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Short Story of iCHiコミュの『です!ノート』

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「今日はぁ〜いい天気だなぁ〜」

オレは、昨日までのイラストの仕事が片付き
連日の曇り空からも解放されて、
気分のよい朝を迎えた・・。


天気がよかったので、ひさしぶりに・・近所の自由ヶ丘へ
散歩へ出掛けた・・・GWって事も有り駅前にはぁステージ・
出店もぉ有り、ちょっとしたお祭りの雰囲気・・・。



「・・・おぉ〜懐かしいぁ〜〜風船で、出来た
トランポリンかぁ〜スベリ台までついてるわぁ〜」

「オッ!!金魚すくいかぁ〜・・・。」



何処から?来たのかぁ・・街は人であふれていた・・。
親子ずれ、カップルたちで埋め尽くされた・・街を
みていると・・・。

街は、2種類のパズルを同じ場所で、
混ぜこぜにした感じに見える・・。

パズルの横に、こぼしたアイスの匂いにつられ、
出て来た・・・アリ・・・・アリの様だ・・。

変な妄想にひたっていると、
つま先に・・・何かが・・・コツッと当たった・・。



「あれ??・・・なんだぁ・・コレ??」道に不自然に
置いてあるノート・・・・。

「で・・・です・・・ノート・・?」

「ですノート!?」

「・・・・。」

「子供のいたずらぁ〜かぁ〜・・。しかし、」

「ひらがなって!?・・えぇ〜」


とはぁ・・いえ、人一倍の好奇心のかたまりなぁ〜
オレはぁ・・そっと、そのノートに近づいた・・・。

すると、何処からかぁ・・風が吹き、ページがめくり上がった

そこに・・・。



『このノートは、空白の欄に、望みの言葉を書くと・・・
願いがかないます・・。』

しかし、書き出したら次の空白を24時間以内にうめてください
そうしないと、このノートは・・・消えます。


と、書いてあった・・・。




「何??空白に・・?」

[          ] るんです!


「あっ・・・この[        ]るんです!・・・・の」

「中に何かかけばぁ〜いいんだなぁ〜?」




面白そうだとぉ思ったオレはぁ・・
そのノートを持って帰る事にした・・・。

早速帰って、そのノートに何か書く事にした・・



「え〜〜とぉ〜・・・そうだなぁ〜
はじめはぁ・・軽めの内容がいいんなぁ〜」



そう・・・単純なオレは、すでに
試す前から、少し信じていたのだぁ・・・・
まぁ・・・正確にはぁ・・信じたい気持ちで
いたと・・・言った方が・・正しいかもしれない。




「じゃぁ〜〜とりあえずぅ・・・

 [モテ]るんです!・・・・かぁ〜〜〜これだろぉ〜」

「モテるんですぅ〜〜!だろぉ〜〜」

「われながらぁ〜冴えてる!・・・しかし・・・」

「どうすればぁ・・・いいんだぁ・・コレ・・
 結果はぁ??・・・ん〜〜・・そうだ!」

「コンビニにぃ・・行こぉ〜〜と!」



いい事は有るか分からないが・・
ガムを買いに行く予定でもあっし・・・
そして・・・
最近コンビニのバイトで入った、
赤いショートヘアーの女の子が・・・
気になっていたという事も・・・手伝って、
さっと、身支度を済ませコンビニへ向かった。


『ブゥ〜〜〜ン・・いらっしゃいませぇ〜』

「・・・」

「あっ・・いつも通り・・だぁな〜・・。」

「・・・・ん〜まぁ〜いきなりモテルわけないかぁ〜」

「そもそもぉ・・・そんなぁ〜ノートがある訳ぇ
ないよねぇ〜・・・とりあえず、立ち読みでも」


そこへ、しばらくしてガヤガヤ団体の女子学生達が
やってきて、何にやらぁ〜ヒソヒソと喋りながら
こっち見てるじゃないか!?


「オッ!オッ!・・何だぁ〜やばいぃ〜目つきでみてる」

「えぇ〜〜めっちゃ〜色目やん〜〜」

「唇ぅ〜〜プルプルいわしてるぅ〜やぁ〜〜〜ン」

「こりゃ〜やべぇ〜ぞぉ〜!・・・今夜クラブにいっちゃう?」

「まぁ〜イイヤぁ〜ちょっと居ずらいからぁ〜出よぉ〜と」



レジへ、向かいガムを買って出ようとした・・



「あっ・・・・・ナンダァよぉ〜コノレジの女ぁ〜

おつり渡すとき、手を握ってきたよぉ〜

えっ??・・・なんでぇ〜はなさないのぉ〜

・・・手が・・・ぬれてるよぉ〜(T_T)

何だよぉ〜この女ぁ〜〜」



しかしぃ〜これは、いいと思った・・・

ウマく使えば、何でも可能にするのだから・・・。

なぜぇ?

こんないいノートを手放す奴がぁ・・いるのだろうか?
そう思いながら・・オレは
心をワクワクわせながら、家へ戻って来た


「・・・ン〜〜次はぁ〜何がいいかなぁ〜
 でもさぁ〜俺としてはぁ〜・・・るんです!・・・
ってきたらぁ〜1度はぁ〜書きたいよね!」





「うつるんです!!うつるんです!」





「キャァ〜ベタだぁ〜・・・これ?・・・書くと、」

「どうなるんだろうなぁ〜??

 TVとか〜にうつる??とか??・・期待しちゃうな〜」

「とうとう!TVデビューかぁ〜!」




そうして、ノートに、うつるんです・・・と
書いて、その日は寝る事に・・・。


















いつもより、重たい頭と、・・・激しい喉の痛みを感じ
・・・目を覚ますと・・・あるはずの・・・ノートが・・。
なくなっていた・・・。

「え??・・・あれ??・・・このテーブルに置いたのに・」

「あれ?・・・」

とりあえず、テレビを付けて・・・唖然













・・・その番組は、本来・・・・・



・・・・明日・・・・見るはずの番組・・。


・・・と、いうことは・・・丸・・1日寝ていた事に・・。


・・・あっ・・・。


うつるんです!って・・・。


・・・これ?・・・風邪じゃね〜?


・・・あの・・・コンビニの店員・・・うつしやがった!


・・・手汗・・・・熱でてたのぉ〜おの子ぉ〜(T-T ))(( T-T)



「・・・そうかぁ〜みんなぁ〜・・・かならず・・

うつるんです!って・・・書くからぁ・・・

ノート・・・・手放す事にぃ・・・なるのね!」

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