スピリチュアル　ジョン平野コミュの報いと言うスピリチュアルの法則

カルマとは何でしょう？私たちは、カルマの法則とか、カルマに気をつけなければとか、カルマがあなたの人生にどの様に影響を及ぼしているかなど、カルマについて沢山の不明瞭な言葉と説によって話しますが、一体カルマとは何なんでしょう？カルマと言う考えは、実際は古代のインドの哲学で、それは又シク教、ジャイナ教、仏教、そしてヒンドゥー教にも根付いています。これらの古代の宗教の多くは、自分達がした事は全て自分たちに戻ってくると言う考え方を持っています。そして、また過去と今、現時点でした行いが今世での今後と来世での人生を創り出しているとも信じられています。私たち皆、エネルギーを発している存在です。しかし、私たちはエネルギーの存在として継続的に、そして常にエネルギーを引き寄せたり、引っ込めたりしている事実を、意識的にコントロールをする事は出来ません。私たちが、意識的にコントロール出来るとすれば、私たちが何を考え、行い、どう反応するかだけなのです。
スピリチュアリストは、将来、地球上でなされた全ての行動において代償と報いがあると信じています。
私たちの全ての行為によって、何らかの反応が起きますが、それは批判される物でもなければ、良い物とか悪い物とか言うラベルを貼られる物でも無く、ただ事実として物事が起こっていると言う考え方をどう解釈するかに気をつけなければなりません。
これは、古来のカルマの法則には当てはまらないと言っているのではありません。もし、私たちが誰かに、もしくは何かに危害を与えるような傾向があるとするのなら、その傾向を直す為にもっとも直接的な方法として、自分達が危害を受けるような状況に自分たちを置くという事です。
私たちは、困難な事を体験する時、全てを過去に自分が犯した罪による罰だと、想定するべきではありません。罪とは、個人がそれを悪い事とラベルを貼った間違った行動に対する批判です。特定の難問を経験する事によって、簡単な道を歩んでいる人たちよりも、もっと早く、もっと集中的にスピリチュアルの向上をしているのかもしれません。
もし、私たちが生まれ変わりによって特定のしなければならない学びを終えることが出来なければ、私たちは単にまた戻ってきて全てをやり直すだけです。もし、私たちが良くできたのなら（スピリチュアルの面でよく出来たとは、早急な成長をしたと言う事です。）、たとえば、他の人へ良くしてあげたとしたら、その代償として私たちはもっと学びと体験の待つ高いレベルへと移行します。
私は、これを仏教の本から読みました。カルマとは、エゴによって導かれ、エゴの為の人生であり、行動です。もっと、カルマが関わる程、カルマはもっと存在します。両方とも、将来の利己的な行動の為の燃料（カルマ）として蓄積され、推進する為の力となります。私は、良く書かれているな〜と、思いました。
もう一度。カルマとは何ですか？どう働くのですか？通常、カルマとは、原因と結果の法則で、過去の行動の結果だと教えられます。私たちにとって、カルマと言う宇宙の批判制度としてのアイディアから自分自身を開放してあげる事は、とても難しい事のように思われます。事実は、カルマは批判とも報いとも何の関係も無く、このようにはまるっきり働きません。
私自身の成長とエネルギーワーカーとしての経験から理解した事は、カルマは私たちが自分自身から分離された時に、何時、いかなる所でも作られるということです。これは、今世においてももしくは過去世においても起こりうります。分離は、私たちの感情が圧倒的、トラウマ的、悲惨な、もしくはただ感じたくないと言う様な体験を私たちがした時に起こり、そしてその経験の中で、その体験をした自分自身から離れてしまうのです。毎回、分離が起こる事によって挫折感が伴います。私たちは決まってこれらの事を、とっても幼い時、もしくは他の人生の中で体験してきます。
私は、いつもセッションの中などで、突然に、トラウマ的に、そして感情が恐れ、もしくは怒りなどのような感情が高ぶって亡くなった時、その出来事の感情体験は感情体の中深くに閉じ込められてしまうと言う実例をよく見ます。感情体そして他の精妙体は、肉体の細胞の中へもその体験を刻み込みます。出来事が過去の何時に起きたかに関わらず、そんなに衝撃を受けなくても全ての感情の経験においても同じ原理があてはまります。その経験が起こった時の感情が不快で耐え切れ無い物になるのには、多数の経路があります。もし、その経験で起きた感情が、私たちにとって圧倒されすぎる物であれば、私たちはその感情を感じないように、私たち自信をその感情から切り離してしまいます。そうする為には、私たちはそれらが動くのを止めなければなりません。結果として、私たちが何をするかと言うと、その出来事が起こったその時点に自分自身を見捨てて、それを切り離し、その時点にそれを置き去りにします。だから、私たちはカルマとは、私たちがその出来事が起こった時に意識的にそこに存在する事が出来なかった、もしくはいるつもりが無かった私たちの過去の全てであり、私たちの中で未解決で、分離されて癒されていない状態で取り残されているのです。言い換えるとするのならば、その分離は私たちのその出来事のその時点に、私たちが完全にその場に存在する事が出来ない時にいつでも起こります。そして、私たちの感情は否定されるのです。分離と否定は、その出来事で起きた感情を潜在意識へと押しやります。私たちがその場に、その時点にいない時、私たちには自覚がありません。これは、精神的レベルによって起こされます。私たちは、潜在意識の中でシナリオを作り出し分離され否定された感情の周りを、このシナリオによって包み隠します。これらのシナリオは、しばしば分離と否定を正当化する為の私たちの心の中で流れるお話であり、それは維持され続けます。いつも決まってそのお話は、何らかの批判の形、または自分自身の、片方もしくは両方の周りで展開されます。シナリオは、感情がきっかけとなり否定されるごとに層になって創り出されます。新しい層は感じた事によって出来た傷を守るために、そして否定した事がさらけ出されるようなあらゆる可能性を回避する為に創られます。それらは、分離に関しても同じです。これらのシナリオは、私たちが人生を生きて経験する事を通して潜在意識の中で信念体系とパターンとなっていきます。
考えと感情によって出来た私たちの個性によって、私たちが誰であり、現実はどうなのかと信じることになります。私たちはそうすると、これらのシナリオが真実で現実であるかのように行動し、そう言う態度を取ります。私たちが信じる事全ての事が、潜在意識の中にある過去の経験によって条件付けられている事に注目してます。
私たちの行動は、私たちの信念と感情によって指示されています。なぜならば、それらの刺激の源となる物が潜在意識の中にあり、私たちの殆どの振る舞いは私たちのその裏にある本当の理由を自覚する事無く起こるからです。私たちのカルマは、私たち潜在意識の違った層の中に存在します。私たちの潜在意識の中は否定が元になり保持されている感情と分離の傷であり、シナリオの層はそこから浮かび上がってきます。これらの保持された感情とお話によって編み出されたパターンは、私たちのエゴの性格の大部分を作っています。それによって私たちの個性の大部分を構成するこれらの潜在意識のパターン、願望、原動力そして信念を私たちは認識する事が出来ます。この自分が誰であるかと言う事は、潜在意識であって私たちには私たちの性格の本質と構造の認識はありません。私たちは単に私たちがそうであるかのように信じ、ただそうなのだと思っています。これらの事は、本当は過去の事で、私たちの中に閉じ込められ何度も何度も繰り返され、救出を求められているのだと言う事を明確にしておく事が大事です。私たちの潜在意識の現実の中にあるこの存在の全てが、承認と肯定を求めています。気付き、容認、許しと開放によって私たちは最終的に私たちが作り上げたカルマの報いから自分たちを自由にする事が出来るのです。