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藤沢周平コミュの「無用の隠密 ―未刊行初期短篇」(文春文庫)

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9月4日発売
「無用の隠密」(文春文庫)\720

内容(「BOOK」データベースより)
「人に恐れられる隠密という存在も、巨大な組織からすれば卑小な歯車に過ぎない―命令権者に忘れられた男の悲哀を描く表題作ほか、歴史短篇「上意討」、悪女もの「佐賀屋喜七」など、作家デビュー前に書かれた15篇を収録。文庫化に際し、藤沢の浮世絵への並々ならぬ関心を知ることが出来る「浮世絵師」を追加した。」

皆さんご存じでしたか?
最近文庫化されたんですね。

2006年に発見された14作品が『オール讀物』2006年4月号にて初公開されました。
そしてその年の11月に?文藝春秋より『藤沢周平 未刊行初期短編』として
刊行されたものに、2008年に新たに発見された「浮世絵師」を加えた合計15の
無名時代の作品を収めた文庫本です。


今日Amazonからの案内メールで知り、
即購入手続きしてしまいました。

文庫本で藤沢作品を集めている自分にとっては、
とても有り難い情報でした。

すでに読まれた方、
そしてこれから読破しようという方、
是非読後の感想を。

コメント(11)

新聞の広告で今朝知りましたexclamation
今日本屋に行けなかったので
是非明日買いに行きたいと思いますわーい(嬉しい顔)るんるん
情報ありがとうございます。
今日、大型書店を2件回ったんですが、Getできませんでした。涙
売れ行き絶好調で品切れなんですかね。
むふふふふ。
昨日買ってしまいました。
田舎の書店(チェーン店)で見つけました。

一冊だけでした。
本日Amazonから送られてきました。
まず本の分厚さに仰天しました。
なんと542ページです。
同じ文春文庫「回天の門」の566ページに次ぐ内容量でしょう。

これはかなり読み応えがありそうです。目がハート
ネットで購入して昨日届きました

でも今読んでいる本が終わってから読みます

勿論読んでいる本は藤沢周平です。
司馬遼太郎「街道を行く」が一段落したので
早速「無用の隠密」読み始めました。

第六話までの読後の感想をざっと。

まず第一話「暗闘風の陣」と第二話「如月伊十郎」は、
隠密如月伊十郎が活躍する物語で姉妹編です。
この二篇からは後年の藤沢作品ほどの重厚なストーリー展開、
素晴らしい決闘シーンや自然描写は残念ながら望めませんでしたが、
このまだまだ未完成な初期藤沢作品を知ることによって
後の完成された作品の素晴らしさを改めて感じることが出来ます。

第三話の「木地師宗吉」と第四話「霧の壁」は共に<市井もの>ですが、
この作品には定評のある自然描写と男女の情愛の描写の片鱗を
垣間見ることが出来ました。

第五話「老彫刻師の死」の舞台は驚くことに古代エジプトです。

そして第六話の「木曽路の旅人」は、どこかで読んだことがある
ストーリー展開だと思ったら、文春文庫「又蔵の火」の「帰郷」と
ほぼ同じ内容でした。書き直したということはかなり愛着あるいは心残り
のあった作品だったのでしょう。
ここに至って、後年の作風にかなり近ずいた感じで
ラストの親子の情愛の描写には感動を覚えさせられました。

と、六話読み進めましたが、徐々にその作風が完成されていく段階を
この一冊で感じることが出来そうでワクワクしています。

さて次の「残照十五里ヶ原」はいよいよ<武家もの>のようですね。



全作品を文庫本で読んでいます。
先日本屋さんで「無用の隠密」を発見。

もう新作には出会えないと思っていたので、すごくうれしくて早速読みました。

初期の作品だそうですが、藤沢さんにとっては苦難の時代に書かれたもの。
そんな思い入れで読みました。

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