理想の花の咲かむまでコミュの清陵勉強会のご案内

第145回清陵勉強のご案内です。
ご興味のある方はご参加ください。
　　　　　
　　　　　　　
4月例会（第145回）清陵勉強会のご案内　　

本年2回目の４月の講演は、60回生の二木隆（ふたきたかし）氏による「アンチエイジング―高齢者の生き様に活力をー」です。同期生の「ミクロサロン三和会」の会長で当勉強会の会員小平宏さんからの推薦で実現しました。講師の二木さんは、1,990年（平成2年）江戸川区で耳鼻咽喉科・めまいクリニックを開業し、毎日多数の患者さんを診ている現役の医師です。専門は、神経耳科学で、現在、日本めまい平衝医学会顧問をされています。
「私は医学の徒であることは間違いないし、実際患者さんは皆高齢者である。私は76歳であり、がんサバイバーである。ところが、日本の現状を見ると、その半数が癌死という状況であり、若返り法、予防法、生き方論だけではカバーできない問題を含んでいる。迫りくる死の現実からの距離として、日々の生き様をどのように構築していくか、一つの戦略として考えてみたい」と。
ご趣味も多種多芸で、還暦を迎えた1,997年（平成9年）にドイツリートリサイタルを開催し、シューマンの「詩人の恋」を全曲歌ったそうです。3年後の2,000年には、開院10周年のリサイタルも。その後、医業は順調に推移しているそうですが、病魔に侵された奥様が昨年帰らぬ人となり、また、自分のがんも見つかり、その時は沈憂の淵に落とされたそうですが、「再び槌を振り上げて」、昨年9月に追悼のファイナルリサイタルを開催されたそうです。
下諏訪中、清陵高校在学中にNHK合唱コンクール出場や音楽会で独唱をされたことがその後開花し、７回のリサイタルの開催につながっているようですが、京大医学部の60年代は安保闘争、70年代はインターン（臨床医研修）制の変革を成し遂げた華々しい経歴の持ち主です。著書「京大の石松、東大へゆく」（2,010年文芸春秋刊）にはこの間のこのことが十分語られています。1,975年(昭和50年)には「メニエール病」で医学博士号を取得されています。主な著書には「めまいの医学」、「めまいの診療室」（中央書院）、「耳鳴り、めまいがたちまち消える本」（マキノ出版）のほか、この1月には「楽興の時　愛する人とシューベルトを」（幻冬舎刊）を上梓されました。
ご講演にご期待ください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

日　時 2014年４月22日(火) 18時~20時　　開場17時半
会　場「剛堂会館」1階左側会議室　東京メトロ有楽町線麹町駅出口①から徒歩３分
千代田区紀尾井町3-27 　 ※当日の会館へのご連絡はご遠慮下さい。
講　師二木　隆氏（医学博士　二木・深谷耳鼻咽喉科医院・めまいクリニック理事長、バラニー協会正会員、日本耳鼻咽喉科学会評議員　 60回生）　
演　題『アンチエイジングー高齢者の生き様に活力をー』　会費 500円(会場費等)
懇親会講演会終了後別会場（そば高田屋）で講師を囲み、懇談をします（会費は別途）。
連絡先講演会及び懇親会のご出欠を４月15日(火)までに事務局へご連絡下さい。
　　　米山廸男（63回生） mk-yone3545@angel.ocn.ne.jp T/F＝043-287-2422
　　　飯島由美子（70回生） melissa.5124yi@beach.ocn.ne.jp
　　　　　関屋　孝行（76回生）　　taka.seki55@gmail.com

■突然の来訪で資料などが間に合わない場合があります。必ずご連絡をお願いします。