ロックですよねコレ
ザ・モップスがしっかりロックでアレンジしてた　
後に子供バンドもカヴァー

高円寺

多重録音のボーカルはBob Dylanの
「セルフ・ポートレート」に収録されてる
「ボクサー」に似てるらしい

まにあうかもしれない

悩み多き高校時代
人生に迷ったりした時　
いつもこの歌を口ずさんで
勇気づけられていた
そして　今も　口ずさんでいる

リンゴ

'90年の武道館DVDに収録されていて
これ見た時　鳥肌立ちました
メチャクチャ格好良かった
もうこれはロックです

祭りのあと

メロディは「オン･ステージ第二集」の「ゆうべの夢」と同じ
いろんなバージョンがあるが
「王様達のハイキング」の歌から入っての弾き語りから
フルバンドになるバージョンが一番好き
「TOUR 1979」の「赤トンボ」から入っていくブルースハープも好き
この曲の為にFのハモニカを買った人は多いのでは

夏休み↓

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旅の宿↓

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アルバム発売から8年後の高1の時に　このアルバムを買う
「TOUR 1979」を聴いた後だったので
時代的な古さを感じたのも事実だが
今でも歌われる拓郎の代表曲が数多く収録されていて
「春だったね」「夏休み」「高円寺」「まにあうかもしれない」
「リンゴ」「祭りのあと」は今も変わらず大好きな曲

Vol-15へ続く↓

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