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ユビキタス無線工学コミュの第13回授業概要

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今回はフィルターの設計方法についてでした。

授業の前に新しい伝播モードについて注目されているものがあり、CreepingWave 物体に沿って電波が伝播するモード、這い回る電波だそうです。
興味がある人はイギリスのクィーンズ大学で出されている論文があるので調べてみると良いというというお話がありました。

フィルタの設計手法にはいろいろに方法があって、その方法をすべて説明しようとすると本にしたら10cmぐらいの厚みのある本になってしまうぐらいのボリュームがあるそうです。

根日屋先生の授業ではあくまでもオームの法則の式があれば設計ができるということで行っているのでそこに着目をした設計方法を説明されました。

まず、フィルターの種類として
?アクティブフィルタ(電源を供給するもの、オペアンプを使って増幅をしながらフィルタリングする。この場合帰還をかけるので時間的な遅延を許容できない高い周波数帯には使えない)
?パッシプフィルター(電源を供給しないもの、集中定数回路を使って設計するものと分布定数回路を使って設計するものと2種類ある、帰還をかけないので高周波で使える)

デジタルフィルターというものもあるが、オームの法則で設計するフィルターをやろうということで、今回この授業ではデジタルフィルタについては取り扱わない。

ローパスフィルター、ハイパスフィルター、バントパスフィルターの違い またその用途などの説明。

フィルターの特性として基本的な形としてはバターワース型のフィルターであるけれども、急峻特性が欲しかったりしてチェビシェフ型などの特性が欲しい場合は係数をかけてやって、その特性が出るように変化させてやる。(変換表などを見ながら数値や部品を追加してやればよい)

バンドパスフィルターの設計に関してはまずローパスフィルターを設計して中心周波数をずらしてやる手法を用いる。(LPFとHPFの組み合わせだと、帯域が狭いときにてっぺんがフラットになるような特性が出ない場合がある)

とにかくパッシブなフィルタはいろいろな設計手法があり、あれもこれもとやってしまうと訳がわからなくなるので、ひとつの方法に絞って設計をしたほうがやりやすい。

来週の最終回は、インピーダンス整合回路、LPF、HPF、BPFの設計を踏まえた上で一時間でわかる携帯電話の設計を説明してくださるということです。
(最終回は教科書での説明ではなく、資料の配布で進行をされるということです。)

コメント(2)

まっちばこさん こんにちは

いつもサマリーありがとうございます。来週はいよいよ授業も今年は最後です。

しかし、今日は暑いですね。今日は秋葉原を歩いてきましたが、暑さにまいりました。
hide先生 こんにちわ

本当に来週が最終回ですね、出来る限り出席いたします!!

きょうはついにエアコンを入れてしまいました。
(きのうも丹羽ホールは暑かったですね、窓が開かないというのが...つらいです。)

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