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私の勉強部屋コミュのカネミ油症

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カネミ油症事件

カネミ油症事件(カネミゆしょうじけん)とは、1968年に、PCBなどが混入した食用油を摂取した人々に障害等が発生した、主として福岡県、長崎県を中心とした西日本一帯の健康被害事件。

手引きみたいなのをみつけたので、読んでみました。


最近、ダイオキシン類やPCB類が毒性を発揮するためには、
「ダイオキシン受容体Arylhydrocarbon receptor(AhR)」が必要であることが分かってきました
(1,2,3)。ダイオキシン類がAhRに結合すると、細胞の中で強い酸化反応が起こり、活性酸素が過剰に産生され、酸化ストレスによって細胞内のいろいろな蛋白質やDNAが傷ついてしまいます。


(これ、厚労省が作ったパンフレットらしいので、内容おかしかったら教えてください)

http://www.kyudai-derm.org/kanemi/image/kanemi.pdf


酸化ストレスによって細胞がたんぱく質やDNAが傷つくと言うのは放射能被曝に似てますね。

コメント(3)

台湾でもあったんですね。


台湾PCB中毒汚染後の14年間の追跡調査 (PCB中毒後の塩素座瘡、甲状腺腫、関節炎)  http://www.kcn.ne.jp/~azuma/news/Sept1999/990905.html …

上〜抜粋。
ポリ塩化ビフェニール(PCBs)は、安定性が高く、電気的、熱的特性が優れているため、絶縁油や熱媒体として電気製品やノーカーボン紙などに広く使われていました。しかし、1968年に北九州を中心に発生した「カネミ油症事件」の後、日本国内では1972年に生産中止になりました。また、1974年に化審法(化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律)の第1種特定化学物質に指定され、国内では製造・販売・使用が原則的(許可を受けた場合は可能ですが前例はありません)に禁止されました。 

「カネミ油症事件」は、米ぬかから抽出したライスオイルの脱臭工程で使われていた熱媒体(PCBs)が、ライスオイル中に漏れて汚染したことが原因とされています。そしてそれを食べた人々の皮膚に、黒色のニキビ状の吹き出物などが発生しました。また油症患者には、手足のしびれ感など神経症状を訴える人々が多く発生しました。そして、ライスオイルを摂取した母親から生まれた子供には、皮膚の一部が黒くなる色素沈着が見られ、血液中からは、母親から移行したと思われるポリ塩化ビフェニール(PCBs)などが検出されました。[1]。 

これらの症状の原因物質は、後の研究でポリ塩化ビフェニール(PCBs)中に不純物として混入していたポリ塩化ジベンゾフラン(PCDFs)やコプラナーPCB(Co-PCBs)であることが分かりました。PCDFsやCo-PCBsは、ポリ塩化ジベンゾダイオキシン(PCDDs)と同じダイオキシン類に含まれています。これらのダイオキシン類は、個々の物質に定められた毒性等価係数(TEF)を用いて、最強の毒性をもつ化学物質と言われる2,3,7,8-四塩化ダイオキシン(2,3,7,8-TCDD)に換算されて、TEQ(毒性等価量)で表されます。日本では、1998年5月の世界保健機関(WHO)専門委員会の報告をベースとし、1999年6月21日に厚生省と環境庁の合同研究チームがダイオキシン類の1日摂取許容量(TDI)を4 pgTEQ/kg体重/日(1日当たり、体重1kg当たり、4ピコグラム;4グラム/1兆)とする報告書を発表しました。 

日本の「カネミ油症事件」から11年後の1979年に、同様の事件が台湾(Yucheng)で発生しました。この事件の場合も「カネミ油症事件」と同様に、ライスオイル中に熱媒体(PCBs)が混入したことが汚染原因とされています。これら2つの油症事件は、これまで多くの研究が報告されています。世界保健機関(WHO)の「環境保健クライテリア」では、油症事件や職業上での曝露によるポリ塩化ビフェニール(PCBs)のヒトへの影響について、次にように概説しています[2]。 
ももさんの日記
http://mixi.jp/home.pl?from=global#!/diary/26173757/1937165874

自分のコメント

皆さんもご存知かもですが、カネミ油症の米油って、米ぬかの部分から油を取るために溶剤を使って溶かして、それで、最終的には脱臭の段階で PCBを配管に通して、熱を加えて脱臭みたいなことをしてて、その配管が壊れたから起きたってことになってるらしいんですが、図 http://matome.naver.jp/odai/2135204214385341701

溶媒を入れる抽出法ってのがあって(いわゆるヘキサン≠ベンジン(主成分がヘキサン)らしいんですけど
http://hilinesoftvollyballl.info/blog/?p=231

高温かけると蒸発するってことになってるけど、本当に大丈夫か。それがダイオキシンになってるんじゃないか(ヘキサンの成分に不純物が残ってるのでは)と言う指摘がありました。

どのくらい不純物が残って何割ぐらいどうなるかわかりませんけど、もし加熱温度が不十分なら、ヘキサン自体も有毒なので、結構もう日常的に毒と隣り合わせになっとるなあ。と言う気が私もしています。

又PCB廃棄が破綻してるらしいのですが、余り話題に上らず心配してます。
もともとの被害者の皆さんは今も苦しみ続けて終わってないこの事件ですが、又新しい被害者が出る可能性も懸念されます。

今どうなってるんですかね。→ 2013/09/28 【福岡】「日本のPCB処理は破綻している」 〜原田和明氏講演 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/104018 @iwakamiyasumiさんから

カネミ油症発症メカニズム解明 発生48年で初 厚労研究班(西日本新聞) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-00010009-nishinp-soci #Yahooニュース

■厚労研究班 発生48年で初めて

 国内最大の食品公害、カネミ油症の発症メカニズムが、厚生労働省の全国油症治療研究班(班長・古江増隆九州大教授)により、1968年の発生から半世紀近くたって、ようやく明らかになった。発症当初、多くの患者に吹き出物などの皮膚症状がみられたのはなぜか−。研究班によると、米ぬか油に含まれた原因物質のダイオキシン類が、皮膚を守るタンパク質の生成を邪魔したためで、世界で初めて突き止めたという。

 研究班によると、油症の発症に最も重要なのが、細胞内に存在する「AhR」という分子。これが、ダイオキシン類のポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)などと結合すると、細胞や遺伝子を活性酸素が傷つける「酸化ストレス」が増え、体調不良を引き起こすと大まかに考えられてきた。
漢方の成分がAhRとダイオキシン類の結合を抑制

 ただ、こうした構図が詳細に分かってきたのはここ数年で、研究班はAhRの役割について多方面から検証に着手。マウス実験などを重ねた結果、AhRは一般の人だと別の物質と結合し、皮膚を守る角質層の形成に必要なタンパク質を生成する機能が新たに判明した。傷を早く治す役割にも関与していた。

 AhRは皮膚細胞に多く存在する。PCDFを含む米ぬか油を多食した当初、AhRがPCDFと結合してしまったために本来の役割を果たせず、吹き出物ができたり、黒ずんだりする異常な皮膚症状が特に目立ったとみられる。

 患者のPCDFは徐々に体外に排出されるものの、今でも一般より血中濃度は高く、酸化ストレスが健康被害を招いている。患者の3割には何らかの皮膚症状も残っている。

 研究班は現在、漢方を使った治療研究に力を入れている。漢方の成分がAhRとダイオキシン類の結合を抑制するなどの効果が分かってきたためで、班長の古江教授は「研究成果を治療法の開発につなげたい」としている。

西日本新聞社

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