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京都ぶらぶら古寺巡礼コミュの湖東三山

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今回は湖東三山についての巡礼報告です。
事の発端は、滋賀県観光協会のHP↓(以下引用)
これにググッときたもので、早速足を運びました。

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西明寺・金剛輪寺・百済寺の湖東三山では、彦根城築城400年祭に協賛し、春の新緑の時期から各寺に伝わる寺宝を三山同時に特別公開を行います。

特別公開寺宝

●西明寺
  秘仏 虎薬師如来
 この薬師如来は、御前立秘仏で彦根藩4代目当主井伊直興公の寄進で、虎に乗った薬師如来で、古来から虎の生命力の強さでもって病気を平癒させると言われています

●金剛輪寺
大黒天半跏像
 平安時代の作で、頭上に冠を戴き、甲を着けて忿怒の相をしておられます。古式の大黒天であり、日本最古のもので重要文化財です。

●百済寺
  本尊脇侍二観音像
 院祐銘作の如意輪観音と聖観音の二像で、信長焼き討ち時に本尊とともに火難を免れた希少な観音様です。あらゆる災難を除き福を招く霊験あらたかな観音さまで古来より篤い信仰を得ています。
(4月1日〜5月6日の間土・日・祝には本坊で「絵馬石曳の図」の公開も行われます。)

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上記の情報を元に湖東三山をめぐりました。
JR能登川駅より西明寺行きのバスに乗り、最北の西明寺→金剛輪寺→百済寺の順に巡礼しました。

●西明寺
拝観料を払い、石段を上がっていくと、国宝の三重の塔と、やはり国宝の本堂がありました。

本堂には様々な仏様がいらっしゃいました。お寺の方に仏様たちの説明をして頂くんですが、密教(天台宗)のお寺だということもあり、ご本尊の薬師如来の両脇には、十二神将という、なかなか勇ましい方々がおいでになって、干支と結びついた守り本尊になっていました。
その本堂の裏には、これまた素晴らしい仏様たちがいらっしゃいます。釈迦如来、不動明王さまが安置されていました。境内にある三重塔は総桧造りの優美な塔で国宝に指定され、初層
内部には極彩色で描かれた極楽世界の壁画が有りました。 
ご秘仏の虎薬師如来さまは思ったより小さく、とても可愛らしい佇まいでにっこり微笑んでおられました。

●金剛輪寺
奈良時代に聖武天皇の勅願により行基が開山した天台宗の寺院だそうで、本尊は行基の作と伝えられています。
また、源義経が義仲追討の武運必勝を願い太刀を寄進したり、北条時宗が佐々木頼綱に命じて元軍降伏の祈願をしたといわれています。
山門から本堂までサツキに囲まれた石段が続き、山岳城郭だったころの趣を今なお残していました。
石段を上り詰めたところに、当時の層の機智により織田信長の焼き討ちによる焼失の難を逃れた本堂大悲閣、三重塔二天門がありました。
本堂には、阿弥陀如来さま、十一面観音さま、不動明王さま、毘沙門さま、四天王さまがおられ、足を運んだ時は自分一人だったので、薄暗い本堂の中で様々な仏様と対峙し、不思議な気持ちになりました。

特別公開の大黒天さまは、どっしりとした出で立ちで印象的なお顔立ちをされていました。

●百済寺
湖東三山の中で最も古く、建立時は「くだらじ」と呼ばれていました。
飛鳥時代、聖徳太子の発願により、百済国の梵閣龍雲寺を模して造られ、暦を日本に伝えた観勒もこの寺にいたと伝えられています。
平安時代に天台宗に改宗してからは300余坊の塔頭を構え、「湖東の小叡山」と云われるまでになりましたが、度重なる大火や兵火によってほとんどが焼失してしまい、平安時代のものは現在の本尊などの主な仏像や経巻類が残るだけとなったそうです。

山奥のひっそりとした古寺の赴きがあり、行きかう人もまばらでした。

ご秘仏の如意輪観音さまと聖観音さまはお二人仲良く並んでいらっしゃいました。


★アップ写真は左から
西明寺・金剛輪寺・百済寺の順番です。






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