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ベランダ薔薇倶楽部コミュの「ボトピカ」実験報告

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ベランダでのバラ栽培の宿命、ウドンコ病に苦しめられ続けています。

しかし、隣近所の距離が近い集合住宅という性質から、化学合成農薬は出来る限り使いたくない。かといって、このまま放置も出来ない。
そうした境遇に朗報、人体や環境に殆ど影響がないという微生物農薬「ボトピカ」が一般園芸用として発売されました。

このトピで、「ボトピカ」をベランダ薔薇栽培に使用する実験を報告します。
皆様も追試験、ご意見、ご感想を宜しくお願いします。

コメント(18)

と、いうことで4月に発売になった「ボトピカ」を、
近所の園芸店・ホームセンターで探したのだが発見出来ず、
取り寄せもやたらに時間がかかりそうでした。
そこで、発売元のハイポネックスのHPから、
通販で取り寄せて見ることにしました。

¥1,155と少々お高いうえに、配送料もかかるので、
ついでに「バイオガード」なる土壌改良剤も注文、
鉢増しのときに根腐れ防止用として使うことにします。

三日ほどで現物が到着、さっそく荷を解いて見ると、
いきなり「納豆菌が病気から守る」、
メタボか下痢か、はたまた栄養失調か!?

明日の晴天を願いつつ、
散布計画をゆっくり考えることにしましょう。
じんぼさん こんばんは。

我が家もうどん粉には悩まされています。 
ボトピカは先日の国際バラとガーデニングショーで販売されていたのを見つけて購入し1回目の散布をしました。
とりあえず治療効果は皆無でした・・・ただ箱の説明書きを見ると予防となっていますので そういうことかなと。。
ハイポの社員の方ともお話しましたが バラの消毒に関してはあまり知識がないように感じました。

治療は色々試していますが 我が家では今のところ「ニームバリア」が1番効果があがっています。
http://www.consol.co.jp/shop/

ニームバリアの使いかたについて色々疑問があったので直接メーカーの人に問い合わせをしましたら 木酢液などの酸性のものとの併用はできないとのことでしたので ニームバリアとバイタルで洗うようにしたら うどん粉が治るというよりは固まる感じでした。


それとガーデニングショーのときに ?タクトの社員の方とのお話では バイオゴールドのニームオイル+バイタルに加えて「アグリチンキ」がうどん粉に有効ということでした。
アグリチンキもまだ1度しか試していませんが ニームバリアのときほど効果が感じられませんでした。


いずれにせよ お薬ではないので 継続的な使用が必要なんでしょうね。
ただ今年は去年までうどん粉がひどかったものが 葉がキレイなものも結構あるのでそれなりに成果があったように思います。
>kazuさん、ありがとうございます。

代替農薬はどれも切れ味が悪いですね。
ウドンコ病が「治るというより固まる感じ」、
全く同感です。

我が家で、いちばん不愉快なのは、
新着苗のナーサリーで使われた薬の切れ目に、
展開したばかりの新葉がやられること。

元農薬マニアとしては、
ここでラリーかマネージが使えればと、
何回地団駄を踏んだことか。

納豆菌、気長に実験してみます。

本日は晴天なれど、南西の風強し。
「ボトピカ」散布は見送り。
今朝はうす曇り、ほぼ無風、
絶好の薬剤散布日和。

1ℓ入りのハンドスプレーに液を用意しようと思ったが、
ボトピカのパッケージは1g、指示された希釈倍数は二千〜四千倍、
2ℓも作ったのでは半分以上余ってしまう。
仕方なく薬袋紙の上で、目分量で半分にする。

見た目は淡褐白色の粉末、臭いもしない。
水道水できっちり希釈し、全てのバラの上から下まで散布。
なお余ったので、何鉢かあるクレマチスにも散布した。

さて、実験らしくするには、使用と無使用の対象区が必要。
しかし、今は同品種を複数持っていないので、
ウチのバラ中、ウドンコに最弱の「アラスカ・フォーエバー」を、
鉢の真ん中でプラ板で仕切り、半分だけ散布してみた。
前日にカリグリーンを使って、クリーンアップしておいたので、
ある程度は効果が見えると思うのだが‥‥

来週、新しい苗が到着するので、再散布するつもり。

前回の散布から、ちょうど一週間たって、
今朝も無風に近く、散布日和。

あらためて全てのバラの葉を点検すると、
ERシャーロットとHTクリムゾン・グローリーの、
展開したばかりの新葉にウドンコが出ていた。
対照実験のアラスカ・フォーエバーは、
ウドンコ固まったまま変化なし。
新たな発生株をカリグリーンで処置して、
前回の残りを散布する。

昨日きたばかりのアンナ・オリヴィエ、
マダム・ジョゼフ・シュヴァルツを、
散布する前に点検すると、
ウドンコの痕跡がありありと残っている。
ナーサリーでも苦労するんだなぁ‥‥
今朝は雨だが、ベランダでの散布に影響なし。

「病虫害」のトピに、ハダニ発生の相談があったし、
ウチもミニバラが少し怪しいので、
愛用のアーリーセーフを、ボトピカに混用してみることにする。
製造元の出光のデータには、アーリーセーフはないが、
ほぼ同じ成分のサンクリスタル乳剤は混用できるので、
まず問題はないだろう。

ウドンコの発生状況に目だった変化はない。
対照実験のアラスカは、ウドンコが固まったまま、
散布した方もしない方も見た目は同じである。
ただ、先週の新着苗にウドンコが再発していないし、
全体に悪化する様子もないので、
ある程度、予防効果は期待できるのでは。
今朝は曇り空、無風の散布日和。

ウドンコの発生状況をチェックすると、
コレは「効いているのではないか」

というのも、二回目の散布から後に展開した新葉には、
ウドンコが感染している形跡がない。
例年、この時期に発生してこないことは無かったので、
偶然発生がないとは思えない。

ただ、対象実験のアラスカの新芽が伸びていないので、
「効いている」と断言するにはまだ早い。
散布の間隔も、一週間に一度は少々短いと思うので、
次回からは農薬を使う際の標準の間隔、
二週間に一度の間隔で散布するつもり。

ヨトウムシの幼虫が発生していたので、パイベニカ混用。
これもデータ上は問題なし。

ボトピカ第一回目の散布から四週間経過、
展開した新葉と新蕾には、ウドンコ発生の兆しが無い。
何もしなければ必ずウドンコが発生する、
粉粧楼とグリーンアイスが無事なのは奇跡的だ。

露天の庭で、定期的に化学合成殺菌剤を、
予防散布していた時と比較しても、
防除効果は同等か、それ以上ではないかと思う。

雨で薬剤が流れ落ちたりしないため、
ナットウ菌で植物をコーティングして、
ウドンコ病菌を寄せつけないという、
ボトピカの効果がうまく発揮されているのだろう。

気温が30℃を超えると、
ウドンコ発生の頻度はぐっと少なくなるので、
梅雨明けまでにあと一回散布して、
秋までは休止するつもりです。
「病虫害」トピで人様のバラの虫害に、
回答しているうちに自分のバラの被害が、
どっと増えて来てしまった。

そこで昨日の夕方、
ボトピカにBT剤(トアロー)を混ぜて散布した。
チョウやガの幼虫の食害は、
夜間にひどくなることが多いので、
食毒性のトアローは、
暗くなる時間帯に散布するのが効果的。

面白いことに、
ボトピカの納豆菌とトアローに使われている、
バチルス・チューリンゲンシス菌は、
ごく近縁の細菌なのだが、
ナットウは虫には全く効果がない。
反対にBT剤はウドンコ病には効かない。

肝心のボトピカの対照実験は、
アラスカ・フォーエバーが最近の高温で落葉し、
何のための観察か訳が分からなくなってしまった。
ウドンコは依然として発生していませんが‥‥
申し訳ありませんです。

(写真左がヨトウ、右がシャクトリガの幼虫による食痕)
ここ二三日、めっきりと気温が下がったので、
ボトピカの散布を再開。

ウドンコ病は、春先にポンと気温が上がったときや、
秋口に涼しくなり始めた頃から発生が増えてくる。
今のところ、散布を休止して以来の発生はないが、
ボトピカに予防効果を期待するなら、
このタイミングで撒くべきだろうと判断する。

バラもそうだが、それ以外の鉢植えも、
夏の間に随分と葉が茂ってきていて、
ワンパック分2リットルを全て散布して、
ちょうど間に合った。

次は夏剪定の後に散布の予定。
夏剪定の後、全ての新蕾と新葉を調べたが、
ウドンコ病発生の兆候無し。

以前から気になってはいたのだが、
新葉は水を撥じきやすい性質があるので、
ボトピカが部分的にうまく乗っていないようだ。
そこで近年進歩の著しい機能性展着剤を使ってみる。

「スカッシュ」という機能性展着剤は、
主成分が食品添加物のソルビタン脂肪酸エステルで、
ハダニ・ウドンコ病用のスプレーとして、
市販されているカダン・セーフと同じものであり、
主剤の効果を増強し、安全性も高い。

ボトピカの希釈倍率は二千倍から四千倍、
スカッシュの希釈倍率が一千倍から二千倍だから、
主剤より展着剤の濃度が濃いということになる。
一般的な展着剤はホンの一滴いれるだけなので、
これは補助剤といった方がいいかも知れない。

剪定でボリュームがだいぶ減っているので、
1リットルで全ての株に撒き終わる。

(写真は夏剪定の副産物)



じんぼさん こんばんは。

「スカッシュ」は知りませんでしたので検索しましたら こんなの見つけました。
http://www.ns.zennoh.or.jp/back_num/2006/02/images/manure/145_2_3.pdf

ホトピカの展着剤として使われるのなら「アビオンE」のほうが適材のように思いますが いかがでしょう?
私は ニーム等にもアビオンを使っています。

私は今年ハダニが出てしまったのでスカッシュを使ったほうがいいみたいで・・・あせあせ(飛び散る汗)

スカッシュは農業資材コーナーのあるホームセンターなどで購入できますか?
お買い物に出かけなくては車(セダン)
ちなみにアビオンは私の知る限り農協しか取り扱いがないようです。
>kazuさん

さすがに鋭いご意見!
雨のかかる場所では「アビオンE」のほうが、
固着力が断然優れていると思います。

ただ、我が家でもkazuさんのお考えと同じく、
ミニバラのハダニがひどい状態なので、
少しでもコントロール出来ればと、
「スカッシュ」を選択しました。
展着剤としての新葉・新蕾の濡れ具合はいいようで、
だいぶ薬液の節約にはなっています。

「スカッシュ」はインターネットで検索した、
「農家の店 みのり」から通販で取り寄せました。
本体と送料が同じくらいでした(嘆)。


台風、お見舞い申し上げます。
皆様のところは御無事だったでしょうか。

この時期、一番ユーウツなのが台風の襲来。
風雨の被害はもちろんのこと、
当方のように海岸に近い場所では、
塩害というありがたくない置き土産まである。

まず昨日は夕方、バラを花台から鉢下ろし、
枝葉が擦れて痛まないようにヒモでぐるぐる巻きにして、
なるべく風の吹き込まない場所の床に詰めて並べる。
それから、少しでも塩害を軽くすべく大量の水遣り。

幸い、夜半の風雨はさほどのことはなかったが、
今朝は今朝とて花台へ鉢戻しの重労働が待っている。
テラコッタの十号鉢などギックリ腰になるほど重い。
そして台風一過の日光がカッと照りつける前に、
シリンジで塩分を洗い落とし、水遣りをしないといけない。

そこで二度手間を避け、シリンジを兼ねてボトピカを散布。
2ℓ分用意したが足りなくなりそうだったので、
途中で水を混ぜてごまかす。
ベランダが台風よりもビショビショになりました。

ウドンコの発生はありません。
ついにキタァ〜、ウドンコ病!

スーヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾンの新葉が、
嫌なカタチにひん曲がっていたので、
裏返したらすでに白い胞子が出ていた。

耳なし芳一の耳と同じで、
どんなに丁寧にボトピカを撒いたつもりでも、
かけ洩らしというのは出てしまうものだ。

カリグリーンで患部を洗浄して、株全体にも散布。


もっと参ったのは、
台風の直後、鉢を移動している最中に、
マダム・ブラヴィの幹が妙にグラグラするのに気付き、
もしや、と思って表面の土を掘り返したら、
ピンポ〜ン!コガネムシの幼虫が出現!!

株を抜いたら、出るわ出るわ十五匹。

ほとんど白根を食い尽くされていて、
マダム・ブラヴィは剪定して植え替え、
現在ICU(日陰)で面会謝絶です。

(写真はウドンコ初期の患部、コガネは掲載配慮)
台風後、半月ぶりのボトピカ散布。

しかし粉粧楼、グリーンアイスなど、
もともとウドンコに弱いバラにチラホラと、
花首を中心に白いものが発症してきている。
急速に花芽が成長するものほど組織が柔らかく、
菌糸も侵入しやすいのかも知れない。

今回もカリグリーンで患部を処置してから、
ボトピカの全面散布をする。

ただボトピカを撒くだけでは芸がないので、
今回はハイポネックスの開花促進液を混入する。
主成分はおそらく第一リン酸カリウム。
これの単体は「ホスポン‐F」という名前で売っていて、
キクの栽培をした人なら誰でも知っているという、
花芽がつかない、花色が冴えないというときの特効薬である。
葉面散布する肥料なのだが、ハイポは指示していない。
バラには使ったことがないので効果は不明。

マダム・ブラヴィは回復してきています。
前回の散布から、だいぶ間が空いてしまいました。

おかげで、バリアが破れるのを待っていたかのように、ウドンコが拡がりはじめてしまった。やはり、成長の早いバラからやられていくようである。面白いことに成長の遅れたマダム・ブラヴィは発症していないのだ。

手をこまねいてもいられないので治療を考えねばならないが、常用のカリグリーンは即効性はあっても残効が短すぎるのが弱点で、撒いても撒いてもモグラ叩きのようなことになりがちだ。そこで、いろいろ思案した結果、カリグリーン+アーリーセーフという組み合わせを試してみることにした。

これは、ウドンコに対する欧米の古典的処方の、ベビーオイル+重曹の組み合わせの近代化バージョンで、古典版は効果の出る濃度と薬害の出る濃度が接近していて、気温が上がると葉枯れがおこるような問題があった。カリグリーン+アーリーセーフは、同様のハーモメイト+サンクリスタル乳剤がイチゴ農家でよく使われているということもあり、効果と持続性、薬害の点でも安心できるはずだ。

水1lに対してカリグリーン1,2gとアーリーセーフ2ccの割合で混合し、ウドンコを発症している株全てに散布。

ウドンコ発生が落ち着いてから、ボトピカを散布するつもり。
ウドンコ病は完全に沈静化したが、念のため6月に撒き始めてから、今回で12回目の散布。
これからは休眠に向かう時期でもあり、ウドンコが出たとしても部分的に対処すればよいので、今年のボトピカ散布はコレで最終とします。

最後にボトピカの効果と問題点についてまとめを少し、

まず、ボトピカの効果は植物の地上部分を、まんべんなく均一にコートすることによって、病原菌が取り付くのを防ぐことであり、直接的な殺菌作用のある化学合成農薬とは、以下のような点で違いがある。

1、ウドンコ病の予防効果は確実に期待できるが、
  発症してからの治療効果はほとんどない。
  しかし一気に感染が拡大する危険は減らすことが出来る。

2、かなり頻繁に散布しなければならない。
  新芽の成長と新葉の展開が早い時期、
  4月半ばから梅雨明けくらいの期間と、
  9月上旬から11月上旬までは、
  1週間に1度以上の間隔で散布しなければ、
  十分な予防効果が期待できない。

3、散布する薬液の濃度よりも、
  いかに均一にムラなく散布できるかが、
  より重要なポイントであり、
  散布のタイミング、スプレーの性能、展着剤など、
  研究の余地があると思われる。


ということで、ボトピカ実験はいったん休止し、
来春から再開することとします。
長らくのお付き合い、ありがとうございました。

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