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ユビキタス無線工学コミュの第12回 最終回授業概要

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4月からはじまったこの授業も今回で最終回となってしまいました。

今回の最終回はインピーダンス整合でした。

高周波を扱う上で、伝送の原理として

信号源のインピーダンス=伝送路のインピーダンス=負荷のインピーダンスということが理想です。

しかしながら、これがなかなか一致しないのが現実でインピーダンスの整合がとれていないところにインピーダンス整合回路を入れてやることが重要です。

また、高周波の回路を設計する上で「集中定数回路」にするか「分布定数回路」にするかを決定することは極めて重要な事柄です。この境目というのは取り扱う周波数で考えてもいいのですが、回路と回路を結ぶ線の長さが無視できるような波長の周波数を扱う回路を「集中定数回路」それが線の入り口と出口で電圧が変化してしまうほどの波長の周波数でその影響を考慮して設計をしなければならないような場合に「分布定数回路」の基板の設計をしなければならないというお話がありました。

このあたり、分布定数回路の基板の設計の基本になるようなお話(Qマッチセクションの話 (ユビキタス無線工学と微細RFIDの本74ページのあたり)をされました。

最後の10分ぐらいは試験対策として、フィルタの設計のおさらいをやりました。


この授業、初めに受講したのは社会人への公開科目となった5年前からですが、基本的なことは何も変わってはいません。ただ、毎年 このあたりの話題は旬のものということもあって微妙に重点を置かれる部分が変わったり、新しい生の情報を聞くことが出来て楽しいです。

ただ、年々感じることではありますが、授業の内容自体がホリュームアップしてきているのに13回という回数は少なくて(特に今年はハシカ休講がありました)特に今年は例年に比べて、やや抽象的な授業内容だったような気がしました。

でも、根日屋先生が口をすっぱくしておっしゃっていた。社会に出て必ず役に立つことは

    ?三角関数をしっかり覚えておくこと
    ?インピーダンス整合の基本的な方法をしっかり覚えること
    ?フィルターの基本的な設計をしっかり覚えること
    あと「共振回路」でしょうか。

おそらく、何年か先か何十年先かわかりませんが彼らが現場でアタマの中でパッと
思い出すことだと思います。

最終回の最後の一秒まで、熱弁を奮われた根日屋先生に大変感謝をしています。

ありがとうございました。

学生さん、また単位を目的として聴講されていたみなさん、来週の試験頑張ってください。

コメント(7)

まっちばこさん こんばんは

今年も半年間、受講していただきありがとうございました。

最終日は、今までの復習をしましたが、やはり時間が足りず早口になってしまいました。

来年は少し内容を絞り込んで、詰め込み教育にならないようにしたいと思っています。

次回のアイボールはハムフェアですね。楽しみにしています。

Yoshikazuさん、試験、がんばってください。
>hideさん

おはようございます。この週末は台風接近で天気が大荒れになりそうですね(嵐の前の静けさでしょうか)

はい、ハムフェア楽しみにしています。ウインク
CQ誌の8月号が届きました。

D-STARは、これから盛り上がるかもしれませんね。

ハムフェアでお会いしましょう!
>hideさん

D−STARは現時点ではアマチュアがデジタル変調にアプローチ出きる、一番の近道でデジタル化することのメリットと一番知っておきたい「デメリット」を体感できるフィールドだと思います。

じゃあどうやったらそのデメリットを解消できるかは「ユビキタス無線工学」という授業の中に答えが沢山あったような気がするんです。

現状ではなかなかその「デメリット」について理解してもらえないのが現状で、みんなが認識すれば解決策も出てくるのではないかと思ってます。

パケットをやっていた人はみなさん体験ずみのことなんですけれど...涙 今月のCQ誌の盛り上げ方だと無線機を購入するところまではいいけれど、その「デメリット」が発生したときに説明して納得してもらうまでにこっちが疲弊してしまいます。
● 緊急告知 ●

授業のときに配布しました資料の中で、パッシブハイパスフィルタの設計方法に関する式に誤記がありました。

(1) 第2回付録の資料の5ページ目の下側の資料と
(2) 第6回の配布資料の15ページ目の下側の資料の

式を訂正しました。試験前に訂正ですみませんでした。
[注記] : 上記(1)と(2)は同じ内容です。

http://www.amplet.co.jp/tdu

からダウンロードできる資料は、本日、訂正しました
ので、そちらで詳細は確認してください。

試験寸前に、本当にすみませんでした。
まっちばこさん こんばんは(おはようございます)

> まっちばこさんは書きました。
>
> D−STARは現時点ではアマチュアがデジタル変
> 現状ではなかなかその「デメリット」について理解
> してもらえないのが現状で、みんなが認識すれば解
> 決策も出てくるのではないかと思ってます。
>
> パケットをやっていた人はみなさん体験ずみのこと
> なんですけれど... 今月のCQ誌の盛り上げ方
> だと無線機を購入するところまではいいけれど、そ
> の「デメリット」が発生したときに説明して納得し
> てもらうまでにこっちが疲弊してしまいます。

みんなが認識すれば・・・は大切で、そこでみなさん
が説明に納得していただければ良いのですが、アマチ
ュア無線の世界では、ある意味では欠点かもしれませ
んが、誤った知識で説明してしまったり評論をするOM
がおり、その人の話(書き込み)を聞いた(読んだ)
人がますます混乱してしまい、解決策の方向とは逆行
してしまうこともあると思います。

パケット通信が始まったころにも同じような状況があ
りました。このような新しい方式がアマチュア無線に
導入され、混乱から脱して落ち着くまでには時間がか
かるもののようです。後になってみれば、わからない
なりに試行錯誤して問題を解決してきた経緯は、貴重
な経験ですし、良い勉強になりますが、そこまでたど
り着く過程では、まっちばこさんのように苦労してし
まう方が出てきてしまいます。

ガリレオの「それでも地球は回っている」と言ってい
た当時のガリレオの苦労の縮図を、今、見ているよう
な気がします。
>hideさん

おはようございます。

うーんガリレオの気分ですか... 考えさせられます。がく〜(落胆した顔)
いろいろありがとうございます。

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