いつも笑っていて、男子に酷い事を言われてもジョークとして笑い飛ばすような陽気ないじられキャラ。しかし、心の中では酷く傷つき泣いていた。ずっと猛の事が好きで、猛が真紘の事を好きである事に気付き、真紘に嫌がらせをしてしまう。真紘の携帯電話が盗まれたのも智笑の仕業。卒業式に朝、柊也が真紘に電話出来なかったのも、智笑が盗んでしまっていたから。猛同様、本当に反省し、ずっと謝りたいと10 年間思いながら生きてきた。そして、タイムスリップし、真紘に謝る事が出来た。 ーータイムスリップしたクラスメイトたち。彼らが抱えていた真紘に対する後悔。でもそれらは真紘の自殺に直接関係するものではなかった。そして、見えてきた真紘の知られざる側面。真紘は誰にも内緒で夜の公園でダンスの練習をしていた。HIP HOP の曲が流れ、ちょっとワルそうな連中の中で踊る真紘。恋人である柊也も、親友である結夏も知らなかった。そして、美生の父親殺しの真相も交錯する。