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『鈴木康博』を心から応援する会コミュのアルバム「Song is Love」

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◆新たなメンバーもスタジオに加わり、よりポップにサウンドの幅を広げたアルバム

http://www.toshiba-emi.co.jp/offcourse/disco/a_toct-25635.htm

◆曲目

01. ランナウェイ
02. ピロートーク
03. こころは気紛れ
04. ひとりで生きてゆければ
05. ひとりよがり
06. 青春
07. めぐる季節
08. おもい違い
09. 青空と人生と
10. 恋はさりげなく
11. 冬が来るまえに
12. 歌を捧げて


◆解説

 この「SONG IS LOVE」と77年の「JUNKTION」、78年の「FAIRWAY」の3枚に関して鈴木康博は当時の雑誌のインタビューで「試行錯誤の三部作」と表している。「「ワインの匂い」を作り上げた後、何をやって良いのか分からなくなってしまった」というのである。小田和正も「行き詰まっていた」と話している。ただ、そんな言葉にも関わらず、オフコースの歴史の中でも重要なアルバムとなっているのは言うまでもない。
 1976年11月5日発売。5月に出たシングル「ひとりで生きてゆければ」は、「眠れぬ夜」のポップさとは対照的にじっくりと聞かせるバラードだった。それでいて従来にはなかったビートも取り込まれている。新たにドラマーとして大間ジローが加わったのがこの曲からだ。更に、その後、アルバムと連動した先行シングル、10月発売の「めぐる季節」には、やはり大間ジローと一緒に、ジャネットというバンドを組んでいたギターの松尾一彦がハモニカで加わった。そうやって自分たちの力量を試しつつ体制を整えて行く。それを彼らは「試行錯誤」と呼んだように思う。
 76年という年はオフコースがまた一つ舵を切った年でもある。小田和正は早稲田の大学院を卒業、音楽への道を本格的に進み出した。「私的建築論」という卒論のテーマが当初のタイトルが「建築との決別」だったという話は有名だ。そのままだと教授が受け取らないと拒否したと言う。自分たちのオフィスであるオフコース・カンパニーを設立。このアルバムは初めて箱根のロックウェル・スタジオに合宿して作り上げたものだ。後に加わるベースの清水仁は、シリーズコンサート「オフコースの小さな部屋」では参加していたものの、彼のバンド、ビートルズのコピーバンドとして人気のあったバッドボーイズの契約問題でアルバムのレコーディングにはまだ加わっていない。この年の「オフコースの小さな部屋」で初めて映像が使われている。そのステージいずれにせよ、「ワインの匂い」で作り上げた小田・鈴木の持ち味を生かしたオフコースから、次への一歩を踏み出したことになる。“青春”との決別。鈴木康博は「おもい違い」で“かけ出しの頃”とも歌っている。
 オフコースらしさを保ちつつ、曲のバラエティを増やして行く。このアルバムで試みられたのはそれだろう。「秋ゆく街で」で披露されたボサノバ調の「青春」を松尾一彦のハモニカも入れてより洗練されたアレンジでリテイク、「眠れぬ夜」の続編とも言えそうな「こころは気紛れ」は制作サイドも含めて“ヒット”を意識した初めての曲だろう。
 「SONG IS LOVE」という言葉は70年11月14日にオフコースと赤い鳥がサンケイホールでたった一回だけ行ったジョイントコンサートで一緒に歌ったメインテーマのタイトルでもある。大学を終えてプロとして「ひとりで生きて行く」ことを決めた小田和正が、再出発を期して想いを込めたタイトルだったのかもしれない。
 
田家秀樹

コメント(13)

01. ランナウェイ
02. ピロートーク
05. ひとりよがり
06. 青春
08. おもい違い
10. 恋はさりげなく

アルバムの半数づつを担当。
第二期のオフコースがスタートした時期ですねえ。
私としては、余裕を感じる一枚ですねえ。
「ランナウェイ」はやっぱり良いですねえ、今聴くと。
まだまだ鈴木さん主導の時期ですかねえ。
やはり解説を読む限り、このアルバムから転機であったのか。
小田さんのスタイルは確立され、ヤスさんはアレンジの試行錯誤がみられます。
当時は小田さんのキャッチーなメロディばかりに耳をとられていたのですが
時を重ねるにつれ、ヤスさんの曲やアレンジの味が噛めば噛むほどにじみ出てくる
一枚で2倍楽しめるアルバムです。
「こころは気紛れ」のリフなんて思いつかないです。
◆かじさん こんばんわ。

>当時は小田さんのキャッチーなメロディばかりに耳をとられていたのですが
時を重ねるにつれ、ヤスさんの曲やアレンジの味が噛めば噛むほどにじみ出てくる

私も、今改めて聴いてそんな感じに思います。
つまり20数年の時を越えて、2倍楽しめてます。

それにしても、この方の解説いいでしょ。
ほ〜〜って唸ってしまいます。
はじめてオフコースのコンサートに行った時に「ピロートーク」や「恋はさりげなく」を聴いたときの感動はいまも残ってます。
それに「こころは気紛れ」
化粧品のCMソングで流れててとてもとてもおしゃれな曲だとひとり感銘を受けてました。CMで聴いたときはすごくアップテンポだったのにこのアルバムでは少しスロー。2種類のテイクがあったのですね。「おもい違い」も思い出の曲です。
今日もギター練習会でこっそり弾いてました。
「こころは気紛れ」は3パターンくらいあるみたいです。
2番の歌詞の歌い方が違ってますね。

♪だからドアを開けて、そとーへでーたいから♪

♪だからドアを開けて、そーとへーでたいから♪

この2つのパターンが確認?されています
あとは大陸先生のおっしゃる通り、ノリのいいアップテンポのパターンです。
どちらにしても、ベースが難しそう。
「心は気紛れ」が3パターンだったとは知りませんでした。
この曲を知ったときにシングルのバージョンが違うという情報を聞いて、買った思い出があります。
イントロがロックっぽくて感動しました。
そうなんですよ3パターンあります。
イントロのララァも少し違ってたはずですが。
赤い鳥じゃないけどハイファイセットとの76年のジョイントコンサートの音源ならあります。「歌を捧げて」を作った日(?)かな。
◆大陸先生

また音源公開お願いします。
私のほう、何もまだできてなくてすみません。
とりあえず、先にSFMで鈴木さんが歌った「さよなら」を公開しようと思います。

少々お待ちください。
了解です。
アップしました。
なんとyassさんの未発表曲がありましたよ。
「若き日に悔いを残して」
田コロのランナウェイを見つけたのでアップしました。
「青春」と「恋はさりげなく」は、ギターで弾き語りするのにちょうどいいですね、歌の音域も極端に高くなくギターもそれなりに技巧的で弾いてて楽しい。歌詞もいいですよね。
あと「ひとりより」(笑)。「思い違い」は、なんか最近の曲で出だしそっくりの曲ありますよね、と言っても誰にも通じない(思い違いのほうがね)
この中では、恋はさりげなくがすきですね(^o^)

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