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YOGURT(UPSETS)コミュのYOGURT&KOYASが、TAKASHI WADAさんのおまけBEST盤を選曲、EDIT、MIXしました

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ドイツのレーベルONITORからデビューして、
その後ヨーロッパに居住しつつ音楽活動をしている
TAKASHI WADAさんの4枚目のアルバムが、
2009年8月に日本のレーベルPROGRESSIVE FOrMからリリースされました。

そのリリース前に、
PROGRESSIVE FOrM主宰のNIKさんから、
TAKASHIさんの4枚のアルバムを渡されて、
この中から選曲してDJMIXしてもらえませんか?
とのオファーを今年春頃に受けました。

そこからその四枚のアルバムを自宅で何度も聴き、
自分好みの曲を選んだ後、
KOYASくんの千葉のKOYAS STUDIOに持ち込んで、
KOYASくんとEDITした後、
パソコン上でMIXしました。

TAKASHIさんは色々な作風の曲をこれまでに制作しているんですが、
自分はその中からアンビエントな感覚の強いものを選んで、
YOGURT&KOYASが更にEDITしてエフェクトをかけることで、
曲の持つ繊細なアンビエント感覚を増幅させる方向で仕上げていきました。

全体の流れや、曲順にとてもこだわっていて、
EDITした曲はYOGURT&KOYASがキックやベース等も足して、
EDITというより、半ばRECONSTRUCT(再構築)した感の
ある曲もいくつかあります。

結果出来上がった
「TAKASHI WADA WORKS/
SELECTED,EDITED AND NONSTOP MIXED BY YOGURT AND KOYAS」
は、自分も自宅で寝る前に時々聴く、
2009年のお気に入りのCDになりました。

もしどこかでこのおまけCDを見かけたら、
聴いてみてもらえると嬉しいです!








購入者特典 MIX CD
Takashi Wada Works Selected, Edited & Nonstop Mixed by Yogurt & Koyas

Total(49分45秒)

01. Pilot Fish (from 2nd Album "Araki")
02. Dont Be Afraid (from 4th Album "Rabyrinth")
03. Araki's Dream (from 2nd Album "Araki")
04. A Continuation Of A Strory (from 4th Album "Rabyrinth")
05. 19 C (from 1st Album "Meguro")
06. All For Nothing (from 4th Album "Rabyrinth")
07. Lost Land (from 2nd Album "Araki")
08. Seventh Heaven/After Life (from 2nd Album "Araki")
09. Where We Start And End (from 4th Album "Rabyrinth")
10. DAY (WINDY) (from 1st Album "Meguro")
11. 3 AM (CITYSCAPE from 1st Album "Meguro")
12. Twilight Zone (from 2nd Album "Araki")
13. Erain (未発表)
14. Stardust (未発表)

未発表・・・・2曲
1st Album より3曲
2nd Album より5曲
4th Album より4曲

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Credit:

All Tracks Written, Performed and Produced by Takashi Wada, 2003-2009
Except
Track 4 Vocal by Laure / Lyric by Jaques Prevert
Track 6 Produced by Chica Paula http://www.myspace.com/chicaandthefolder
Track 7 Lyric and Vocal by Dillon http://www.myspace.com/ladybirdd
Track 9 Key Flute by Shingo Suzuki http://www.myspace.com/shingosuzuki
Guitar by John Astor http://www.myspace.com/johnastormusic
Mastering by FST a.k.a. Frederic Stader at Dubplates&Mastering Berlin
Artwork by Svn

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 2001年のレーベル発足以来、PROGRESSIVE FOrMは文字通りに時代の突端の音をリスナーへと送り届けてきた。進化を続けるテクノロジーと音楽との相克は、果たしてどこまで新たな光景を獲得できるのか? エレクトロニカと呼ばれる世界的な潮流のなかで、シャープかつ繊細、そして独特のタイトさと優美さを持つこのレーベルのカタログたちが、そのスタンダード(ルビ:世界標準)を一作一作ごとに作り上げてきたことは明らかである。AOKI takamasa、高木正勝、黒川良一といったレーベル出身者を思い出すだけでも、それは誰もが認めるところだろう。

 そのPROGRESSIVE FOrMから、Takashi Wadaが4枚目のアルバム『Labyrinth』をリリースする。一瞬、耳を疑ったことを告白する。PROGRESSIVE FOrMの最新作はこうなるのか……。この“生”っぽさ、そしてどこまでも風通しの良い不思議な素朴さは、レーベル始まって以来のものなのではないか。新緑のヨーロッパから届いた、一枚の絵葉書のようなアルバムである。

 その送り主、Takashi Wadaは1982年東京生まれ、現在はベルリンに住む。16歳でニューヨーク、19歳でパリに渡り、ジャズ・ギター、ボサノヴァ、クラシックピアノなどを学ぶ。2004年、ドイツのレーベルonitorからアルバム『meguro』でデビューし、そのアンビエント的なサウンドスケープは、国連アニバーサリーフィルムやテレビ番組などに広く使用されることになった。'05年ベルリン移住。'06年には第2作『araki』をリリースし、 sonarsound tokyo 2006にもAmetsub、ausらとともに出演している。'07年にはonitorからの第3作となる『Brand New People』をリリース。今作『Labyrinth』は、日本のレーベルからリリースされる初めての作品となる。

 もともとTakashi Wadaの音楽活動は、ギター一本で歌うことから始まったらしい。音楽理論を学び、コンピューターでの音源制作を学び、作品リリースごとにその幅を拡げながら、現在のようなスタイルに辿りついたようだ。確かにその経歴の通り、この『Labyrinth』には、歌ものから生楽器を活かした楽曲、そしてアンビエント的なアプローチまで、多様な作品群が収録されている。

 口笛を吹くようなメロディと、どこまでも流麗なサウンドスケッチ。所々のジャズ・フレーヴァーに、前景と背景の両方の役割を果たすヴォイス。ギターがスクリーンを一枚一枚と開き、フォーキーなテクスチャーには明確にコントロールされたアンビエンスが潜む。PROGRESSIVE FOrM初となる歌ものもある。作品群の幅は広く、聞き所は数多い。しかしそれぞれのポイントを超え、どの作品にも一種独特の気配が感じられるのが不思議だった。この気配は、一体なんなのか?

 それはもちろんTasahi Wadaのキャラクターとともに、楽器や声、言葉に対して保たれる独特の距離感であるように思う。今作では、生楽器とエレクトロニクスだけでなく、肉声、そして歌詞となる言葉までもが、Takashi Wada独特のクールな手つきでフィルタリング・再構成されていく。生楽器とエレクトロニクスのコラージュ作品はもちろんのこと、いくつかの歌ものを改めて聴いてみてほしい。本人も「声は他のどんな楽器よりも情報が多い」と語る通り、ここでは歌も、ひとつの楽器として鳴らされていることは明らかだ。また彼は「歌詞もサウンドと同様、音楽の可能性の幅を広げる要素だと思う」と語っているが、不思議に乾いたユーモア?を感じさせる歌詞とその響きにも注目してほしいと思う。

 かくして今作は、PROGRESSIVE FOrM史上、最も“生”を感じさせる一枚となっていると思う。しかし、自らの母国語の響きをも含めた全ての音楽要素を等価な距離感で扱うこの手つき、それを当然のことのように扱うTakashi Wadaのキャラクターには、最もプログレッシヴと言えるなにかが潜んでいる。

 実際、多様な曲調でありながらも、これほど、Takashi Wadaというアーティストのパーソナリティが独特の揺るぎなさで貫徹された例は珍しいように思う。この大胆さと不敵さには、Takasahi Wadaという音楽家の不思議なキャラクターを感じずにはいられない。タイトル『Labyrinth』の通りに、一度入り込んでみれば、確かに、彼自信による迷宮のようなアルバムである。

 この'09年8月23日、ベルリン在住の彼が青山Cayでライヴを行う。この来日公演は、彼のキャラクターに“生”で触れることのできる貴重な機会になるだろう。筆者自身、この音楽から感じることのできる彼のパーソナリティの印象を、ぜひこの目で確認したいと考えている。

text by Tomoya Kumagai (SLOGAN)

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Takashi Wada
www.takashiwada.com

Takashi Wada (onitor/PROGRESSIVE FOrM) 1982年、東京出身。デトロイト・テクノやジャズ、アートロックなどのエッセンスを混ぜつつつも、しっかりとした音楽の素養をベースに、小気味の良いビートとエモーショナルなメロディーでどこまでも心地良い空間的な響きを幅広い音楽性で表現する注目のアーティスト。1999年、16歳でニューヨークに留学しジャズと出会いジャズギターやボサノヴァなど音楽理論を学ぶ。同時にギターとドラム・マシーンに歌を重ね、シンガーソングライター的な作曲活動を開始。2002年、19歳の時にパリに移住。パリでは大学に通いながらジャズギターとクラシックピアノを学び、同時にコンピューターでの作曲を始める。 2004年、ドイツonitorレーベルよりデビュー・アルバム「meguro」を若干21歳でリリース。風景を描写したアンビエント的なアプローチを中心としたこのアルバムから国連のアニバーサリーフィルムやテレビ番組に収録曲が使われることになった。同時にヨーロッパ(フランス、ドイツ、オーストリア、ロシア)と日本などでツアーを行う。2005年、活動の幅を広げる為に、また2ndアルバムの制作に向けてベルリンに移住。2006年、生楽器を多く取り入れさらなる表現の幅を広げたアルバム「araki」を、2007年11月、ベルリンの著名アーティスト達と様々なコラボレートをした楽曲が並ぶ 3rdアルバム「Brand New People」を共にonitorよりリリースする。そして2009年8月、待望の4thアルバム「Labyrinth」をリリースする。
TAKASHI WADA.jpg

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