ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

洋楽名盤・新譜 レビューコミュのデラニー&ボニー&フレンズ「オン・ツアー・ウィズ・エリック・クラプトン」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Delaney & Bonnie & Friends
「On Tour with Eric Clapton」(1970年US)
 
デラニー&ボニー&フレンズ
「オン・ツアー・ウィズ・エリック・クラプトン」   
 
[A]
1.Things Get Better
2.Poor Elijah - Tribute To Johnson
3.Only You Know And I Know
4.I Don't Want To Discuss It
[B]
5.That's What My Man Is For
6.Where There's A Will, There's A Way
7.Coming Home
8.Little Richard Medley
9.Tutti-Frutti / The Girl Can't Help It / Longa Tall Sally / Jenny Jenny
 
デラニー・ブラムレット(rhythm-g,vo)
ボニー・ブラムレット(vo)
エリック・クラプトン(lead-g)
デイヴ・メイソン(g)
カール・レイドル(b)
ジム・ゴードン(ds)
ボビー・ウィットロック(org,vo)
ジム・プライス(trumpet,trombone)
ボビー・キーズ(saxophone)
テックス・ジョンソン(conga,bongo,ds)
リタ・クーリッジ(vo)
ジョージ・ハリスン(g)・・・非公式
 
 
ここでも何度か取り上げましたが、エリック・クラプトンは、ヤードバーズ〜ブルースブレイカーズ〜クリーム〜トラフィック〜ブラインドフェイスと経てゆきながら白人としてのブルースロックを捜し求めてさまよい続けてきました。
 
同じ頃に、同じような模索の中で、ブリティッシュロック勢も似たような悩みの中にいました。
 
アメリカから輸入したR&Bやブルースに衝撃を受け、自分たちなりのブルースロックを探してきた日々。
 
若くして名手だ神だと奉られてきたクラプトンも行き詰まり、方向性を探して苦しんでいました。
 
そんな時に、ブラインド・フェイスの1969年のツアーの前座として出会ったのが、白人でありながら初めて黒人R&B専門レーベルと契約を交わした実績をもつアメリカ南部の土くさーいスワンプでR&Bでゴスペルなブルースロックをかましていたデラニー&ボニーの夫婦デュオでした。
 
デラニー&ボニーはスタックスの後、エレクトラ・レコードと契約し、1969年春にはアルバム『オリジナル・デラニー&ボニー』でメジャー・デビューを果たしていました。
  
旦那デラニーとエリックは本作収録の「カミング・ホーム」を共作しシングルとしてリリース、全英16位というヒットを記録しました。
 
ちなみにそのときB面に収録された「グルーピー」は、嫁ボニーとレオン・ラッセルとの共作で、後に「スーパースター」と改題され、カーペンターズによるカヴァーが世界的に大ヒットしました。
 
 
このアルバムで聴かれるとおり、デラニー&ボニーのまさに”ぶちかます”ような勢いのあるロックは、アメリカ南部に生きる人たちの生活感と、その反動としての力強さ、ストレートな思いに貫かれていました。
 
苦しく、つらい日々の苦労も何もかも、ごっちゃまぜにして歌い飛ばしてしまおうぜ、笑って騒いで吹き飛ばしてしまえ。
 
少々粗い演奏も、単調気味な全体の構成も、気にしないほどの熱を帯びたツアーの様子が伝わってきます。
 
クラプトンも、何か探していた本物の本質的なものに出会ったような、目が覚めるような気がしたんだろうと思います。
 
もちろん名声も技量も才能も、クラプトンが飛びぬけていますから、ツアーも”with EricCrapton"なんてもろですが、その生々しさもリアルな当時の雰囲気が伝わってくるようです。  
 
クラプトンは、まさにこの路線だと確信し、このツアーで共演したレイドル、ゴードン、ホイットロックの3人と共にデレク・アンド・ザ・ドミノスを結成し、かの傑作「レイラ」を作るにいたります。
  
また同世代のストーンズもフリーもそしてビートルたちも、みんな活路を南部のロックに見出し始めていた一つに、ジョージ・ハリスンが本作でお忍びでバックを演っていたことは有名、下のYouTubeもの姿が拝めます。
  
やはりデイブ・メイソンとクラプトンのギターの競演が聴きもので、前半の夫婦の強烈なボーカルから後半ギターとベースとホーンが絡み合いながら生み出す熱いグルーブは、お互いの想いが噛み合った気持ちの盛り上がりに満ちています。
 
また、B面1曲目のボニーのボーカルもきてます。
曲もこれぞという感じの、王道ですばらしい曲です。
 
かれらはその後バラバラになり、夫婦はやがてデュアン・オールマンというもう一人のギターヒーローとの活動の跡で、袂をわかってゆきます。 
 
そんなツワモノどもが夢の後、感がただよいまくる少し切なくて熱い熱いツアーの様子は、12月に行われたのにまるで熱い夏を思わせるような熱気です。
   
ブリティッシュロックとアメリカンロックの一つの時代的なポイントになった意味深い出会いであり、そのツアーの様子を収めた象徴的な作品、名盤です。
 
ジャケットもナイス。
 
"Coming Home"

コメント(2)

「コレクターズ」誌ではデラックス盤が載ってましたね
買おうかと思ってます
ぜひ買われたら感想聞かせてください!!うれしい顔

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

洋楽名盤・新譜 レビュー 更新情報

洋楽名盤・新譜 レビューのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング