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歯科医院経営塾コミュの経営改善〜ムダその1

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まずは診療室の中での無駄を省くことです。

歯科の材料は一般的に高価です。
えっこんなに高いのなんて感じることもありますね。

たとえば、CR充填の時のプライマー、ボンディングです。
5mlで10000円なんてものもありますね。

先日、私の先輩の先生の診療室で、どうしても都合が付かなくなって、私が手伝いに行くことになりました。

そこで、CR充填をする場面がありました。

そうしたら、その衛生士さんはプライマーとボンディングを専用のさらに一滴ずつ出すんです。

私の診療室では考えられないことです。
私の医院では先に小さなスポンジの付いたマイクロブラシを使っています。

そして、ブラシが染みる程度の材料を取って使います。

衛生士さんに「そんなに出したらもったいないよ」って言って「ブラシはないの?}って聞きました。

それで出してきたのは、即充用のブラシです。

「これじゃ、余計にかかちゃうなぁ」・・・「小さいスポンジはあるの?」

これで、出てきたのは何年も前に使っていたような、ちょっと黄ばんだスポンジが出てきました。

今の接着剤は必要最低限の量を使うことが条件です。
「余分な量、揮発成分はエアで飛ばしてください」これがメーカーの指示です。
言い換えれば、接着したい部分の表面が濡れれば期待できる効果は得られるわけです。
これをやってこそ、製品の性能が最大限に発揮できます。

続いて・・・・
印象材、石膏です。
私は印象材はアルギン酸を使っています。

材料は必ず混水(液)比が決まっています。
これを守らなければ、製品の性能を最大限に発揮することはできません。

ですので、重量比で必ず軽量します。
キッチン用の計りを置いてあります。

夏の水道水があったまっているときには、水は冷蔵庫に入れておきます。そして混すい比は絶対に変えません。

一番だめなのが、長年の勘に頼るやり方です。
水道から水を少し出して、練りながら粉と混ぜるやり方は、量が正確には出来ません。

水を入れすぎてしまうと、粉を足したりして・・・

私の医院では、印象を採るトレーにあわせて、材料の量を決めています。片顎のトレーならば粉は10g、中ぐらいの全顎のトレーの上ならば25g、下ならば20gと言った具合です。

これは表にして貼ってあります。

もちろん、残存歯の本数などによっても多少量を変えます。

これらの節約は、スタッフの協力なしには出来ません。
ですから、節約で浮いたお金はスタッフに還元します。

たとえばボンディング、毎月買っていたものが三ヶ月に一回買えば済むようになれば、二万円が浮くわけです。

そうしたら人数によりますが、昼食会くらいは出来ますよね。
ファミレスだって、スタッフって喜ぶものです。

そういう意識を診療室の中に芽生えさせることが大切ですね。

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